2024年06月17日
シオフキメバル
ちょっとした気晴らしには、ちょうどいい釣りだ。
今回もソイがヒット。魚種に限らず、魚が釣れてくれればそれだけで嬉しい。
このソイだが、標準和名は「クロソイ」。
伊予灘での地方名は、「ドロメバル」「シオフキ」「シオフキメバル」である。いずれの呼び名も廃れつつあり、今は単に「ソイ」または「クロソイ」と呼ぶ人の方が多いと思う。
「ドロメバル」の由来は砂泥底を好む性質から付いた名前だと思われるが、面白いのは「シオフキ」「シオフキメバル」の由来である。
以前に聞いた話なのだが、ソイは活け間や水槽に活かしておくと、テッポウウオの如く水の中から水を吐き出すらしい。その様子がまるでクジラの汐吹に似ていることから「シオフキ」の名が付いたそうだ。
地方名の由来をたずねていくと、意外な性質を知ることができて面白いものである。
2024年06月09日
一発勝負
今回はテニス帰りの超短時間の釣り。実釣10分の一発勝負だ。
釣り場に着くと、無駄打ちせずに一番魚が着いているであろう流れをトレース。
すると、早速にヒット。読み通りの反応が堪らない！
あがったのは、この時期らしい体型のスズキ。
この一匹に満足して速やかに納竿とする。
魚種に限らず、やはり魚が釣れると嬉しい。
良い感じの釣りができているので、釣り欲もこのまま復活するかも（笑）
ちなみにヒットルアーはブローウィン110S。
2024年06月07日
一時間だけのバカンス
潮位的に期待できないし、短時間の釣りなので、釣果ははじめから度外視。
魚よりも、とにかく海でルアーを投げてみたかっただけだ。
まったく魚は期待してなかったけど、ソイがまさかのヒット。ルアーで魚が釣れたことが素直に嬉しい！
この一匹で納竿。いい気晴らしになった。
ちなみに、ソイはひところ釣果を聞かなくなっていたが、ここ数年また釣果をよく聞くようになってきた。
アイナメやカレイなど寒流系の魚が伊予灘から激減している中、おなじ寒流系のソイだけが増えているのは不思議だが、このままいつまでも釣れてほしいものだ。
2024年01月29日
2024初魚
さて、そんな年始め。初魚に出会うため釣行してみた。
狙いはヒラスズキ。ヒラスズキ狙いで釣行するのは数年ぶりだ。
天気予想図を見ると、波は小さいものの西風が強いとのこと。三か所ほど場所を考えてみたが、一番手堅そうな小磯のポイントに入釣してみる。
この釣り場に入るのは十数年ぶり。久しぶりの釣り場は大きな地形の変化はないものの、全体的に砂利で堆積して浅くなっている感じだった。よく魚が入っていた足元のスリットもすっかり埋まってしまっている。
時合になれば魚も回ってくるだろうとキャストを繰り返す。すると思った時間にあっさりヒット。
50�僖�ラスのヒラセイゴだが、嬉しい一匹だ。ちなみにヒットルアーは、タイドミノースプラット120F。
リリース後、続けての魚を求めてキャストを繰り返すも、この後は無反応。
あまり粘ってもしんどいだけなので、早々に納竿とする。
とりあえず初魚に出会えて目標達成できた。今年はゆるーく釣りを楽しんでいきたい。
2023年12月11日
ゲストフィッシュ
ここ数年、スズキを狙っているとよく釣れるのがチヌ。個人的には、ちょっと嬉しいゲストフィッシュだ。
温暖化の影響なのか、放流事業の成果なのか、あるいはそれ以外の要因なのかは分からないが、近年チヌの生息数が増えているようだ。
数が増えすぎて、困ったことにアサリやカキ養殖へのチヌの食害が各地で問題にもなっている。
チヌは環境への適応能力も高いし、生息できる範囲も広いので、今後も数を増やしていくかもしれない。
これは個人的な感触なのだが、生息数が増えたことによりチヌの食性も変わってきている気がする。
