去年の続き
迷いの森の中でバルタザールとホルミスダスとバダダハリダの三人組は、自分たちが迷っているのか迷っていないのか迷っていました。
もし自分たちが迷っているならば、それはとても困ったことです。それだけはどうしても避けたい。
もし迷っていないならば、それは矛盾です。なぜなら現に迷っているのですから。そして矛盾からはなんでも証明できてしまいます。これもとても困ったことです。これだけもどうしても避けたい。
三人は迷いの森の真ん中でいつまでも迷っていました。
どれだけ迷っても周囲の景色は全く変わりません。まるで、ずっと同じところを歩いている感じです。いや、それどころか全く歩いていない感じすらします。
いつまで経っても森が途切れることはありませんでした。どれだけ迷えばこの森を抜けられるのだろうか。バルタザールは胡座と腕を組んで迷います。ホルミスダスは寝っ転がって悩みます。パダダハリダはその場で地団駄を踏みながら悩みます。
このまま三人は森の中に閉じ込められたままになってしまうのでしょうか?
(来年のクリスマスに続く)
迷いの森の中でバルタザールとホルミスダスとバダダハリダの三人組は、自分たちが迷っているのか迷っていないのか迷っていました。
もし自分たちが迷っているならば、それはとても困ったことです。それだけはどうしても避けたい。
もし迷っていないならば、それは矛盾です。なぜなら現に迷っているのですから。そして矛盾からはなんでも証明できてしまいます。これもとても困ったことです。これだけもどうしても避けたい。
三人は迷いの森の真ん中でいつまでも迷っていました。
どれだけ迷っても周囲の景色は全く変わりません。まるで、ずっと同じところを歩いている感じです。いや、それどころか全く歩いていない感じすらします。
いつまで経っても森が途切れることはありませんでした。どれだけ迷えばこの森を抜けられるのだろうか。バルタザールは胡座と腕を組んで迷います。ホルミスダスは寝っ転がって悩みます。パダダハリダはその場で地団駄を踏みながら悩みます。
このまま三人は森の中に閉じ込められたままになってしまうのでしょうか?
(来年のクリスマスに続く)