こんな時代です


いやあ、ここ最近の日本は不景気、不景気と言われたりしていて、結構就職するのが大変だったりするみたいです。

大卒内定率、最低の77% 学生9万人就職決まらず - 47NEWS(よんななニュース)

僕が就職した時代の2006年とかは絶好調で、就職し放題だったのですが、たった5年でここまで悪化してしまうのですね。

で、僕なんかはすごい安定志向の人で、リスクとかあまりとりたくないわけです。お金がなくなって不安になったり、人生に悩んだりせずに、安定した人生で幸せに過ごしたいと思っています。

で、そんな僕がベンチャーやってたりするので、「リスクとって怖くないんですか?」と聞かれたりするのですね。

たしかに短期的な安定だとベンチャーは弱いです。病気になったり、なんかあったときに困ることのほうが多い。大企業は一ヶ月休んでも潰れないですが、小さい企業で一ヶ月休んだら大きな影響があったりします。

しかし、長期的な安定を求めるのであれば、ベンチャーに就職したり、起業したほうがむしろリスクが少ないのではないかと思っているこの頃です。

その理由を書きます。

前提:終身雇用はたぶんない


で、前提で言えるのは「終身雇用という制度は10年くらいしか続いていない」ということです。

(前略) 私たちが「終身雇用制」を当然のように理解しはじめるのは戦後の昭和30年代の高度成長期からになります。この頃は景気は不況、好況を繰り返しながらも全体的には高い経済成長率を続けてきました。このような時は不景気だからと人員整理をしてしまうと、景気の回復時に新たに募集、雇用、教育などの行うため負担が大きく、また景気回復時には人も集まりにくいなど企業としては好景気のチャンスに乗り遅れてしまうマイナス面がありました。(中略) このように人員整理は極力行わないとの時代が20年数年間も続いたのですから、私たちは必然的に「終身雇用制度は当たり前である」との概念を持つに至ったわけです。

私たちが「終身雇用制」を当然のように理解しはじめるのは
つまり、昭和30年、1955年から始まり、60歳で定年するとすると、当時大卒で22歳の人が定年するのが1993年です。新卒から最後までいる人がいる期間ってせいぜい15年〜20年くらいなのです。

終身雇用という制度自体、歴史が浅いものなのですね。

冷静に考えると、同じ制度があと30年以上続く、というのは信頼度が低いわけです。今ですら終身雇用は崩壊するのでは、と言われているのに、その状態で安定して続いていくと考えるのは賭けとしてはあまり効率的ではありません。(多くの会社がまだ終身雇用を続けているとは言え)

なので、終身雇用前提で就職する、というのは非現実的な気がしています。

ビジネスに最適化する時代


さて、終身雇用の時のワークスタイルで一番効率的だったのは「その会社に最適化する」ということです。

その会社でしか通用しないような能力であっても、ずっとその会社にいるのであったら身につけたほうがいいわけですね。

しかし、終身雇用でなければ「どこでも通用するスキル」を身につけるほうがいいことになります。

で、大きな会社や古い会社っていうのは、仕事がパーツ化されていることが多かったりします。オペレーションの効率をあげるためには、分業スタイルのほうがよかったりします。その仕事だけ極めれば、ずっと安定した成果がでて、会社からも重宝されます。

しかし、デジタル化の波によって時代のスピードが早くなってきている今、すぐに仕事が陳腐化するようになってきました。となると、ひとつのスキルだけを極めても対応できなくなったりします。しかも終身雇用がなくなっていれば、会社にしがみつくわけにもいきません。

簡単に言うと「会社に自分を最適化する時代」ではなくなったので「ビジネスに最適化する時代」になってきたということです。

では、「ビジネスに最適化された仕事」とはどういうものでしょうか?

それは「稼げる仕事を作れる仕事」だと考えています。

手に職、という言葉はもう古くなってきています。以下の記事に詳しいです。

新)4つの労働者階級 - Chikirinの日記

上記リンクでは、仕事を4つにわけていますが、個人的にすごく簡略化していうと「稼げる仕事を作れる人」であれば安定してどんな場所でも食べていける気がしています。

ビジネスに自分を最適化するには?


では、「稼げる仕事を作れる人」になるにはどうしたらいいでしょうか?

稼げる仕事を作れるスキルを身につけるには、そういう仕事をしないと身につきません。どういうところで身につけられるかというと、

- 稼がないといけないベンチャー
- 大企業の事業開発室

のどちらかです。

大企業の事業開発室は僕もいたのですが、かなりベンチャーと同じ状況です。かつお金があって短期的にも安定するのでおすすめです。

しかし、大企業の事業開発室はいけるかどうかわからない上に、異動リスクもあったりするので、その場所にいられるかどうかわからないというリスクはあります。なので、入社をコントロールできないのです。

もうひとつのベンチャーは短期的に安定しないというリスクがあるので、若い人とかでないと怖いかもしれません。さらに、仕事するのは、それは大企業で出世するのと同じくらい大変です。しかし、ベンチャーはたくさんあり、入社難易度が低い割に仕事の幅が広いので入りやすいのでおすすめです。

というわけで、長期的な安定を求めている若者には、ベンチャーへの入社を推薦しているこの頃でした。(もちろんいっそ起業するというのもおすすめです)

どこがおすすめ?


というわけで、じゃあどこのベンチャーがおすすめよ?と聞かれるとよく知らないのであれですが、(うちの会社は企画や、WebディレクターやWebデザイナーなど幅広く募集していたりしますので興味あれば採用ページをご覧ください)とりあえず知っているところを列挙してみます。

ポイントとしては新事業に積極的か、ビジネスモデルが固まっていないところですね。

採用情報|キラメックス株式会社
→kauponというクーポンサイトやっています。グルーポン系というより、ソーシャルコマース系にいくのではないかと思っており、ちょっと期待しています。またビジネスモデルが固まっていないので

株式会社VASILY(ヴァシリー)
→iQONという、個人的に推しているファッションコミュニティをやっています。ファッション×ソーシャルが日本だとまだ白地なのでいいかなあ、と。

ピクシブ株式会社 | 採用情報
→お絵かきコミュニティのpixivというサイトをやっています。新製品系も積極的に出すイメージがあります。

採用情報|Zynga Japan(ジンガジャパン)株式会社
→ソーシャルゲーム系をガンガンだしてる上、数字を追い求められそうでよさそう。

サイブリッジグループ採用サイト
→制作会社で新しいもの作ったりしまくりです。

採用情報 : 株式会社ユーザーローカル
→お世話になっているアクセス解析を作っている会社。データを扱う系の仕事でいいかも?



あと、大企業の事業開発系だとリクルートさんや、楽天さん、サイバーエージェントさんとかかなあ、と思っています。このあたりは配属がどこになるのかわからないという欠点はあります。むしろGREEさんとかDeNAさんとかのほうがいいかもですね。

というわけで参考にしてみてください!