世界はソフトウェア化している


世界は急激にソフトウェア化しています。ソフトウェア化とは、一言でいうと「コンピューターがあれば成り立ってしまう仕事」のことを指しています。

コンピューターが普及してから、このソフトウェア化によって、いろいろな仕事がなくなっていきました。ちょうど、産業革命の時に、機械が導入されて機械ができる仕事は人間の手を離れていったような感じです。

たとえば、昔は難しい計算式は手でやっていましたが、ソフトウェア化すると、エクセルなどを使って、計算が全然できない人でも、確実に正しい結果を出せるようになりました。すると、手計算を仕事にしていた人たちは仕事がなくなってしまうわけです。

このように、ソフトウェア化によって、仕事がなくなったりしてしまう人が出てきますが、人類全体でみると、ムダな作業に費やされる時間が短縮されるので、より人間らしい仕事に時間を費やすことができるようになります。

そして、このソフトウェア化の流れはインターネットとスマートフォンの普及で、動きが加速しまくることが予測されます。

どういう仕事がなくなっていくか


たとえば、人にものを教えるというところはどんどんソフトウェア化されていくことが予想されます。東進ハイスクールという予備校が、ビデオを使って、有名講師の授業を動画で見れるようにしていたりしますが、授業がインターネットで見れるようになると、人に教えるという仕事は少数の人数でまかなえるようになります。

僕の大好きなTEDの動画に以下みたいなのがあります。











この動画を見るとわかるのですが、アメリカの一部の学校では、授業を家で動画で見て、学校にいき宿題をするというスタイルをとっていたりもします。確かに教え方がうまい人の動画をみて学んだほうが効率がいいわけです。わからないところは何度でも繰り返せますし、そもそもレベルの違う大勢の生徒の前で一律の授業をするというのは非合理的かつ人間的ではない、ということです。

授業のようなものは家で自分のペースで動画で見て、学校ではわからないところを先生とコミュニケーションをしながら学ぶ、という極めて効率的かつ人間らしい勉強ができます。非常にいいですね。

この動きが加速していくと、塾の先生や、講師、教師のような人の必要数が減り、逆にニーズが増えるのが、子供と対面でコミュニケーションをし、子供それぞれに合わせた教育や成長を手助けするコンサルティングするタイプのスキルを持った人が教師になるわけで、必要とされるスキルセットは大幅に変わりそうです。

人間にしかできないことを!


このように、ソフトウェア化していく世界では、より、人間しかできないことが求められます。

これは産業革命の時もそうでした。機械でできる仕事というのは、人間から仕事を奪って行きます。短期的に見ると仕事がなくなってしまったりして、つらい思いをする人が出てきますが、長期的に見ると、人間らしい仕事をするようになるのではないでしょうか。

こんな感じで、ガンガンとソフトウェア化されていく世界が加速していく中で、どういう仕事をしていくべきか、どういう価値を自分は出せばいいのか、などをこの年末年始のお休みで考えてみると楽しいかもですね。

というわけで、良いお年を!