7話でラブコメから一気呵成に物語の本題へと流れを変えた『RWBY』。
ここから、シーズン1のfinale1のフィナーレへと期待は募るが、とりあえず物語りはスローダウンする。
 
犬の名前は「Zwei」。英語発音だと「ズワイ」で蟹みたいだが、もともとはドイツ語の「2」。「ツヴァイ」と発音する。
海外でも人気のある『Cowboy Bebop』に出てくるコーギー「アイン」(ドイツ語で「1」を意味する)が元ネタである。
あと久しぶりのヴェルヴェットの登場。チーム名は「CFVY」で「コフィ」と読む。つまりは「コーヒー」だね。メンバーの名前は、ココ、フォックス、ヴェルヴェット、そしてヤツハシ。
なんでヤツハシやねん、と思った日本人多数。

 
 
先生側の描写もちゃんとしようとしているところに好感が持てる『RWBY』。こういうものすごい早口の研究者は実在する。目撃したことがあるのは、数学者の深谷賢治氏とか。思考スピードに口がついていかず、言葉が詰まってしまう勢いだったことが印象的である。
まあ、それは置いといて、先生はそれぞれが「ハンター」になりたい理由を質問してまわる。なんか面接みたいだな。
そこから各キャラクタの内面掘り下げになるわけだが、ブレイクの口からアダムの名前が出てきてテンションが上がる。ようやく出てきたか。
で、ルビーのピンチ
ところで、最後の「ともだちんこ」は何なんでしょうかね?


これぞ『RWBY』の醍醐味! アクションシーンの連続!
列車アクションはBlackトレイラーっぽいし、個人的には『Final Fantasy 7』を思い出す。そして一直線になっているから、戦線を無駄に拡大せずに狭い範囲で闘えるから、話が作りやすい。一対一にも自然に持ち込める。
製作者にとって都合の良い展開に全て説得力を持たせられる魔法のセッティングなのだ。あと列車が次々と切り離されて、タイムリミットが迫ってくる演出も、良い。これもどこかJRPGっぽい気がする。
もちろん、その上でアクションに全力投球するから素晴らしい作品ができる。
以前『RWBY』は多人数のリアルタイムのアクションが素晴らしいと言ったが、そもそも日本の格闘ゲームから強い影響を受けた作品なので、一対一の戦闘もすごいのだ。
ヤン対ニオは、170センチ対145センチという身長差対決。瞬きするたびに目の色が変わるニオが体格的に勝っているヤンを真っ向勝負で圧倒する燃える展開である。最初のメンチ切りの音楽、静から動へと一気に移る演出、傘を有効に使って相手の攻撃を受け流し幻惑し、しなやかに思わぬ足技や傘の打撃を繰り出す格闘スタイル、何もかもが素晴らしく、vol.2のベストバウト。バック宙で攻撃を避け、優雅に脚を組んで座り、ポーズをとって挑発するように相手を見るところは、まさに王道演出の極み。
ホワイトファングの隊長対ワイスは、Whiteトレイラーをやはり思い出す。魔法陣を次々出して、四方八方から攻撃するのは、格闘ゲームのゲージ技のようである。
ブレイク対ローマンは、ワイスが手渡したダストを使って雪辱を果たす演出が憎い。ワイスとブレイクの間の蟠りが解けていることを表している演出でもあるし(ホワイトファングとしてシュニー社からダストを強奪していた人間に、シュニー社の社長令嬢がダストを手渡しするのだ)、前回自分の能力は逃げているだけだ、という発言の反証にもなっている。戦闘シーンの音楽は毎回素晴らしいが、ここのピアノも出色である。
そしてヤンのピンチに謎の人物登場。どこかで何回も見たことある展開だが、面白いから何回も使われているのだ。細かいところをしっかり工夫し、いつも何か新しい部分を加えようとすれば、まだまだ使える。 
「ともだちんこ」は慣れた。

 
vol.2のフィナーレ。
前回と比べると、アクションの出来も盛り上がりかたも、少し落ちるところもあるような気がするが、収穫はエメラルド、そしてなによりチーム「CFVY」の戦闘シーンであろう。
パワータイプのヤツハシ、スピードタイプのフォックスとヴェルヴェット、そしてリーダーのココだが、見た目からキャラ立ちしていていい感じ。フォックスがオーラで相手を破裂させたとき、後ろでヤツハシがヴェルヴェットをかばっているのもポイント高い。ココがフォックスの尻を触って褒めるのも、セクハラ女上司な感じでいいんじゃないでしょうかね。ここの音楽もテンションアゲアゲだが、ココの戦闘シーンと同時に女性ヴォーカルに変わるなど、細かいところにも気が利いている。
さてさてストーリーの方は、とりあえず事態は収拾し、ローマンは捕まり、チーム「RWBY」の活躍で敵の計画を一個潰した結果にはなっているんだけど、シンダーは「成功」と言っているし、どうなることやら。
アダム、そして謎の女(ヤンの母親だろうか?)も登場して、シーズン2への期待はいやがおうにも高まるというもの。
それまでは「ともだちんこ」を見るしかないのかなあ