2009年01月

2009年01月30日

オリガト・プラスティコ公演「しとやかな獣」が、昨日初日を迎え、この記事は紀伊國屋ホールの楽屋で書いている。

好きな監督の好きな映画を好きにキャスティングして好きに演出できる幸せ。今日は好きなカレーすら食った。

東京公演はたった10日間しかない。
小意気な小品である。ぜひともご覧頂きたい。
2月8日まで。

紀伊國屋ホールで公演をしていると、あき時間にはついつい本を物色したくなる。

店内アナウンスで公演情報が流れる中、演劇書売り場をうろつきながら、

「もし今、俺が、目の前に並んだ宮藤官九郎や本谷有希子の戯曲を万引きして捕まったら、公演は中止だろうか」

などと想像するスリルよ。

話は変わるが、近々、ある仕事でオードリーと共演する機会が作れそうで、とても楽しみ。

keralino at 18:04コメント(31) 

2009年01月25日

ナイロン100℃春の新作「神様とその他の変種」。

「かみさまとそのたのへんしゅ」
である。

まあ、当たり前に読んでくれればよい。

わざわざそんな事を書いたのは、どこだかのチケット販売の電子ボイスで
「かみさまとそのほかのへんしゅ」
と言っていたという情報を得たからだ。

普通、わざわざルビでも振ってない限りは、なかなかそうは読まんだろうと思ってうっかりしていた。

まさか誤読されるとは。

「しんさまとそのほかのへんだね」と読まれなかっただけ幸いだった。



keralino at 05:52コメント(16) 

2009年01月23日

今回の作品が特別、というわけではないものの、毎日の稽古がとても楽しい。

そして、帰宅途中に新着メールたちを読んでガクンとテンションが落ちる日々だ。

ああ、面倒くさい。

面倒臭さの大群が、携帯電話という、文明が作り出した魔物を通じて襲ってくる。

物を創ること以外のことは、どうしてこんなに面倒くさいのだろう。つーか、物を創る面倒臭さはどうして楽しいんだろう。

多くの皆さんと同様、ここにはとても書けないような「厄介なしがらみ」の中で、俺も生活している。

いや、ワガママで融通きかない分、マイしがらみはひときわ険しい。これを世間では自業自得という。

ま、お互い生き抜こうじゃないか。

さて、オリガト・プラスティコ「しとやかな獣」の稽古は順調だ。

「順調だ」とblogに書けるぐらい順調だ。

細かくはまだイロイロあるけれど、細かいところが気になるだけの余裕があるということだ。

それよりなによりblogを更新する余裕があるということだ。

俺は置いといて、台詞が山のようにある浅野和之さんと広岡由利子座長は大変だ。

彼らにはきっと、俺ほどの余裕はあるまい。

浅野さんは、台詞に詰まると、ひどく悔しそうな顔になり、思わず「クソッ!」とか「ちくしょ!」とか言ってしまうのをなんとかせねばなるまい。

「クソッ!」とか「ちくしょ!」とかさえ言わなければ台詞につまったこともバレないかもしれないのに、ついつい口をついて出てしまう「クソッ!」や「ちくしょ!」はおそろしい。
「クソッ!」と口にしてしまったとたん「あ、このオジサン、今何かがダメだったんだな」とバレてしまうからだ。

だからと言って、別の言葉に変えれば良い結果を生むというものでもない。

試しに「ヘソッ!」と「国生!」に変えてみたらどうか?

いよいよわけがわからない。

一方、広岡由利子座長は、台詞を忘れようが詰まろうが、今の自分こそ正しいのだと言わんばかりの落ち着きようで、浅野さんとは見事なコントラストを成している。

稽古は今日入れてあと三回。

どうかご期待頂きたい。

keralino at 07:10コメント(10) 

2009年01月21日

我が国の演劇界には、文化庁からお金を出してもらって一年間留学できる制度がある。

有名なところでは野田さんや鴻上さん、今は圭史がロンドンに行っている。

ロンドン以外にもあちこち選べるらしいが、興味がないので詳しいことは知らない。

たしか、条件として、一年間は日本に戻れないはずだ。

そんなの嫌だ。

二週間の留学なら喜んでするのに。年二回してもいい。
ただし学校とか行くのはごめんだ。
好きにさせてくれ。

それじゃ留学じゃないか。
旅行だ。

もし文化庁から「留学しないと殺す」と言われたら、言われないだろうけど、言われたら、ケニアとかどうだろう。

ケニア留学。

一年後に帰国したら、見違えるように狩りの上手い演出家になっているはずだ。

ある文化庁筋の人から「留学とか興味ないんスか?」みたいなメールがきたから書いてみた。

ねえよ。

で、稽古は続いている。
「しとやかな獣」劇場入りまであと6日、初日まで9日。

上演時間は100分で落ち着きそう。素晴らしい。


keralino at 07:47コメント(7) 