もともとチヌは雑食性の魚だが、近年は小魚を追うチヌの姿をよく見かける。ルアーの方も大きなミノーやペンシルに果敢にアタックもしてくるようになってきた。一部で魚食性の強いチヌが増えているのではないだろうか。
今後チヌがどんな変化をしていくか、興味深いところだ。
画像のヒットルアーは、テリフDC-12。
2023年11月17日
アレのアレ
先般思い立つところがあって、DUO社主催の「DUOリモートシーバスバトル」（10/4〜18日開催）というオンラインの大会に参加してみました。
これまで各メーカーやSNSが主催するオンラインでのシーバス大会には興味がありませんでした。しかし、DUO社のルアーは長年愛用しているだけに他のメーカーよりは思い入れがあり、今回は気まぐれでエントリー。
とは言え、相変わらず全然釣りに行っていないので、釣りにいくモチベーションになればいいくらいの軽い気持ちでの参加でした。
当初、この時期に実績のあるエリアを二か所選んでいたのですが、まさかの交通事情で断念。
結局、ホームでいつものような釣りをすることに。この時期のホームは夏を引きずっていてあまり期待できず、魚のコンディションも悪いのですが、仕方ありません。
モチベーションも下がりましたが、なんとか踏ん張って釣り場に立ってみました（笑）
一本目のスズキさん。70後半くらい。
（一応、DUOにランカー認定してもらいました）
ルアーはテリフDC-12。やはり夏の影響が残っているのか痩せた魚でした。
二本目のスズキさん。70�儺蕁�
こちらもルアーはテリフDC-12。痩せた魚ですが、食い気があるのかハーモニカバイトでした。
写真の魚以外にもセイゴが一匹。期間中にキャッチしたのは３本だけでしたが、釣行回数を考えればこんなものかと思います。
大会の方はメーターオーバーも出ており、レベルの高い大会のようでした。
おかげさまで、自分の方はこの秋はすこしだけモチベーションが上がっている・・・ような気がします。
また気が向いたらブログを書きたいと思います（笑）
2023年06月07日
2020年03月13日
2011年03月26日
うわかぜ丸でキャスティング
うわかぜ丸にて、キャスティング釣行に出撃。
実は、前日まで大荒れで、出船できるかかなり微妙な状態だった。
船長が出船を決定したのが、前日21時。
当日も天気図を考慮して、船が出たのが１０時を過ぎており、かなり遅めの釣行となった。
八幡浜港から外に出ると、大荒れ。
第一ポイントについても、普段は漁船や遊漁船でいっぱいのアジロが完全貸切状態だ。
うねりで船が大きく揺れる中、釣りを開始する。
波もうねりもある上に、ドテラで流すので、立つのも非常にしんどい状態だ。
第一ポイントは時折鳥山が立つものの、渋い状況。
釣りを開始して早々に船中で２本上がったものの、そのあとは沈黙する。
「釣れんな〜」と思いながら、ひたすらキャスティングをしていると、突然ナブラ発生。
皆、一斉キャスト。
タイミング良くナブラに入った僕のルアーに、「バシュッ「バシュッ」「バシュッ」と３連発で出る。
だが、一回ルアーに軽く乗ったものの、すぐにフックアウト。
気を取り直して、投げ直すと再び出る。が、乗らない。
すかさず、ショートジャークを試みるも・・・隣の人にヒットする。
上がったのは、丸々太ったハマチ。うーん、残念。
この後、釣りを続けるも時合終了。
再び沈黙に突入する。
やがて潮が若干緩み始めたタイミングで、船長が移動を決断。
この潮が緩くなる時間を待っていたらしい。
長距離移動をして、第２ポイント到着。
ここは最近好調のアジロとのこと。
ポイントに着くなり、船長は「ここは出るならば一発で出ますよ」と言いつつ、自らキャスト（笑）
と、いきなり着水後数アクションでヒットする（驚）。
