2009年06月25日

North Sails / iFRONTブーム

4a383951.jpgこんばんはです。
今日って何曜日だっけ?(笑)
毎晩遅いのでちょこちょこ書いてます。。。

日曜はウェイブコンディションで丸1日、こちらのブームを使わせて頂きました。
パンピング必須、風がないかと思ったら時にはオーバー気味のブローが入るというガスティーな状況。
巻かれたら危険なインサイドのダンパーに、、、巻かれること数度。
性能、耐久性の良いテストになったと思います(^^;


boom1まずこのブームジョーのご紹介。
このブームはNorth Sailsが今年リリースしたものですが、特徴はこのブームジョーと独特なブームカーブです。
この写真はジョーを横から見たところですが、なかなか複雑な構造に見えます。
でも実際はパーツの簡単な組み替えでいろいろな径のマストに合わせられるスグレモノなのです。

このブームジョー、驚くなかれ、日本で言えば"Good Design賞"に当たる、しかし61もの国からエントリーがあるとのことで世界的にはGood Design賞よりはるかに権威のある"RED DOT AWARD"の受賞製品です。
「RED DOT AWARD/レッドドット賞」
「iFRONT紹介記事/Boardseekermag.com」

boom4輸入元はこちら、サーフトレーディングさん。
今回はご厚意で貸して頂きました。
ありがとうございました。
「サーフトレーディングさん/iFRONT紹介記事」

この写真は上から見たところです。
RDM(スキニーマスト)を隙間なくがっちりホールドしているのがお分かりになりますでしょうか。

boom5ブームジョーを噛ませるときはこんな感じです。
少し柔らかい、しかし耐久性のありそうな内側のゴムパーツで一度ホールドし、それをブームジョーが反対側から包み込むような構造です。
ゴムパーツの幅が広く、マストを広範囲にわたって均等な力で押さえ込むので、一点に無理な力が掛っている感じはありません。

また従来のジョーのように、マストに向かってねじ込むような力を入れる必要がなく、軽く押さえるだけ。
とても簡単に噛ますことができます。
これは握力、腕力の弱い方には特に嬉しい特徴ですね(^^)

boom6ブームを重ねてみました。
一番下がNPのX6ブーム、その上がFibersparのちょっと古いブーム、一番上がiFRONTブームです。

このブームカーブは独特ですね。
ブームカーブにこだわる方も多いと思いますが、iFRONTブームの場合は目の前の部分にほとんどカーブがついていないので、いつもよりハーネスラインが均等に自分の前にある感じです。
この効果で直進するときのバランスは良くなっていると思います。

マストとの位置関係では従来のブームのときよりマストがちょっと自分の体から離れることになりますが、この効果でオーバー気味なブローが入ったとき、セイルの前の方を潰されないようにマスト手を突き出す必要がありません。
そのまま引き込めば自動的にマストを立ててくれるイメージです。

boom7フロントから続くこの前の方のカーブもまた、特徴的です。
最初はジャイブの度に回し損ねたり、持ち替えられなかったりしてバシャバシャ落ちていましたが、慣れてからは逆にいつもよりスパッとセイルをさばけるようになりました。
またこのカーブのおかげでウォーターの時にセイルが高く上がってくれるので、風の通りが良く簡単にウォーターができるように感じました。


さてさてiFRONTやブームカーブの素晴らしさは伝わったと思いますが、こんなところも気になりますよね。

・重さ
・ブーム全体のたわみ
・(カーボンと比較して)反発がどうか

重量はほとんど気になりませんでした。
かなりガスティーな風の中でもきちんとコントロールできましたので問題ない重さだと思います。
特に短めのサイズを使うウェイブでは全く問題ないでしょう。

たわみについてもセイリング中はほとんど気になりませんでした。
フロント部とエンド部の剛性の高さが利いているのでしょう。
最近のセイルのドラフトがあまり動かないこともプラスに働いているとは思いますが、使用感からすると十分、上級者を納得させられると思います。

反発はカーボンと比較すれば鈍いです。
素材も価格も異なるので仕方ないところです。
逆にこれでカーボンと対等だとカーボンブームを買う人がいなくなります(^^;
パンピングのときやここぞという引き込みの時に、カーボンに慣れている感覚からすると少し反応が遅くなりますので、これは頭に入れておく必要があります。


そして気になるお値段ですが、、、カーボンブームと比べると売価ベースで2万円以上の差になります。半値ぐらいですね(!)
高級カーボンブームと比べちゃうと1/3ぐらいになるかも。

ということで。
性能最重視の方はカーボンがいいと思いますが、これだけ価格差があるのにこのぐらいの性能差なら、、、と上級者が選択しても全く不思議はありません。
アルミブームもずいぶん進化したなと感じさせられる仕上がりでした。

なんだか去年までの資源高の影響で道具の値段は上がる一方だと思っていましたが、実際にはこうやって上質な製品を安く作る努力をしているメーカーもあります。
そんなメーカーさんは僕も当然、応援したくなるわけです。
頑張ってほしいですね!!

顕達
kentatsu@gmail.com

kentatsu1 at 02:01│Comments(0)TrackBack(0) 試乗報告 | ウィンドサーフィン

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