2009年01月20日

公演が終了してまだ20日しか経っていないのに、18日の夜は「あれから」のメンバーと同窓会。

稽古後に三軒茶屋へ向かい、さして懐かしくもない面々と再会。

高橋ひとみさんは

「もし『今からやれ』と言われれば全然できる、台詞はまだ一言も忘れてない」

と言い、

「みんながやらないなら一人でやる」

とわけのわからない宣言をしていた。
さすがふぞろいの林檎である。

中井貴一さんのことを「貴一くん」、時任三郎さんのことを「三郎くん」と呼ぶのも、あたりまえと言えばあたりまえなのだが、自分のことを「ひとちゃん」と呼ぶのはいかがなものか。

二次会では、公演中にあまり一緒に呑めなかった余貴美子さんともたくさん話せて楽しかった。

19日は稽古休みだったが、夕方まで眠ってしまった。(もっともベッドに入ったのは朝9時過ぎだった。)

INU一KERAの新しいチラシを描いたり、ゴールド・シアターの人物相関図を練ったりするうちに、あっという間に真夜中に。

そして今日(つーかもう昨日)はまた稽古。
劇場入りまで一週間。

いよいよ大詰めだ。

かなり細かいことまで言わせてもらう。
細かいことを言えれば言えるほど、俺にとってはよい現場だ。

休憩時間、オリガト・プラスティコの相棒広岡由梨子座長に「次回作はどうしようか」と聞くと、「レビューをやりたい」と抜かす。レビューの意味も知らないくせに。
あげくの果てには「チャップリンはどうか」と言う。無言劇で。喜劇王をナメるな!大体おまえは何の役演るつもりだ?チャップリンか?山高帽か?チョビ髭か!?

まあ、二年も三年の先のことだ。真剣に考えろという方が無理な話なのだが、もし俺が「いいねチャップリン」と同意したらどうするつもりだ。二人のユニットで二人がチャップリンを主張してみろ。決まっちゃうぞ。

できるのか目隠しスケート。
できるのかコッペパンのダンス。
ハンガリア舞曲に合わせて髭剃れるのか。
靴食えるのか。
14〜16歳の少女と次々恋愛をし、結婚しちゃあ離婚し、訴訟を起こされるような泥沼の人生に耐えられるのか。
却下。チャップリン却下。

そしたら今度は「じゃあ寅さん」だって。

バカ。座長の。


稽古後に事務所で「罪とか罰とか」のパンフレットの打ち合わせ。
映画業界の常識からすると、監督がパンフの編集に口を出すのは「どちらかと言うと異常なこと」だそうで、俺から見れば映画業界こそ「そんななんでもないことを異常だとする、どちらかと言うと異常な業界」なのだが、映画を撮らせて頂いている演劇業界人の分際で映画業界のしきたりにつべこべ口を出す資格はない。なんと言われようが、やりたいことがやれればいいのだ。喜んで「毎度どちらかと言うと異常なことをやる、どちらかと言うと異常な監督」と呼ばれよう。

とは言え、今回はさして突拍子もないことはやらず、「極力安価な、ビジュアルが充実していて読みごたえがあるフツーの素敵なパンフレットを目指したい」と異常に提案。

ごくフツーの、よくある頁割りを広げて一頁ずつ説明。

今日も地道だ。昨日だけど。

keralino at 04:53コメント(8) 

2009年01月17日

そして稽古はつづく。

昨日は夕方、3年前にKERA・MAP「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」で出演&振り付けをした金崎ひろえが、ちょっとしたシーンの監修に来てくれた。

「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」は30人以上のキャストをすべてオーディションで選び、吉祥寺シアターの柿おとし第二弾公演としておこなった舞台で、あまり覚えていないのだけれど、俺は女優一名を半裸に、男優4名だかと女優1名を全裸にする演出をしたらしく、先日「いやいや、いくらなんでも女優は全裸にしてないだろう」と当時の出演者に言ったら「あれだけやらせといてよく言いますね」とのことで、どうやら全裸にさせたらしい。その時出演してもらったキャストとは今でもメールをやりとりしたりしなかったり、芝居を観に来てくれたりくれなかったりのつきあいがつづいていたりいなかったりしている。

