今年前半が終わりました。

1月に予想外のマイナス金利適用でドル円が121円台に上昇した時は、まさかその5カ月後に98円台まで下がるとは思いもしませんでした。

今年前半は終わってみれば下落トレンドでしたね。
投機筋は4~5カ月くらいの周期で戦略を変えてくることがありますので、さてどうなりますか。

ソロスさんが、英国民投票前にポンドはロングだったことを明らかにしました。
これは意外ですね。

今回の英国民投票は、政府関係者やヘッジファンドさんの間では残留となることがシナリオだったのではないかと思います。
そうでないと、結果発表前の上昇が説明つきません。

ヘッジファンドの中では独自の出口調査をしていたところもあったと聞きます。

ただ、英政府関係者もヘッジファンドの出口調査もロンドンで行っていたのではないかと思います。
実際に結果もロンドンシティは残留が多かったです。
ロンドンの残留優勢を見て、これは残留になるだろうと誤解したんだと思うんですよね。

今回離脱が多かったのは、地方の方ですが、そっちはあまり見ていなかったんじゃないかと思います。

その誤解がパニックに拍車をかけてしまったようですね。

英国の離脱交渉ですが、9月以降になる見込みです。(ドイツは早くしろと言ってましたが…)

あとなんか再投票を求めて署名が集まっているようですが、再投票はありえないと思います。
再投票したら残留派が勝つと思いますが、そしたら今度は離脱派が再投票を求めることになりそうですし。

あと英国に対し特例を認める形でのEU残留もないと思います。それを認めると、ほかの国も真似しかねない。

スコットランドがEU残留の方針を決めたそうですが、英国はどうなるんですかね。
私は1年後にも英国は結局離脱するの?しないの?と言ってそうな気がしますね。

とりあえず相場は悪材料出尽くしでリバウンドですが、英国と欧州があの状態で、米国も大統領選となると円高人気を反転させるには、よほどの荒療治が必要かな。


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