賢太郎の物書き修行

日々の事件やビジネスに関するコラム

カテゴリ : 書評

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかを読んでから、参考書として上げられている本を読みたいと思っていたが、時間とカネがなく、ずっとのびのびになっていたのをやっと読んだ。特殊相対性理論を生み出したアインシュタインが論文を書いた時期に「見たかもしれない」夢を現役物理学者がショートショート形式の小説として描き出した短編集。実に叙情的で、一篇一篇が詩のようでもある。訳者はさぞかし大変だっただろう。
テーマは「時間」である。さまざまな時間の「ありかた」がある。終わりが分かっている時間、逆転する時間、エントロピーが減少する時間などなど。星新一や筒井康隆の短編にも似た読後感があった。
自分の身の回りの「時間」だけでなく、色んな物事をあらゆる角度から見つめるヒントになると思う。

アインシュタインの夢 (ハヤカワepi文庫)
アラン ライトマン
早川書房
売り上げランキング: 25568
おすすめ度の平均: 3.5
4 さまざまな「時間」の世界
3 感性を刺激する詩的な側面よりも、科学的な疑問が勝ってしまいました。
3 ドラマ化されたら見てみたい
4 発想をオープンに
4 詩的で不思議な小説世界

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