出演者の中にはナイロンの研究生として最近作「あれから」に(スタッフを兼ねて)出演してもらった者もいる。

俺は特に教育熱心な演劇人ではないけれど、かつては定期的に「まだ名前で客を呼べるには至っていない役者」を集めて公演を打っていた。

「まだ名前で客を呼べるには至ってない役者」というのは失礼な言い方かもしれない。何人か、あるいは何十人かの客なら呼べる者だって中にはいただろう。

じゃあ「一人芝居を打つのが興行的に不可能な役者」とでもいうか。

どう言っても上から目線に聞こえてしまうが、決して見下しているわけではない。

「どんなタイプの芝居をするのかまったく読めない、未知の役者たち」が演ずる芝居は、観るのも作るのも嫌いではないのだ。

今でも続いているのだろうか、「ラフカット」というタイトルで、毎年一回、出演者を公募して4本だてのオムニバスを上演する企画にも、計3回参加したし、ENBUゼミナールという学校でも三年ほど専任講師を務め、卒業公演は三年とも書き下ろしの新作を書いて演出をした。
KERA・MAPでも二回めの「青十字」という作品では「アナザーバージョン」として、オーディションで出演者を選び、小劇場オールスターズ的なキャスティングだったメイン公演とはまた別のスリリングな舞台を同時上演した。

さらに金崎たちが出演した「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」がある。

こうした公演は、まったく儲からないし、稽古も本番もイライラしっぱなしだが、他の公演にはない種類の感慨を毎度齎してくれる。毎度、必ず。

演劇というモノがいかに自由かを再確認させられるのだ。どうして自分が芝居なんてものを続けているのかを思い出させてくれる。
妙な行政的しがらみが皆無なのも気持ちいい。

昨日の金崎のように、公演が終わって何年後かに、再び一緒に仕事ができることもある。

例えば温水洋一と公演をした三年後にまた温水洋一と仕事をするのとはまったく意味合いが違う。

高橋克実と仕事した五年後にまた高橋克実と仕事をするのとも違う意味合いだ。

紛らしい例を引き合いに出してしまったが、別に、金崎はハゲてないしとか、そういう意味ではない。

金崎は今、本広監督と映画の仕事をしているのだそうだ。しかも役者としてではなく監督補的なことをやっているという。なんだかよくわからないが、深くは聞かなかった。金崎には金崎の考えがあり、本広監督には本広監督の考えがあり、温水洋一には温水洋一の考えがある。

なんにしろ元気そうでよかった。

また新しい役者たちと一緒に「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」のような無茶をやってみたいとは思うし、そうした公演を継続的に行う「アンダーグラウンド・プロジェクト」とでも呼ぶべき計画も考えたりしたのだが、主に俺自身の問題が多く、なかなか実現はむつかしそうだ。

そして実現がむつかしいと思うと猛烈にやりたくなるからややこしい。

ともあれ、今は「しとやかな獣」だ。

今日午後からの稽古では、劇場入り9日前にして初めての通しを行う。こんなの何年ぶりだろう。ヘタすると初めてかもしれない。

微妙なニュアンスの違いひとつで大きくバランスが崩れてしまうデリケートな芝居だ。
慎重に仕上げをしたい。

keralino at 06:10コメント(7) 

2009年01月16日

1:ロフトプラスワンのスケジュールを漠然と眺めていたら、来月のINU一KERAの前日がオードリーのシリーズライヴだったのが、なんか嬉しい。

今月22日には東京ロッカーズ関連のイベントが入っていた。行きたいけど稽古だ。


2:「罪とか罰とか」のプロモで、雑誌「KERA!」の取材を受けた。
間もなく、KERAがKERA!に載るはずだ。
他にもいくつか取材を受けたけど、他の雑誌は俺の名前と同じではなかった。あたりまえだ。

3:正月番組のバラエティで審査員をしている人のほとんどが知らない人で愕然とした。
よくわからないオカマとか、よくわからないスポーツ選手とか、よくわからないキレイなお姉ちゃんとか、よくわからないキレイじゃないうるせえだけのお姉ちゃんとか、デーモン小暮とか。

知らない俺も問題だが、知ってたとしても「なんでコイツらが」と思う人が多かった。まあ、観なければいいのだ。

4:伊達巻が好きだ。
おせちと言わず、一年中あればいいのに。今年は4本食べた。例年に比べ、特に多いわけではない。もう一度言ってみるが、おせちと言わず、一年中あればいいのに。一年中あったからと言って主食にはしないけど。

いやだよ、伊達巻が主食のシュールレアリストなんて。シュールレアリストじゃねえよ。

5:ふと、太宰治の「グッドバイ」を舞台化してみたらどうかと考えた。
連載一回めのみで絶筆となった、太宰の遺作だ。

自殺しちゃったから、しかもその自殺が大成功しちゃったから、さすがに続きは書けなかったのだろう。

全何回の連載予定だったのかは知らないからなんとも言えないし、もし全2回だったのなら半分は書き上げたことになるが、なんとなく読んだ感じではまだまだ冒頭感ムンムンだから、舞台にするなら、序幕を原作通りにして、タイトル入れて、あとは太宰くんからバトンを受け取って俺が書くことになろう。

