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DEVO

『レギュラーSHOW』見てたらRobert Alvarezがいてなんか嬉しかった

カートゥーンネットワークで絶賛放送中の『レギュラーSHOW』を見てたら、animation directorとして、Robert Alvarezがいて、少し嬉しかった。
公式ページ(一話が無料で見られるよ!)
むかし、『パワーパフガールズ』などを見始めたばかりの頃、スタッフの名前を一生懸命見て、よく見る名前を覚えたものだが、その中に彼の名前もあった。
この名前は、その後『フォスターズホーム』や『ビリー&マンディ』でも見かけていたのだが、しばらく見かけなくなって、すっかりスタッフの名前も代替わりしたなあ、と寂しく思っていたところなのだ。
ニコニコで最初に見た時には、スロー再生が出来ないのであまり詳しく見る気になれなかったのだが、今回の日本放送でよく見てみると、スキップがマーク・ハミル(『スターウォーズ』のルーク・スカイウォーカーとして有名だが、俳優としてはあまり大成せず、『バットマン』のジョーカーを皮切りに、今では渋い声のアニメ声優としてすっかり大家となっている)だったり、音楽がDEVOのマーク・マザーズボウだったりと、細かいところまで私好みの作品だよなあ、と思うのだ。
というわけで、『レギュラーSHOW コリない2人』面白いよ! 日本語吹き替えもいい感じだよ。主人公2人の声もイメージぴったりだし、ポップス(日本語版はキャンディ)は明らかに頭おかしいし、ベンソンの声も無駄に渋いし……

初音ミク『WOUNDERFUL WORLD』が良いじゃないか

こんなのあったんだ。気付いてなかった。
『WOUNDERFUL WORLD』


実にDEVOでいいと思う。エナジードームもちゃんとかぶってるし。

具体的には、これに似てるかな?
『That's Good』


こっちも良く似てる(題名も似ている)。


でもこの手のはニコニコじゃ人気でないわな。


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DEVOの20年ぶりのアルバムが出たというのになんでこんなに盛り上がっていないのか?

大好きなDevoの20年ぶりのアルバムが出て、アメリカのビルボード・アルバムチャートにおいて、なんと初登場30位(2010年7月3日)をとって祭りだ祭りだという気分なのに、なぜかあんまり盛り上がっている気がしないので、遅ればせながら紹介して見る。

Devoは1973年結成の、アメリカの田舎も田舎オハイオはアクロン出身のロックバンド。結成のきっかけは当時オハイオ州のケント州立大学の美術部に所属していたマーク・マザーズバー(以降マーク)とジェラルド・カセール(以降ジェリー)という内臓などのグロテスクなものばかり作って奇異の目で見られていた二人がキャプテン・ビーフハート(牛心隊長)のファンクラブというこれまたマニアックな場所で運命的な出会いをしたことである。すでに才能よりもコネが物をいうアート界に見切りをつけ始めていた二人は、その頃読んだ人文自然科学的本『The Beginning Was The End Knowledge Can Be Eaten』の思想に感銘を受けて(1979年のインタビューで話してたけど、どう考えても冗談。史実ではジェリーはマークと出会う前から別の仲間とproto-devo的パフォーマンスをしていた。マークはそれを見てのちの名曲「jocko-homo」につながるネタを携えてジェリーに近づいたのだ。しかし事実より神話の方が好みな俺は、もしそんな本が実在するなら読んでみたいので誰か捏造してほしい。というか俺がいつか書こう)、その思想を表現するための映画撮影と音楽活動をはじめる。それがDevo(De-evolutionの略)の母体となった。初期の流動的なメンバー交代の後、マークの弟のボブ1号とジェリーの弟のボブ2号がギターを担当、ドラムは最初はマークのもう一人の弟ジムだったが、すぐにアランという実力派を見つけてきて、その後長いこと活動する基本形が完成する。

Devoの思想を簡単に要約するとこうだ。「このテクノロジーに囲まれた現代社会では人間は退化していく?」そのことを繰り返し楽曲や映像で表現していく。しかし、彼らは必ずしもそれらを批判的にとらえているわけではない。退化した人間はまぬけで哀れだが、何だか楽しそうでもある。当たり前だ。よく知られているように退化とは進化の一形態に過ぎない。必要なくなったから消えていくのだ。つまりそちらの方が暮らしやすいから退化するのだ。今では色々なことが人間よりも機械の方が上手くできるようになった。これからもっとそういうものが増えるだろう。考えること、創造すること、生きること。だったらなんで機械の方が上手くできることを、わざわざ人間がやらなくちゃいけないのさ。さあ、みんな退化しようぜ。パソコンやケータイのディスプレイをぼうっと眺めて、2chやニコニコでも口を開けっ放しで見ながら、よだれでも垂らして、楽しい白痴ライフを満喫しようぜ。ちゃんと退化してないから神経症になんかなるんだ。

Devoの音楽スタイルはテクノパンクという感じで(もちろんロンドンにおけるパンクムーブメントよりも前の時代だ)特に初期は電気洗濯機を使うなど、かなりノイジーなものだったらしいが、あんまりにもウケがよろしくなくて、だったらギターやドラムがいれば音楽と思ってくれるだろう、という分けで今の編成になったという。メジャーデビュー後でも、その実験的な作風の名残を一番残している名曲「jocko-homo」(マークがどこからか見つけてきた1924年頃の反進化論のパンフレットからとった「猿人間」を意味する言葉)を見てみよう。



