なんでも本田さんが、4月の日銀会合前に、4月は現状維持だよ、だって追加緩和やるのは6月だし、と周囲に言っていたなんて情報も出ていますが、落ち着いた相場のゴールデンウィークになっていますね。
やっぱり月曜に急落しなかったのが大きいですね。あとは、ちょっと大きく上がると、覆面介入か!?なんて、市場が疑心暗鬼になるでしょうし。

最近の情報では、次は財政出動ということで、G20各国が合意していて、そのためECBもFRBも日銀も動かなかったなんて話も出ていたりします。

そもそも金融緩和の目的は金利を下げることです。
まずは政策金利を下げる利下げをしました。これがほぼゼロまで下げ終わったので、次は長期金利を下げることにしました。長期金利は、10年債の国債の利回りによって決まるので、中銀が国債を大量購入し、国債の価格をつり上げることで、利回りが下がり、長期金利が0.1%まで下がりました。
もうこれ以上下げるものないじゃん!ということで、だったらマイナス金利だと、長期金利がゼロ以下になるまで下げました。
金利という面では、これ以上下げるものはないような気がします。
マイナス0.2%にしてもいいですが、銀行が…

そもそも銀行にもっと金を貸し出せって言ったって、需要が無いんだから、お金借りたい人がいないんだから、という状況。
そこでまずは財政出動して、需要を作り出して、その後金融緩和しないと、もう意味がないということになったのかもしれません。

米国の日本を為替監視対象国にするという話も、すごく好意的に受け取れば、もう金融緩和はいいから、早く財政出動しろというお叱りの意味なのかも。
ルー財務長官も、日本はもてる政策を全て実施すべきと言っていました。

あと、私の記憶では、黒田バズーカ2の前に日本企業300社くらいにアンケートを取った結果、もっとも望ましい為替レートは105円で、110円以上の円安を望んでいる企業は5%くらいでした。

なので、マスコミが騒ぐほど、そこまで円高による悪影響はないような気がします。

なんにしても、安倍総理が5月26日の伊勢志摩サミットで、みんなで財政出動発表しましょうよ、と世界各国を回って説得しているのは確かで、6月15日の日銀会合も何かやるかもしれず、ファンドさん達の決算時期などを考えると、5月後半は巻き戻し上昇になる可能性もあり、まあ6月にドル利上げの可能性も高いですし、下手にショートはできない状況です。

ただ、セリングクライマックス的な動きもないため、ロングしていいのか?も心配で、動き辛い。


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