最近気になっていること


最近気になっていることとして

「文字を極力使わないコミュニケーションをどうサービスに入れ込むか」

というのがあります。

もともと、文字というのは、表現方法としては、かなり情報量が少ないという前提があります。その代わり容量が少ない。木に掘ろうと、紙に刷ろうと、ネットで情報をやりとりしようと、使うリソースの少なさは魅力的だったので、情報流通の場では、常に活用されているわけです。

しかし、容量が少ない代わりに、書き手、読み手ともに負荷が高いのが文字や文章だと思っています。たとえば、ロープの結び方を文字だけで説明しようとすると、かなり複雑な文章になってしまいますが、写真があれば省略化できますし、動画があれば一発でわかりますし、直接見せれば、理解度はかなり高まります。

名称未設定

よく、年齢が高い方が「メールで連絡しないで、直接来い」とかいうのは、直接伝えたほうが情報量が圧倒的に多いわけで、その情報量も含めて求めているということなのだと思います。

メールで「遅刻してごめんなさい」とメールを送るのと、泣きながら電話して「遅刻してごめんなさい」というのと、顔がぐしゃぐしゃで泣きながら土下座して「遅刻してごめんなさい」というのとでは受ける情報量が違う、というイメージです。

「遅刻してごめんなさい」というのと直接の謝罪を、メールでやろうとしても、なかなか難しいのですね。

スマホによるコミュニケーションのリッチ化


しかし、スマートフォンの普及などで、写真や動画を気軽におくれたり、大画面上でスタンプのようなエモーショナルなイラストで送れたりするようになってから、ネット上でのコミュニケーションが文字に頼らなくてもできるようになってきています。

もちろん今までも画像を送ったり動画チャットをするのは、技術的には出来たのですが、PCよりも文字の入力が面倒だったり、その場その場での瞬間的な対応が可能なスマートフォンでは、文字よりも求められるニーズが増えてきているのではないかと思い始めています。

ガラケーからスマホへうつったことで表現方法が拡張したという点と、椅子に座るPCから、スマートフォンに移ることで、コミュニケーションの方式が変わった、といった、いろいろな要因から、ネットコミュニケーションは今までと大きく変容していく気がしています。

※もちろん文字がなくなるとかそういう話ではなくて、文字では面倒だったり不便だったりするものは、容赦なく置き換わるんじゃないか、という予測です。

ブログからTwitter、そしてInstagramへ


たとえばアメリカだと、ブログからTwitterに人々が移動した時の衝撃は大きかったと思うのですが、Twitterからさらに写真を加工して投稿するInstagramになりました。さらに、短尺の動画の投稿サイトであるVineなども流行しています。

※余談ですが、InstagramはFacebookに、VineはTwitterに買収されているのはおもしろいなあ、と。

長い文字から短い文字へ、そこからさらにビジュアルや動画へ、という流れは必然なのでしょう。

ここでポイントは、新聞からテレビにうつったというような、リッチな方向に流れているというだけではなく、「普通のユーザーも、発信者としてリッチなコンテンツを投稿できるようになった」というのが大きいと思うのですね。

もちろんPCでも写真や動画を投稿するのは簡単だったわけですが、それがさらに敷居が低くなり、かつ常にインターネットにつながり画面も大きいというスマートフォンという存在が出てきてから、環境が大きく変化していっているのだと思います。

nanapiの例


たとえば、nanapiでは、こっそりと「まるばつnanapi」というものをリリースしていたりします。ユーザーは主にスマートフォンを使っている人たちです。

IMG_0997


こんな感じで、質問をすると、◯と✕(まるばつ)で回答が返ってきます。

IMG_0998


じゃーん。

質問に対して「高校二年生だと、まだ肌がぴちぴちだから化粧とかしないで大丈夫ですよ!」とか投稿するのは若干面倒なわけです。その点、◯と✕だけで回答するというのは、ワンタップで済むので楽です。

結果として、すぐに250件とかの回答が集まるので、◯と✕だけでなんとなく、答えがわかるという感じです。意思決定ツールとして使えるのかなあ、と。

Thumbとか、Poutschとかに影響されてつくっているのですが、こういう流れは今後も増えていく気がしています。

というわけで


スマホ時代になると、投稿コンテンツとか見たいコンテンツが結構変わってくるよなあ、と思っているので、これからどういうものを作るのがいいか、、と常に考えているこの頃です。

おもしろいなあ。

おまけ


まるばつnanapiは、こんな感じで、自分のブログとかにも貼り付けられます。是非お試しを!