ごり巻きで上がったのは、7kgオーバーのハマチ。
当然ながら、一瞬で船中全員やる気モード突入。
すると、魚もやる気で次々にバイトが出る。
僕のルアーにも待望のヒット！
が、これは寄せる途中で、フックアウト。
気を取り直して、二流し目。
フルキャストしたルアーに、再びヒット。今度はしっかり合わせを入れて、速攻で勝負を決める。
上がったのは、これも7kgオーバーのハマチ。 
この後、船中はフィーバーモード突入。
船を流す度に、魚が次々とバイトし、誰かが竿を曲げている状態。
自分も含めたトリプルヒットもあり、楽しい時間が続く。
上がる魚もほとんどが7kgクラスの丸々した魚だ。
この状態が1時間以上続いたのだが、バイトが遠のいたのを機に沖上がりとなった。
前半は苦戦したが、後半だけで船中13本キャッチ、バイト数も40近くあり、かなり楽しい釣りとなった。
僕はキャッチは２本のみだったが、バイトは10以上あった。
今後、キャッチ率の向上が課題だろう。 
ちなみに、ヒットルアーはすべてダイビングハオリ170.
船中で、他に良かったルアーは、ブルーフィッシュとシーファルコン。
波があったので、水面に飛び出しにくい潜り屋系のペンシルがよかったようだ。
帰港したのは、20時過ぎ。
一日波の高い状態でかなり疲れたが、キャスティングを満喫できて非常に楽しめた。
キャスティングの魅力は、なんと言っても迫力満点のヒットシーンだろう。
大型の青物が水面に体を現して、激しくバイトしてくるのは非常に興奮する。
釣れる魚も良型がほとんどなのも魅力的だ。
今回、船中で一本だけ７０ｃｍくらいの魚が上がったのだが、目ジャーが狂っていたせいか、非常に小さく見えてしまった。
釣られた方もにあっさりリリースされていた（笑）。
この釣りは、相当ハマりますので、興味のある方は是非挑戦してみてください。
2011年02月08日
ブルーウィングで初釣り 2011
本年の初釣りに、ブルーウィングで出撃。
ちなみに、昨年も１月の終わりにブルーウィングで初釣り。
今年は２月に入ってから初釣りと、年々初釣りが遅くなりつつある。
実は、当初はキャスティングの予定だった。
ですが、メンバーが集まらなかったので断念。
代わりに、空きがあったブルーウィングで急遽出撃へ。
この時期の狙いは、なんといってもネッカ鰤。
当日、６時半出船。
海は、この時期にしては異常なくらいべた凪。まるで、夏の夕方の伊予灘。
最初のアジロは、島と島の間の水道。
船長の指示通り、ジグを潮に泳がせるようにして攻めて行く。
すると、コツンとヒット。青物ではないけど、ファーストヒットで少し気分が良い。
上がったのは、想定外の尺メバル。
良型メバルに気を良くして、釣りを続ける。
しかし、このあとは魚の反応はなく、移動。
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気がつけば、時間は15時半過ぎ。
「次の流しで最後にしよう」と船長のアナウンス。
クーラーの中には、朝の尺メバルと30cmクラスのアヤメカサゴが一匹のみ。 
おかしい・・・
宇和海から魚が居なくなったのか。
なんで釣れないんだろう。
記憶が定かでないが、ネッカポイントで一瞬ラッシュがあったような。
船中６人のうち、５人はネッカを釣ったような。
ドラエモン体系のネッカもあがったような。
たぶん全部気のせいだろう・・・。
「駄目だ、潮もとまっとる。帰ろう」と沖上がりのアナウンスがある。
タックルを仕舞っていると、「いや〜、なんとか全員に青物釣らしたかったんやけどね」と船長の声がする。
一体、誰に言っているんだろう。
こうして、記憶から忘れ去りたい初釣りとなってしまった。
2011年も厳しい釣りになりそうだ。
