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トリエンナーレ

愛知トリエンナーレ2010のつれづれ その1

愛知トリエンナーレの一部を見て回ってきたので、その感想やら何やらを少しずつ書いていきたいと思います。

まず行ってきたのは長者町会場でした。ここはもともとは繊維産業の問屋街として栄えたのだけど、今ではさびれてしまっている場所だから、なんとか盛りたてるという意味合いもあるのでしょう。行った日が悪かったのか、それほど盛り上がっているようには見えなかったので、頑張ってほしいものです。

今回紹介したいのは、浅井裕介の作品で展示場所は長者町繊維卸会館の展示場(有料)と純喫茶クラウン店内(会期中はホットコーヒーとアイスコーヒーのみ)の二か所です(純喫茶の純の意味も今では遠くなりにけり)。

浅井裕介の作品の特徴の一つは独特のマスキングテープ、つまり本来の用途は色の付いてほしくない部分に張って、色を拭きつけた後剥がす物なのだが、それをぺたぺた継いでいくように張って枝や珊瑚のように伸ばしていったり、面を埋めるように張った後、カッターで切っていらない部分を剥がして、広葉樹や公孫樹の葉を表現したりするのである。マスキングテープが驚くほどの有機性を持って壁を這い伸び、繊維卸会館の展示場では展示場所の部屋からはみ出し、更に光を求めて会場の外まで這い出していく様は、何とも生命的で面白い。
さらに繊維卸会館の展示場では、寝っ転がりたくなるような畳敷きの部屋の床壁天井全体に、泥を塗りたくって乾かし、その上に絵具や蠟を使った絵が描かれている。薄暗い畳敷きの室内と泥によるドローイングの落ち着いた色合いが調和し、土着的な空間を演出している。絵は狼や鹿などの動物と様々な植物がプリミティブなデフォルメを施されて、所狭しと敷き詰められており、ネイティブ・アメリカンの美術など思い起こさせる。
今回の展示の、今まで見た中では、お勧めの一つだ。

純喫茶クラウンでは、浅井裕介の絵が2点、額に飾ってあって、小品ながら、なかなか手が込んでいて、見て楽しい。画面を黒く塗りつぶした後、それを消して絵を描き、その上に半透明のテープを張って、更に重ねて絵を描いている。
またここの壁にも、マスキングテープによる装飾がされているが、その一部を隠すようにボインボインのオッパイ丸出しカレンダーが掛けられているのはどうにかならなかったのだろうか。純喫茶的な意味でも。
でもここでもらったコースターはなかなか良い。

面倒くさかったので写真はありません。

トリエンナーレ

8月21日からあいちトリエンナーレ2010が始まりますね。

http://aichitriennale.jp/

けんさく。もラボタモチ君やまきすけ君と一緒に見に行きます。
本当は〇ちゃんも行く予定だったのですが、ここ一ヶ月ほど行方不明の音信不通です。
死んだんじゃないかとみんな心配していますので、もし死んでいるのでしたら、コメント欄に「俺死んじゃったよ、ガハハ(笑)」とでも書いてください。
連絡待ってます。

さてとりあえず見に行く予定のイベントは

平田オリザ+石黒浩研究室(大阪大学)
ロボット版『森の奥』(世界初演)


です。
見たら感想を書こうと思っています。

ところでトリエンナーレは「都市の祝祭」と宣伝されていますが、平田オリザの主著の一つは『都市に祝祭はいらない』です。
いいんですかね。

平田オリザの仕事〈2〉都市に祝祭はいらない平田オリザの仕事〈2〉都市に祝祭はいらない
著者:平田 オリザ
晩聲社(1997-06)
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