市原市に憲法と地方自治を活かす会 1040
平成29年度市原市の予算に関する審査が以下の日程で行われます。
市原市の当初予算は、594億9,650万円
市原市の最終決算は、歳入 1,600.1 億円。歳出 1,560.0 億円
これらが、市民生活のどの分野に、どれだけ使うか、については、第1回定例会から第4回定例会・平成30年第1回定例会における補正予算審査で決定し、平成30年第3回定例会で、どのように使われたか、以下の日程で審査されます。
本来ならば、市民が厳しくチェックしなければならないと言えます。主権者であり納税者だからです!
1.市民が議員任せではなく、実際に議会審査がどのように行われているか!
2.どのように使われたか、実際に議会審査がどのように行われるか!
しかし、実際は、議会傍聴は、本会議にあるだけで、常任委員会・予算決算審査特別委員会にはほとんど傍聴がありません!
特に、常任委員会においては、予算案やそれを具体化するための条例案が提案されていますが、審査は、極めて形式的と言わなければなりません。
1.議員は、執行部の提案の説明を聞いて、「確認」することが多い!
2.自らの調査に基づいて、執行部の提案の変更を求める提案は、ほとんどありません!
3.意見が異なる場合でも「討論を省略して採決」が行われています。こんなのありでしょうか!?
4.審議の中途で、「暫時休憩」を入れて議事録に掲載されないようにして審査が行われています。
5.特に決算審査特別委員会においては、来年度予算案に対する「要望・要求」が多くなります。
6.予算審査特別委員会においては、予算の変更を求める意見は、ほとんどありません!
7.陳情については、ほとんど受け入れていません!
8.否決した陳情は、その後に具体化する場合が多い!
9.そうして予算も決算も、執行部提案のとおり決定されているのです!

これで、議会は市長に対するチェック機能を果たしていると言えるでしょうか!

多くの市民の皆さんが、議会傍聴行動をとること、予算決算書を検討して、実際のところは、税金がどのように使われているか!厳しく点検してほしいと思います。

市原市に憲法と地方自治を活かす会としては、今後も検討を深化させていきたいと考えています。
何卒、ご協力・ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます!
では、今回の予算審査特別委員会に至る経過を一覧してみます。
ご覧ください!
平成29年度予算について
当初予算 平成29年度予算書予算の概要この時点では「案」

一般会計予算は、907億3,000万円(前年度比△7.0億円、0.8%減)で、5年ぶりのマイナス予算となるものの、過去2番目の規模となりました。
特別会計では,5会計全体の予算額は、642億4,870万円(前年度比+1億5,290万円、0.2%増)となりました。
公営企業会計である水道事業会計は45億1,780万円(前年度比△2億5,440万、5.3%減)となりました。
これらの結果、市全体の予算額は、594億9,650万円(前年度比△8億150万、0.5%減)となりました
。(引用ここまで)

平成29年度予算編成方針について

予算編成方針のポイント・ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。予算編成方針
日程一覧
会議名開催予定日

場所(議会棟)

傍聴の定員議題
教育民生分科会

平成30年9月19日(水曜)

全員協議会室10名

別紙

経済環境分科会

平成30年9月20日(木曜)

全員協議会室10名別紙
建設分科会

平成30年9月21日(金曜)

全員協議会室10名別紙
総務分科会

平成30年9月25日(火曜)

全員協議会室10名別紙
決算審査特別委員会全体会平成30年9月28日(金曜)本会議場80名

別紙

平成28年度の決算について詳しく知りたい場合は、下記の資料をご覧ください。

主要な施策の成果及び予算執行の実績報告書決算カード広報いちはらに掲載した予算・決算(9月末にネット上に公開されます・資料は販売しています)
なお、市原市議会の本会議・常任委員会・予算決算審査特別委員会中継されます。以下をご覧ください。
議会中継
なお、平成30年度予算については、平成30年第一回定例会で審査され決定されています。
平成30年度予算書 市原市をご覧ください。議案審査日程は平成29年度決算審査の場合と同じです。
以下を検索してみてください。議会中継でも見ることができます。
平成30年  3月 予算審査特別委員会(総務分科会)
平成30年  3月 予算審査特別委員会(建設分科会)
平成30年  3月 予算審査特別委員会(経済環境分科会)
平成30年  3月 予算審査特別委員会(教育民生分科会)
平成30年  3月 予算審査特別委員会