2013年10月23日

いよいよ・・・Σ(*゚д゚ノ)


 皆さん、こんにちは 秋深まる季節、いかがお過ごしですか?
 さて、いよいよ本日・ファースト・アルバム“Beau Soir”~美しき夕暮れ~ がリリースされました 前回の記事でも少し書きましたが、今回はその内容と聴きどころを少しご紹介したいと思います!!

-収録曲
  

Claude Debussy クロード・ドビュッシー

Sonate pour violoncello et piano en re-mineur チェロとピアノのためのソナタ

Beau soir       美しき夕暮れ           


Gabriel Fauré   
ガブリエル・フォーレ

Après un rêveop.7-1   夢のあとに           

 Sicilienne     op.78        シシリエンヌ          

   Berceuse   op.16          子守唄             


Henri Duparc
アンリ・デュパルク

Chanson triste”      悲しき歌            

   Au pays où se fait la guerre”戦っている国へ        


Francis Poulenc
 フランシス・プーランク

  Sonate pour violoncelle et piano  チェロとピアノのためのソナタ
 Les chemins de l’amoure ”      愛の小径


共演 松本望/ piano

 今回の録音では“よりライヴに近い感覚で”というテーマで収録しました。同時に、演奏会とは違って聴いている人と一対一の空間が出来るので、より親密なフレーズや流れが強調されています。
 
 昨年生誕150年を迎えたドビュッシーと、今年没後50年となるプーランクの作品を軸に、詩心溢れる内容の作品ばかりを集めました。また、デュパルクをはじめとする一連の歌曲編曲は今回初めての試みで、自分で編曲したオリジナル版として強い思い入れがあります。
 また、共演したピアニストの松本望さんはパリ留学時代から一緒に弾いている素晴らしい音楽家で、国内外で活躍していらっしゃいます。 どの曲もチェロとピアノの対話や二つの楽器が創り出すファンタジーが魅力的なので、フランス音楽の詩的な一面を楽しんでいただけたら嬉しいです。
 
 秋の夜長に、しっとりしたフランス音楽とフルボディのワインなんていうのも、案外オツだったりするんじゃないでしょうかo(*´∀`)o?聴いてくださった方とフランス風のエスプリを共感出来たら、こんなに嬉しい事はありません。 



kenzicello at 09:57|Permalink

2013年10月21日

秋は夕暮れ

“日没ほど音楽的なものはない”
 これはフランスを代表する作曲家、クロード・ドビュッシーの言葉です。日本でも古くから“秋は夕暮れ”などと伝えられ、この季節になると綺麗な夕暮れを見ることができますね。前回の記事と同様、大陸を超えて同じ景色・ムードを共有していると言えます(オペラに関してはもう少し血なまぐさい感じですが・・・笑)
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 いろんな国を旅してきた中で様々な夕日を見てきましたが、どこの国の景色の中にも心を癒すような雰囲気があることに変わりはありません。右の写真は、数年前に映画の舞台となって話題になった、イタリア・アマルフィに行った時のもの。夏だったので溶けそうになるほど暑かったんですが、その分夕方の心地よい潮風と景色が印象的でした。

 
I-PHONE 2010 9 025←写真は“真実のマカロン”の記事で紹介したサン・ジャン・ド・リュズで本番前に撮ったもの。海の色と空の色の自然なコントラストがなんとも言えない良い感じで、ドビュッシーの言葉どおりの印象でした(偶然にもこの日のメインはドビュッシーの交響詩“海”!! )
 こういったムードが“芸術の秋”への意識を刺激するのでしょうか?? 過ごしやすい季節が素敵な音楽との出会いを届けてくれるのは気持ちが安らぐような気がしますね。
 
 
 そんな夕暮れと音楽への思いから、10月23日にファースト・アルバム“Beau Soir”~美しき夕暮れ~をリリースすることになりました。ドビュッシーやフォーレ、デュパルクとプーランクの作品を通して、聴く人の記憶の中にある景色と、作曲家の詩心を感じて頂けるようなCDになったら嬉しいです。
 荒れた天気が続く中、待ちわびる秋の夕暮れへの思いと合わせて、ぜひ聴いてみてください。
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HMV
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kenzicello at 18:09|Permalink

2013年10月18日

オペラと昼ドラ。

 “芸術の秋”到来ですね皆さまいかがお過ごしですか?今年は夏がとっても暑かった分、過ごしやすい気候になると気持ちがより一層落ち着きますヽ(*´v`*)ノ
 ヨーロッパでは総合芸術として≪オペラ≫の文化が浸透していて、大きな都市だけでなくいろいろな街で歌劇場を見つけることが出来ます。ボルドーの国立歌劇場はパリのオペラ座のモデルにもなったほど由緒ある建物で、毎年数種類のオペラ公演は大盛況です!
 今シーズン一回目のオペラ公演の題目はモーツァルトの“ルーチョ・シッラ”。有名なところだと“魔笛”や“フィガロの結婚”などがありますが、この作品はなんとモーツァルトが16歳の時に作曲したもので、なかなか演奏される機会がありません。
 このチャンスを逃してなるものかっ( ゚Д゚)!! と、しっかり堪能し、その音楽は魅力あふれるものでした。ソプラノのアリアは潤いに満ちていて、全体通してとてもさわやかな印象の作品。人生の間でもう一度弾く機会があるかどうか、というほど珍しい作品なので、作品との一期一会を楽しませて頂きました。
 しかしいわゆるオペラ全般、もちろん歌や演出は作品や公演によって毎回バラエティに富んでいて面白いのですが、しばしばストーリーに疑問点が・・・。今回の作品もそうですが、基本的には惚れた腫れたのドタバタ劇か恨み辛みのドロドロ劇か(*゚Д゚*)ェ… どちらにしてもしょうもない内容なことが多いのです。
 亭主の浮気癖を見つけて奥さんがこらしめる話(フィガロの結婚)や、色っぽい女性に鼻の下をのばす話(カルメン)。他にも、イタリア風オペラでは色恋沙汰や嫉妬からくる殺人劇・クーデターなど、どうにも俗っぽい内容のものが多いのです。。なんだか昼ドラみたいですよね(*´,_ゝ`)ノ 
 日本では高尚な文化観賞の一つといったイメージですが、考えてみればこれらの作品が書かれた時代は映画もテレビもなく、娯楽といったら音楽や演劇といったイメージだったわけです。そのすべてを盛り込んだ“オペラ”というジャンルでこのようなストーリーが流行ったという事、いつの時代もみんな同じようなものを求めている感じがするのは僕だけでしょうか???DSC00654
 
(写真は“ルーチョ・シッラ”のオーケストラ譜です。ただでさえオペラのスコアは分厚いのに、この一冊になんと3曲ものオペラがΣ(Д゚;/)/ 電話帳を持ち歩いてる気分でした。笑)DSC00665

kenzicello at 17:58|Permalink