巴里のデタラメ雑記

日常生活で感じたこと考えたことをつらつらと。

この週末、パリは大荒れでした。その理由はなんと同性婚。

最近成立した同性婚を認める法律に反対するデモに、15万人もの人々が参集し、その一部が暴徒化して350人が逮捕されたそうな。いまどき、こんな大勢の人数が参加するデモって他にあるのでしょうか?



ずいぶん前から反対派が駅前でチラシを配ったり、高速道路を横切る鉄橋に反対の横断幕を掛けたりしているのを目にしていましたが、活動家の人たちは、大体、きわめて保守的な(つまり、いかにも敬虔なカトリック信者という風の)ご年配の人々という感じでした。

それがいつの間にか、普段は温厚な人々をも興奮させ、血気にはやる若者をこのような暴力に走らせている。各地でゲイの人が襲撃されて瀕死の重傷なんていう物騒なニュースも目にします。

しかし、サンプル数は非常に少ないですが、僕の知るゲイの人々はおしなべて繊細で親切な人が多いのです。なので、個人的には彼らが結婚しようと養子縁組をとろうと、子を放置したり虐待したりするバカ親が少なからずいることを考えれば(絶対数ではゲイカップル以上?)、なんら問題ないと思います。

たちが悪いのは、キリスト教に基づく宗教倫理的にはおそらくゲイは長らくタブーというか間違いとされてきたため、彼らにも彼らなりの正義があることです。だから法律が成立された後なのに、こんな大規模なデモが発生するのでしょう。

戦時中のユダヤ人への弾圧とか、関東大震災時の朝鮮人への弾圧とか、はたまた中世の魔女狩りとか、こんな感じで始まったのでしょうか。そう考えるとなんとも不気味で恐ろしくありませんか?

人間というものが十分に歴史を叡智に昇華できていないことに失望するとともに、自由主義・個人主義が発達したフランスですらこういう事態が起きるのだから、世界のどこにいても対岸の火事とすまして見ていることはできないなぁ、とはげしく陰鬱な気分になった次第。

同性婚反対のデモに15万人はさすがに大げさだと思う方はこちら
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回転寿司がパリ郊外の小さな我が町にもやってきました。その名はMatsuri。中国系の人々による俄か/偽せジャポのすし屋(別称:Suchinois)が乱立するなか、現地資本ながらも本格派の寿司チェーンです。

なかなかお洒落。店内のBGMにはボサノバ風の日本の歌が流れています。センス良し。ネタは、そりゃ日本の寿司屋と比べることはできませんが、さほど悪くありません。接客にも「おもてなし」が感じられます。

ランチに行ったのですが、今日はペンテコステという祝日だったので子連れ家族も多く満員御礼。
うちの子たちも、大はしゃぎで、次から次へと食べまくり。
「いぇーい、サーモンだ!」
「サーモン、アンコール!」
「まだサーモン食べるよ!」
...

日本にいたらサーモン以外のネタも思う存分に味わわせてやるのになぁとちょっと憐れで涙目になりつつ(フランスの寿司ネタは7割方がサーモンなのです)、この店のビジネスセンスの良さに驚きました。そして値段にも・・・

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6歳(♂)と4歳(♀)の子と家族4人のクイックランチで100ユーロ也。(ちなみに、酒は飲んでません。)
それで超満員なんだから、そのビジネスセンスの良さは推して知るべしでしょう。


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最近、大学時代の先輩から相談を受けました。
お題は、日本発の新規海外事業の展開に向けたビジョンと戦略作り。
聞けば魅力的なアイディア、それらを実現するためのネタは盛り沢山。
で、僕が繰り返し述べたのは、「デリバリーが8割」ということ。

どんなに良いコンテンツがあってもデリバリーが拙かったら売れない。
そんな自明のことなのですが、実際に海外事業立ち上げに関わってみると、
どんなに優秀な会社の、どんなに優秀なチームでも、
海外という土俵に向かった途端に多くの人たちが忘れてしまうことなのです。
そして、ああでもないこうでもないと机上の空論の議論に終始してしまう。

その間にやるべきことが山ほどあるはずなのに。
それこそが海外事業展開に携わることの醍醐味のはずなのに。

それは、まずは一にも二にも現地に行くこと。
そして、日本国内で事業を展開する以上に、外出し、社会の人々を観察し、
日本以上に多くの人と会って話を聞き、日本以上に提携プレイヤーと仲良くなり、
日本以上に強い少数精鋭チームを組成し、日本以上に寛大な予算をつけてやり、
気合を入れて一気に展開することです。


それはそうと、弊社EXA Partnersのサイトが新しくなりました。
EXA Partners HP

Globalization - What is your plan?



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