いや、ここに上げてないだけで、書いていないわけではないのだが……
とはいっても、それも3作ほど。
ネタはあるし、時間さえあれば書くのだが。
必要以上に忙しくて困る。
とはいっても、それも3作ほど。
ネタはあるし、時間さえあれば書くのだが。
必要以上に忙しくて困る。
けんさく。が、いろいろ趣味のことをやるページです。
マーティン書店に立ち寄る。妻に翻訳させようかと思うフランス語の本があった。『女学校』という大である。だが中を除いてみると、はじめてお目にかかるような猥雑でみだらな本だ。『旅の娼婦』よりなおひどい――読むのが恥ずかしくなった。その後、ピープスは委員会の喚問が住み、肩の荷が下りてから、もう一度この本屋に立ち寄る。日記ではあんなこと言っているが、どうしても気になるらしい。男心というやつであろうか。
ストランドの本屋へ行った。一時間ばかり居て、例の碌でもない不真面目な本『女学校』を買った。仮綴じのままだ。というのは、読んでしまったら、すぐそれを焼くつもりだから。蔵書目録や蔵書の中にこんなものがあってはならない。見つかったら恥になる。
起床後、午前中ずっと書斎で、その後役所で仕事の合間に、『女学校』を少し読んだ。大変な猥本である。だが、真面目な人間として一度は目を通しておくのも、この世の邪悪さが分かって、損ではない……書斎に入って、『女学校』を読み通した。猥本であるが、知識を得るには読んで悪いものであはない〔ここで一行。例の国際語で。思わず雄心を誘われた次第が述べてあって〕読後、焼却した。蔵書の中に残って恥をかいてはならないから。そこまで言い訳しないとエロ本も読めないのか、と若干哀れを催してしまいそうになる。だいたい仕事中にあんた何やってんだか。なお、この『女学校』はピープス文庫には残っていないらしい。
けんさく。