定義:神とは、もしそれが良いならば、全てが良いような存在である。
事実:何かは存在する。
結論:神は存在する。
推論1:全てが良いか、良くない存在があるかのどちらかである。
推論2:全てが良いとする。すると全ての存在が神である。
推論3:良くない存在があるとする。するとその良くない存在が神である。∵もしその存在が良いとすると、この仮定は偽であり、仮定が偽であるとき、含意はいつでも真である。すなわち、もしそれが良いならば全てが良い、という命題は真であり、よってこの存在は神の定義を満たす。
推論4:∴どちらにしろ神は存在する■
注記1:そして、おそらく神は良くない存在であり;
注記2:また、これを読むあなた自身が神である可能性もかなり高い。
注記3:このような汎神論及び多神教を退け、あくまで一神教を主張したいなら、一つの存在以外は良くて、その存在のみが良くない世界を考えればよい。その良くない存在が唯一の神である。
注記3:このような汎神論及び多神教を退け、あくまで一神教を主張したいなら、一つの存在以外は良くて、その存在のみが良くない世界を考えればよい。その良くない存在が唯一の神である。
Q.E.F.