先日見たパンティ&ストッキングwithガーターベルト(今季一番の日本アニメ)の最終回が衝撃的というかアホらしくて、いまだにショックから立ち直れないわけですが、そこで兄弟というものについて考えてみたりみなかったりしてみた。パンストの場合は姉妹でしたが、やはり兄弟といえばカインとアベルの時代から表現の一大テーマなわけです。そういえば、ミュージシャンで兄弟といえば、誰がいるだろう? やはりoasisのギャラガ―兄弟? Devoのボブ12も気になるところだ。
というわけで今回はSparks。QueenやNew Orderなんかにも影響を与え、マニア人気は世界的にあるのだけれど、やはり日本での知名度は低めな感じだしね。
とにかく見てみよう。『All You Ever Think About Is Sex』
踊りながら歌ってるのが弟のラッセル・メイルでキーボードを弾いてるパイまみれのヒットラーもどきが兄のロン・メイル。その他のメンバーは基本的にどこかからかき集めてきた有象無象です。
しかし。こいつらスタイルが独特過ぎていつの時代のバンドなのかよく分からんが、何と1960年代から活動しているらしい。それが今も現役で、スタイルを変化させ続けているというから大したものである。そしていつの時代も弟は無駄に天真爛漫だし(老けて声が出なくなったけど)兄はいつまでも怪しいままで、良いことである。
続いて『Mickey Mouse』
しかしふざけた歌だな。そしてラッセルの天真爛漫さが不気味の域まで達している。どんな服だよそれ。そしてその横で黙々と演奏以外の何かをしているロンが面白過ぎる。
Sparksの最高傑作アルバム『Kimono My House』の中の一曲『Amateur Hour』
74年の曲ですよ奥さん(映像は75年)! 驚異的な先見性。今の曲でもいいくらいなのに。そしてエスカレーターに巻きこまれそうなマフラー……
同じ番組の映像。『Something for the girl with everything』
弟は元モデルなのになぜ兄はこんなに気持ち悪いのだろうか。
私はこの手の基本ポップ何だけど良く分からない気持ち悪さがあるのが好きなんだなと思う。DevoとかOingo BoingoとかB-52'sとか。
83年のGo Go'sのジェーンとの共演。『Cool Places』
馬鹿っぽい映像と兄が異様の一言に尽きる。
割と最近のSparks。『Dick Around』
年取ってラッセルの天真爛漫さはなくなったけど、いろんなスタイルを吸収しちゃんと彼らにしかできないことをやっているのはとにかく偉い。音楽的にもクラシックや典型的ロック等色々なものが混ぜてあって飽きない作りになっている。
老けた兄弟。『Thie Town』
老けたラッセルは少し悲しいけど、老けたロンはより正しい姿に近づいたような気がする。その道を真っすぐ進めばいいと思う。バキューーン
最後にもう一つ。『When Do I Get to Sing My Way?』
こうして見ると結構似てるんだなあ、この兄弟。
しかしラッセルも還暦を過ぎて、もう40年以上も兄弟でコンビを組み続けるってのはちょっと他に例のないことなんで、できるかぎり長生きして、このまま息長く気持ち悪くあり続けてほしいものですな。
Kimono My House
アーティスト:Sparks
Fontana Island(2008-04-22)
販売元:Amazon.co.jp
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アーティスト:Sparks
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というわけで今回はSparks。QueenやNew Orderなんかにも影響を与え、マニア人気は世界的にあるのだけれど、やはり日本での知名度は低めな感じだしね。
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踊りながら歌ってるのが弟のラッセル・メイルでキーボードを弾いてるパイまみれのヒットラーもどきが兄のロン・メイル。その他のメンバーは基本的にどこかからかき集めてきた有象無象です。
しかし。こいつらスタイルが独特過ぎていつの時代のバンドなのかよく分からんが、何と1960年代から活動しているらしい。それが今も現役で、スタイルを変化させ続けているというから大したものである。そしていつの時代も弟は無駄に天真爛漫だし(老けて声が出なくなったけど)兄はいつまでも怪しいままで、良いことである。
続いて『Mickey Mouse』
しかしふざけた歌だな。そしてラッセルの天真爛漫さが不気味の域まで達している。どんな服だよそれ。そしてその横で黙々と演奏以外の何かをしているロンが面白過ぎる。
Sparksの最高傑作アルバム『Kimono My House』の中の一曲『Amateur Hour』
74年の曲ですよ奥さん(映像は75年)! 驚異的な先見性。今の曲でもいいくらいなのに。そしてエスカレーターに巻きこまれそうなマフラー……
同じ番組の映像。『Something for the girl with everything』
弟は元モデルなのになぜ兄はこんなに気持ち悪いのだろうか。
私はこの手の基本ポップ何だけど良く分からない気持ち悪さがあるのが好きなんだなと思う。DevoとかOingo BoingoとかB-52'sとか。
83年のGo Go'sのジェーンとの共演。『Cool Places』
馬鹿っぽい映像と兄が異様の一言に尽きる。
割と最近のSparks。『Dick Around』
年取ってラッセルの天真爛漫さはなくなったけど、いろんなスタイルを吸収しちゃんと彼らにしかできないことをやっているのはとにかく偉い。音楽的にもクラシックや典型的ロック等色々なものが混ぜてあって飽きない作りになっている。
老けた兄弟。『Thie Town』
老けたラッセルは少し悲しいけど、老けたロンはより正しい姿に近づいたような気がする。その道を真っすぐ進めばいいと思う。バキューーン
最後にもう一つ。『When Do I Get to Sing My Way?』
こうして見ると結構似てるんだなあ、この兄弟。
しかしラッセルも還暦を過ぎて、もう40年以上も兄弟でコンビを組み続けるってのはちょっと他に例のないことなんで、できるかぎり長生きして、このまま息長く気持ち悪くあり続けてほしいものですな。

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