配られたカードで戦おう


僕には座右の銘があるのですが、それは「YOU PLAY WITH THE CARDS YOU'RE DEALT」だったりします。これは「配られたカードで勝負するきゃないのさ」的な意味です。

元ネタはスヌーピーの発言です。

「SOMETIMES I WONDER HOW YOU CAN STAND BEING JUST A DOG..」(時々,あなたはどうして犬なんかでいられるのかと思うわ…)

「YOU PLAY WITH THE CARDS YOU'RE DEALT」 (配られたカードで勝負するっきゃないのさ)

「WHATEVER THAT MEANS」(それがどういう意味であれ)

かっこいいー!以下で詳しく書いているので、興味ある方はぜひ。

完璧主義の人は、配られたカードで戦うことを意識しよう | nanapi [ナナピ]

僕たちは「これが足りないからできない」などと、できない言い訳を作ることが得意です。しかし、やろうと思えば、たいていのことはなんとかなってしまうのですね。

これがないからできない、ではなくて、今あるものを使って、なんとかしてできないか、という風に考えようよ!というのが僕の信念だったりします。

そして、そういう精神が、インドでは「ジュガード精神(JUGARD)」と呼ばれるらしいというのを知りました。今月号のクーリエ・ジャポンに載っていました。

また、以下の本などでも言及されているようです。(まだ読めていませんが)

インド・ウェイ 飛躍の経営

ジュガードとは何か?


ジュガードとは、ヒンズー語で「応急措置」のことであり、ものや資源などの制約がある中で、なんとか知恵を絞って問題を解決する、的な意味らしいのです。(クーリエ・ジャポンでは「創意工夫」と訳していました。)

有名な例が、タタ・モーターズの「タタ・ナノ」です。インドの一般の人たちが手を届く価格(25万程度)で購入できるという脅威の車を量産しました。当時は実現不可能といわれたものを、いろいろな工夫をすることで成し遂げてしまいました。

タタ・ナノ - Wikipedia

そして、このジュガード精神というのが、今シリコンバレーでよく使われるらしいのですね。考えてみれば、シリコンバレーというのは、安いパソコンを並列につなげて大規模な処理をしたGoogleを筆頭に、少ないリソースで大きなことをやるのが得意な人たちの集まりな気もします。

僕らもジュガード精神を


というわけで、創意工夫とか、ジュガード精神とか、日本人の僕らは得意な気がするのですよね。

少ないリソースで、ちゃんとしたものを作るってワクワクします。ちょっと今後、よくでてきそうなワードなので注目です。