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2012年02月

東宝の壮絶な勘違いでありニコニコ動画運営の怠慢

youtubeでもニコニコ動画でも著作権違反の申し立てがあったなどして、削除された動画は動画サイト内の検索には出ないが、ウェブページ自体は残ってて、検索エンジンには掛かる。いわゆる「跡地」である。

ニコニコ動画では削除された後はどこの訴えで消されたかが簡単に分かるうえ、削除後もコメントが出来るので、、そこで運営や著作権者に対する恨み節が展開されたりする(それが人を食った音楽とセリフに相乗して、独特の雰囲気を作っている)。私は現行の著作権法については微妙な意見を持っているが、今回はそれには問わない。
ただ、この跡地が残ってしまうがゆえに、事象著作権者とニコニコ動画運営の恥が半永久的に残ってしまった例を紹介したいだけだ。

帰ってきたウルトラマン OP

なぜ東宝が『帰ってきたウルトラマン』のOPについて申し立てをするのか。これの著作権者は東宝ではなく円谷プロダクションであり、円谷はニコニコ動画での使用許可を与えているはずなのに。
そしてなぜ、こんな勘違いの申し立てをホイホイ聞いて、ニコニコ動画の運営は動画を消しているのだ。
youtubeでも偽の申請で初音ミク動画が消される問題が発生したりしたが、しっかりしてほしいものである。


せっかくお釣りが綺麗になるようにしたのに……

自販機で130円のスポーツドリンクを買おうとして、100円玉がなかったから、1000円札入れて、10円玉三個入れて流れるようにボタン押そうとしたら、ボタン押すのとほぼ同時、正確にはその直前に右下の釣り銭口でチャリンて音がして、それがなんなのか脳が理解する前にもうボタン押しちゃってて、それで慌てて金額表示を見たら、丁度「1020」て出てるのが「890」に代わる瞬間で、絶望に打ちひしがれて立ちつくしている俺の眼前に、チャリンチャリンと無情な多すぎる音が響くのだった。
さ、今から頑張るぞ! って気合い入れる流れなのに、いきなりテンションだだ下がりだよ。

神話(4)

俺たちはどす黒い雲の下、その雲にとけ込んでしまいそうな黒い服を着て、しかも悪い冗談みたいにみんな同じような色をしたこうもり傘の下に身を隠して立ち尽くしていた。傘の下から少しでも体を出して雨に濡れてしまって、その雨まで黒かったらどうしようと考えてしまったりしていた。案外、この場面には実に適切だと納得してしまいかねなかった。
 俺たちな前には墓があった。雨に濡れた、冷たい、もの言わぬ石の固まりだ。塵は塵に、灰は灰に。どんなに優美に見えようが所詮柔らかい肉でできた人は早晩滅び、そのかつての存在を証拠立てる石だけが長く残るのだ。おそらく記憶よりも。
 俺たちは肉のはかなさに思いを馳せながら、在りし日の墓の主を思い浮かべていた。内気で、どちらかというとクラスでも目立たない方だったこいつは俺たちの格好のいじめの的だった。そしてそのいじめが、今回のこいつの死の直接の原因だったのだ。責任は俺たちに、そしてこの俺にあるのだ。直接手を下したのは俺だったのだから。その自責の念が、全員の心をあの日へと飛ばしていく。今日につながる選択が行われたあの日に。