か、かっこええ。演説しているマークの変な動きといい、開陳される退化思想といい、ストッキングかぶってるやつらといい、反社会的な臭いのする教室風景といい、ノイズの利いた電子音といい、完璧だ。もしカラオケにあったら盛り上がると思うんだけどな(気の合う友達がいたらな。昔の日本公演の時は、観客がこの掛け合いを上手く出来なくて、盛り上がってなかった)。
ちなみに最初に走っているのはブジ―ボーイで、Devoのマスコット。日本の24時間テレビにDevoが出た時も大暴れしていた。正体は謎。なぜかこいつが画面にいる時はマークはどこかに行ってしまっているが、それも謎。もう一人のおっさんはジェネラルボーイといって、その年でボーイはないだろうとも思うのだが、ときどきpvに出てきて退化思想についてレクチャーしてくれる優しいおっさんである。正体はマークの父親のボブ・マザーズバー・シニア。

次はDevoが有名になるきっかけになった名カヴァー、The Rolling Stonesの「(I Can't get no) Satisfaction」を何だかよく分からない物にしてしまっています。


俺はこっちの方が好きです。ていうか水中メガネや3Dメガネがこんなかっこいいアイテムだとは知りませんでした。勉強不足です。ここらで、メンバー紹介をしておくとvocal & monstrous guitar(魔改造したギター)がマーク、今流行りのレフティのbassがジェリー、guitar二人のうち、音が出りゃいいってな感じの通称鉛筆ギターを持っているのがボブ1号、もう一人の特に特徴のないのがボブ2号、ドラムがアラン。ちなみにマークは60になっても死にそうになって「べびべびべびべびべび……」の部分をやってます。この黄色いジャンプスーツはDevoのトレードマークになります。原子力時代っぽさを表してるんでしょうか。ここら辺のセンスは漫画家の永野のりこに強い影響を与えます。

少し中期になるとパンクっぽさが減って少しポップな音づくりになります。が気持ちの悪さは減らない。次に紹介するのは「Peek-a-boo」、決して電気鼠の鳴き声ではなく、英語で「いないいないばあ」を意味していますが、歌詞は何だか監視社会を思わせる不穏な物になっています。ジェリーのセンス爆発のpvはもはや意味不明の領域に

後ろに大写しになる、赤いピラミッド状の物体は「エナジードーム」という帽子状の装置で、世界中のエナジーを集める事ができるんだとか。アメリカのなんかの音楽番組でマークが「これは絶対に壊れないんだよ」とか言いながら踏んづけてバッキバキにしていたのが忘れられません。

マークの変な動きを堪能したければ次の動画がおすすめ

マークのメガネ萌えである。俺は勝手にマークをロック界メガネ四天王の一人にしています。残り三人もいつか紹介しますが、この手のブレインズ君みたいな非オシャレ系のメガネの良さの分からん奴にメガネ男子の良さを語ってほしくない。

こう見えてDevoはライブが熱いバンドなのです。あのジャンプスーツをビリビリに破きながら走り回り絶叫しながらのパフォーマンスは相当燃えます。



マークとジェリーが半ズボンなのは破いてしまったから。半ズボンで歌うロックバンドって非常に珍しいのでは? あと、曲名にもなっている「mongoloid」ってのは「one chromosome too many」という歌詞があるように、黄色人種ではなく「ダウン症」を意味する俗語。ダウン症は目がつりあがって、黄色人種みたいになるから、という意味。この歌はダウン症の人間がいたが、それなりに生きてて、誰も彼のことなんか気にしてないんだから、僕や君よりずっと幸せだったのだ、ということを歌っている。

Devoはたいへん息の長いバンドで、今でも現役でがんばっている。2年前には来日もして、外見は変わっても相変わらずパンクなところを見せてくれている。「パンク」というのはどうしても年をとると痛々しくなってしまうものだが、こいつらの「冗談と見せかけて本気、本気と見せかけて冗談」というスタイルがそういうものから救っていると思う。



ドラムのアランはすでに脱退していてサポートメンバーが入っています。2曲目の「Whip it」はDevoで一番売れたシングル曲で唯一カラオケに入っている。B面の「Turn around」はnirvanaのカヴァーした名曲。それにしてもマーク太ったな。

と思っていたら、今年に入ってバンクーバーオリンピックの開催中のイベントに招待されたときの映像。日本のテレビは確か放映しなかったと思う。

痩せてる! あと何か今年からバンドのカラーを青に変更するらしくてエナジードームも青くなってコスチュームも新しいのにしたらしいんだけど、なんだかダサさが足りないような気がするのは、俺のダサさの基準がおかしくなってしまったせいなのか? 客席のエナジードーム率には吹かざるを得ない。青いのが現場で配られたものとすると、赤いのをかぶっている奴は自前の持ち込みだろうか?
しかしどの動画でもボブ2号は全く目立たないな。

さあ、このDevo。このようにライブ活動は継続して続いている物の、アルバムは90年の「ディーヴォのくいしん坊・万歳(原題はSmooth Noodle Maps、どうしてこんな邦題がついたんだ?)」以来出てなかった。その間も映画やテレビ、ビデオゲーム(有名どころではクラッシュ・バンディクーとか)のサントラ作成は続いていて、こんなかっこいい名作を作ったりしていたのだが、



やっぱりこういう確固とした世界観を持っているバンドはアルバム単位でまとめて聴いて見えてくる物があると思うので、なんかもの足りないと思っていたら確かおととしくらいに、「来年出します」って話が出て楽しみにしていたら結局出たのは今年だったんだけど、出てみたらやっぱりこれはもうDevoというほかない代物でした。結構これを入門にしてもいい出来だと思うので、この記事で興味を持った方はどうぞ買ってみてください。

サムシング・フォー・エヴリバディサムシング・フォー・エヴリバディ
アーティスト:ディーヴォ
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グダぐダのままこの記事は紹介を終える。
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