2008年09月

2008年09月22日

ナイロン100℃「シャープさんフラットさん」、無事幕を開け、ホワイトブラック共、4ステージを終え、初の休演日を迎える。

今回のWキャスト二本立てという企画は、主役を務める三宅と大倉の資質の違い、平たく言えば陽性か陰性かが大きく作品の印象に反映していて、(もちろん他の役者もそれぞれ異なるわけだが)同じ台詞が、発する人間によって、こうも違って聞こえ、しかもどちらも充分成立しうるのだという、よいサンプルになったと思う。そんなサンプル作りに意義があるのかないのかはわからないけれど。

この辺りの分析は、さっき覗いたマギーのblogに詳しく書かれているので、そちらにお任せする。読めばわかるがマギーは勤勉家です。

少なくとも、俺的にも、大変だった分、勉強になった公演だ。40代半ばでも勉強は続く。

昨日は、坂井真紀が、自分の出演しているブラックのマチネ公演を終えたあと、ホワイトのソアレを観て、楽屋前でグスリグスリと泣いていた。

「どうしたんだ」と聞くと「いい話ですねえ」と、何を今さらな事を言いながら鼻をすする。

いい話かどうかはともかく、俺は坂井の客観性に感動したのだった。

もちろん自分の出演するブラックと、今観ているホワイトと、なんらかの比較なりはしていたのだろうが、結果泣いてしまえるというのは素敵だ。彼女はホワイトのゲネプロも観ていたから、二回目だということもあるのかも知れないが。


千秋楽は10月19日だから、まだまだ先は長い。

来てくれた方、ありあとさん。来てくれる方、お待ちしてます。
くれぐれも開演前のトイレットは済ませておいて頂くよう、よろしく。

そろそろ俺は、「劇団の公演が最優先」とほっぽらかしていた、新作映画「罪とか罰とか」の編集作業に復帰し、来月中旬までにはダビング等をすべて済ませねばならないのは、11月に完成披露試写会があるからだ。

平行して12月のKERA・MAP「あれから」の台本を書き始めねばならない。

重ねて、隔月トークライヴ「INU-KERA」の三回めが明後日、24日水曜に新宿ロフトプラスワンで、
新バンド「エレキバター」のライヴが来月18日に渋谷ClubQUATTROで行われる。

どれも丁寧にこなしていきたいものの、スケジュール表を見るとウッとなるので、極力見ないようにしているから、明日の予定もよくわからない。

「オフ」とか「お休み」とか「沖縄旅行」とか、嘘のスケジュールをたくさん書き込んでおくというテもあるが、嘘の予定と本当の予定の判別がつかなくなると混乱をきたすし、まかり間違ってライヴの日に沖縄にいたりしたら大変なことになるので、やはり「見ない」が最善策だと思われるのだった。

話を変える。

三日前、帰りのタクシーの中で読んだ、映画のプロデューサーからのメールで、市川準監督が急逝されたことを知った。

まいった。

今年の夏は一体どうしたのだろう。

市川さんはよく芝居を観に来てくれた。
4月の「どん底」にも来てくださったし、今回のナイロンにも御来場の連絡があった矢先だった。

時流を気にせず、コンスタントに、作りたい作品を作り続ける姿勢には、いつも敬服させられたし、力づけてもらっていた。

ウチの役者もCMの仕事で大変お世話になっていた。

59歳は若い。
俺の親父も59歳で逝った。

もっともっとたくさん映画を作ってほしかった。

さようなら。
ご冥福をお祈りいたします。

keralino at 02:23コメント(21) 

2008年09月16日

いよいよ、ナイロン100℃、32本めの本公演「シャープさんフラットさん」の幕が開く。

本日ブラック、
明日ホワイト。

二日続けて初日を迎えるのはKERA・MAP「暗い冒険」以来、7年ぶりのことだ。

あの時は文化祭みたいだったが、今回は良くも悪くも、もっとずっとデリケートな緊張感が漂っている。

上演時間はどちらも2時間30分強。休憩はなし。

つまり、観劇はかなりの疲労を伴うことが推測される。覚悟と、開演前の用便が必要かと思われます。
充分な睡眠をとったうえで、体調を整え、一言の台詞も聞き逃さぬ集中力をキープして御来場ください。いや、ホントは一言二言聞き逃してもなんら問題ないけど。

あ、総裁選が行われるのね。

誰がいいかなんてわかんねーよな。

アメリカみたいに一年かけて自己紹介してくれりゃ、少しはわかるだろうけど。

わかったところで国民には選べないんだけど。へんな国。

では、来てくださる方、本多劇場でお待ちしております。


keralino at 02:52コメント(25) 

2008年09月14日

もう随分まえに終わっていたらしい、北京オリンピック。

開会式を観たきり、なんだかメダルをたくさん穫ったと噂の水泳のお兄ちゃんや、マラソンに出る予定だったのが出られなくなったお姉ちゃんが世間を賑わせていた事はなんとなあく知っていたが、それきりだった。

今日、劇団員に「オリンピックってまだやってるの?」と尋ねて唖然とされたのだ。
唖然としたきり、「もう終わりました」とも「まだやってます」とも答えてくれぬままスーッといなくなってしまったので、実のところどうなのかはわからずじまいだったが、奴が唖然としていた事から推測して、まず終わっているのだろう。

諸君、北京オリンピックは終わった。




keralino at 23:28コメント(13)