 退屈な授業しか提供してくれない学校生活に退屈した俺たちは、その数日前からいろいろなものをあいつに無理矢理食べさせることを暇つぶしの遊びにしていた。あいつは最初は嫌がっていたものの、少し脅せばあきらめてどんなゲテモノでも目をつぶってなんとか口にして、遮二無二飲み込んだ。目に涙を浮かべて、見ている俺たちすら吐き気を催すような代物を必死に嚥下するあいつの姿を見ていると、それだけの根性を俺たちに抵抗するのに使えばいいのに、と不思議に思わずにはいられなかった。今思えば、多分追いつめられないとその根性が出ないタイプなんだろう。
 そしてあの日、追いつめられたあいつは初めて俺たちに反抗した。それが自分の死に繋がるとも知らずに。
 あの日、俺たちはあいつの前に学校の裏庭からたくさん拾ってきた石を持ってきて並べた。そして、それを食べろと、周りを囲んで口々にどやしつけた。あいつは、目の前に並べられた石を見つめ、時々手に取っては戻してぶるぶる震えていた。いつまでもそうして食べようとしないので、業を煮やした俺は石の一つを手に取って、あいつの唇にぐいぐいと押し付けて無理矢理口の中に押し込もうとした。
 「ほら、食べろよ! いつも見たいにさ! いつも喜んで食べてたじゃねえか! ゲロみてえなもんをな! さあ!」
 周りの連中も、「そうだ!」「いけ!」と囃し立てた。しかし、唇はこじ開けられても、その中にある歯は固く閉じられたままだった。俺は首をよじって逃げようとするのをしつこく追いかけて、顔に石を押し当てた。そして、とうとうあいつの中で何かが爆発した。
 「もうやめてって!」
 あいつが出したのを聞いたこともないようなでかい金切り声を張り上げて叫び、俺の手を強くはたき落とした。俺の手にあった石ははじき飛ばされて、ころころと地面を転がっていった。
 場がしんとした。初めての表立った抵抗に空気が凍り付いた。騒ぎ立てていた奴らはみんな、驚きに口をぽかんとあけて、俺とあいつの姿を交互に見ていた。俺はたたかれた手を押さえて、立ち尽くしていた。
 「くれるなら、食べられるものをくれよ!」
 あいつはぼろぼろ涙を流して顔をぐちゃぐちゃにしながらそう叫んだ。その後もいろいろと喚いていたが、よっぽど怒りが溜まっていたのだろう、もう言葉にはなっていなかった。
 しかし、言葉になっていなくても、それが罵倒であることは俺にもわかり、そして突然の抵抗に呆然としていた俺は、気を取り直すとともに、俺自身にもコントロールできない怒りが心中で沸き上がるのを感じ、もうどうにでもなってしまえと思った。
 そして俺は、
 「じゃあ、これでも食えばいいじゃねえか!」
 と偶然持っていたバナナをあいつに投げ与えた。あいつは、顔に投げつけられたそれがしばらくなんだかわからなかったようだが、触ったりにおいを嗅いだりしているうちに、それが今まで見たことも聞いたこともないほど甘くおいしい食べ物だということに気づいたらしく、むさぼるように食べ始めた。最初は皮の剥き方もわからずに苦労していたが、すぐにこつをつかむと、あっという間に何本も平らげてしまったのだ。

 「そうしてバナナをえらんだあいつの生命はバナナの生命のようになったんだ。バナナの木が子供をもつときには、親の木は死んでしまう。そういうふう に、あいつは死に、あいつの子どもがあとをつぐんだ」
 俺たちは、花を捧げ終わった墓から立ち去りながら、静かにそう語り合った。あの花もまた。すぐに萎んでしまうだろう。
 「もしもあいつが石をえらんでいたならば、あいつの生命は石の生命のように不変不死であったろ うに」
 あのとき、バナナなんか与えなければ。悔やんでも悔やみきれない思いが俺の脳裏をよぎり続ける。
 「おい、雨、止んできたみたいだぞ」
 誰かが言ったその声に俺は顔を上げる。すると、雲間から指してきた光が、今まで真っ黒い雲の中に沈んでいた街を照らし出している。墓場を一歩出れば、そこは住宅地であり、商店街であり、公園だ。そこでは、何人もの人間たちが忙しく立ち働き、何人もの子どもたちが楽しそうに遊んでいる。
 みんなあいつの子孫だ。あいつが石ではなく、バナナを選んだからこそ手に入れた子どもたちだ。死と引き換えの、悲しく美しい繁栄だ。
 俺は涙を拭いて歩き出した。過去の行為が何らかの意味で正しくなったわけではない。でも、だからといって立ち止まるわけにはいかない。今、ここから、歩き出さなくてはいけないのだ。
 どうやら、雨が石の表面を洗い、少しずつ形を変えていくように、俺から何かを洗い流し、少しだけ形を変えてくれたようだ。

神話(1)
神話(2)
神話(3)
神話(5)
神話(6)

“Weird Al” Yankovicの超絶替え歌集

パロディという言葉の語源は、ギリシャ語の「para」=「脇に」+「oide」=「頌歌」であり、元は音楽の用語である。
そして小学生が馬鹿な替え歌を歌っているのを見れば分かるように、今でも我々が最初に出会うパロディの形式は歌であることが多いような気がする。
なぜなら、パロディ、つまり元の作品の歪曲した模倣で笑いをとるのには、元の作品がある程度知られている必要があり、そして古くから社会に最も流通しやすい表現形式が歌であり、音楽だからである。
子どもならそれらのパロディの標的となるのは、よく知られた童謡だったりアニメソングだったりするだろうし、大人なら商品としてテレビやラジオや有線放送を通して我々の生活空間を満たしているポップソングであろう。

そして優秀なパロディは、それが何か新しいものを生んでいるかと言われれば首をかしげることもあろうが、とにかく今現在の文化の豊富さを裏付けるものであり、文化の健全さの証であろうとも思われる。

というわけでアメリカポップミュージック界が生んだ偉大なパロディスト、“Weird Al” Yankovicである。
彼は本来はポルカ歌手なのだが、大学在学時にヒット曲『My Sharona』のパロディソング『My を出すと、そちらが受けてしまって、ほぼそちらが本業になってしまった偉大な歌手だ。

まずは“Weird Al”が初めてテレビ局に出たときの模様。
歌は『Another one rides the bus』。邦題は『遅刻に道連れ』。(元ネタの動画は今後、全部下にあるので、そちらを先に見ておきたい人はそちらに)

元ネタはQueenの『Another one bites the dust』。邦題は『地獄に道連れ』

ジョジョのバイツァ・ダストの元ネタでもある。

そして80年代の彼の名声を確立したのが、Michael Jacksonの名曲の替え歌のこの二つ。
『今夜はEat it』

最後はなぜか『Thriller』。
『Fat』

これは、Michael公認でもともとのpvをとったセットを使わせてもらったりTシャツを貸してくれたりといろいろ協力してくれたみたいだ。元歌で「Come on」の部分が「Ham on」になっている部分と効果音が出すぎなところ、あと「影だけで云々」の歌詞がお気に入り。
元ネタと比べると楽しい。
『今夜はBeat it』

『BAD』


その他に、元pvのセットを使わせたミュージシャンにNirvanaがいる。Kurt Cobainはこの替え歌の許可を求められたところ、『Eat it』や『Fat』みたいな食べ物に関する替え歌か? と訊いて、それにAlが「いや、あんたの歌詞がさっぱり意味わからんので、それを茶化そうかなと…」と正直に話したら、「じゃ、いいや」と答えたということ。らしくていいエピソードである。
『Smells like Nirvana』

素晴らしいの一言だ。
『Smells like teen spirit』



続いて、バカだなあと笑ったものを。
『Like a surgeon』

元ネタはもちろんMadonnaの『Like a virgin』。

ライオンは引きつがなくてもいいだろうが。

続いてはラップを。
『Couch Potato』

テレビネタをこれでもかとぶち込んだ秀作。
元ネタはEminemの『Lose Yourself』。

pvは作ろうとしたけど、Eminem側の許可が下りなかったんだって。なんでも「マネージャー(Rosenberg)からもらった返答はこうだ。Eminemが言うには、パロディをアルバムに収めるのは問題ないが、ビデオは彼があま り重要なヒップホップ・アーティストではないという印象を人々に与える可能性があり、これまでの業績を損なう怖れがあるというものだった」だそうだ。ケツの穴の小さい男だなあ。
ちなみに、Alはレーシック手術を受けて眼鏡と変な髪形を止めてから、急にイケメンになりました。

“Weird Al”のその他の作風。
・ポルカ化
元がポルカ歌手なので、なんでもポルカ風にすることが出来る。ポルカはかなりダサいイメージなので、日本で言うなら、どんな歌でも音頭にしてしまうという感じか。

『Bohemian Polka』。映像は元のpvを加速したもの。

二代目と三代目の和約歌詞が混在しているが、一生懸命考えてある。三代目は二代目を越えようとして空回りしてるし、なんか邪魔なのも増えてきてるけど。
元ネタはもちろん『Bohemian Rhapsody』。


パスティーシュ(作風の模倣)。
こちらは替え歌ではなく、作風を模倣した作品。本当に器用で尊敬しちゃうな。

DEVO風の作品。

DEVOのいろいろなpvを満遍なくとりいれてるし、DEVOの思想もコンパクトに表現している良作。

Sparks風の作品

真似しちゃだめですよ。

Rage Against The Machine風の作品(直接的な元ネタがあるのかもしれないけど知らない)
『I'll sue ya』

訴訟社会を皮肉った楽しい曲。

『Don't Download This Song』。『We are the world』のスタイルを模倣した曲。

ちなみに公式サイトでダウンロードできます。しかしひどい歌だな。素晴らしい。
(2012年12月27日追記:なんで気がつかなかったんだろ。このアニメーションBill Plymptonじゃん!)

おまけ。これを聞けば『STAR WARS Episode 1』は見なくてもいいような気がする。


パロディストならRechard Cheesedokakaも忘れずに。
そのうちグッチ祐三のまとめも作りたいなあ(作りました)。

左側にある引いて開けるドアを開けながら入るのが苦手

歩数が合わないと、左足を出しながら右手を伸ばしてドアを開けてしまい、そうするとその出した左足がせっかく開けたドアを止めてしまい、そしてそれでもドアを通ろうとした体はそうすぐには止まらず、その半開きになったドアに突進してしまうために、丁度ドア板の横の部分が顔の前に来て、だいたい左目のある部分をほぼ垂直に強打してしまう。そして鉛直方向に真っ赤な線が左目の上下に出来てしまうのである。
私はこの失敗をすでに数回している。自分以外にこんな失敗をしたことがある人間なんて寡聞にして知らないのだが、広い世界にはきっと何人もの仲間がいると私は信じている。連絡求む。
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