頭10分太宰担当、残り3時間俺担当。

なんだかひどく損した気分だ。
治め。

昔、少しだけテレビの深夜のコント番組に携わっていた頃、毎週作家が呼ばれるめんどくさい会議に、いつも頭だけチョコっと顔出して「じゃ、あとはシクヨロ」とかそれこそコントみたいな言葉を言い残して帰っちゃうインチキなチーフ放送作家を思い出す。

見損なったぞ太宰。

知らないぞどうなっても。

眠くなってきた。
寝るぞ太宰。


keralino at 06:10コメント(13) 

2009年01月15日

来る日も来る日も稽古なのだった。

それでもいつもより精神面体力面共に余裕がある。言うまでもなく、既にハイパー面白い台本があるからだ。

DVDで内田けんじ監督の「アフタースクール」を観た。
映画館でイジー・メンツェル監督「英国王給仕人に乾杯!」を観た。

前者は、映画関係の人が「08年邦画界の興行的成功作としてよいサンプルだから観ておくがよいさ」としきりに勧めるから。
「なるほど」とは思ったけど、同監督の前作「運命じゃない人」の方が作品として生き生きしていたように思えた。あと音楽がひどくダサかった。

後者は予告編が面白そうだったから。チェコの映画は意外と当たりが多い。(仲野茂兄貴率いたパンクバンド「アナーキー」のドキュメンタリー映画「アナーキー」とどちらを観るか迷った。)
日本語タイトルはもっとどうにかならんのかと思うが、もはや大抵の洋画の邦題はひどい。ひどいか、覚えられないかのどちらかだ。
素敵な映画だった。
こちらは音楽も素晴らしく、サントラ盤を購入した。

チェコでヒットする映画の9割はコメディもしくはおとぎ話しだそうで、さすがお国柄だ。そして羨ましい。

そう言えばチェコが誇るヤン・シュヴァンクマイエルのドキュメンタリー(フランス製作)も最近DVDで観た。
「映画作家である以前に私たちはシュールレアリストなのだ」と夫婦揃って言い放つのがすごい。なかなかそんなことは言えない。無敵の夫婦だ。

もし俺が明日稽古場に行くなり宣言したらどうなるだろう。

「今日はちょっと、稽古を始める前にみんなに言っておきたいことがある」

台詞を確認したりウォーミングアップの体操をしていた役者たち、小道具や音響の準備をしていたスタッフたちが「何事か」とこちらを見る。

「実は、俺は演劇人である以前にシュールレアリストなんです」

ポカンとされるだけだ。告白されても困るだろう。以前のことはいいから稽古しろよという話だ。そもそも俺シュールレアリストじゃねえし。

昨日は新年会なんだかなんなんだか、稽古を30分だけ早めに切り上げてキャストスタッフ全員で呑んだ。

誕生日には久しぶりに「HAPPY BIRTHDAY」を合唱してもらった。嬉しかった。

正月3日から稽古があるのは8年ぶりで、前回もオリガトの稽古場だった。

オリガト・プラスティコに正月はないのだ。正月はないけど俺の誕生日は祝ってくれる。

稽古は今日入れてあと10回。まだまだやれることはある。

ちなみに予想上演時間はたったの1時間45分。短い。いや、普段の俺の芝居が長いだけなのだが。

しつこいようだけれど、「しとやかな獣」は
東京1月29日〜2月8日
新潟2月11日
大阪2月14日。

チケットはまだふんだんに残っている回があると聞く。

前売はたったの5500円だ。安い。タダみたいなものだ。それは言い過ぎだが、ここのところの俺関係の舞台の中では最も良心価格だ。つーか観劇料金の相場が高いだけなのだが。


keralino at 08:41コメント(6) 

2009年01月08日

実は、誕生日だった3日の深夜に(すでに日が替わって4日だったが)今年の初ブログ更新をし、それはもう熱のこもった、かなりの長文を書き上げつつあったのに、脱稿寸前にバッテリーがあがり、すべてリセットされてしまった。

これだからケータイでの更新はダメだ。

と言いながらもケータイしかないから今年もケータイで更新し続けるしかないのだけれど。

その時書いたのと同じ内容をもう一度書くのは疲れるから書かない。

なわけで遅くなりましたが、

あけましておめでとうございます。

本年もほどほどによろしく。


堂々46歳になってしまったKERAさんは、今月29日に紀伊国屋ホールにて開幕する「しとやかな獣」の猛稽古中です。

悪党揃いの家族ドラマ。自作の台本が最近ウェットな方向に向かっていたので、こうしたドライなブラックコメディーを演るのは久々で、ワクワクしながら演出している。

チケットは平日ならまだまだある。
絶っっっ対面白いと言い切れるのは、ハイパーおもろい台本が、すでに用意されているからだ。

46年も前にこんな台本を書いた新藤兼人さんはすごい。

公演の46年も前に台本を書き上げてくれるなんて素敵。

俺も今年から遅筆を返上し、初日の46年前には台本を脱稿するべく努力しよう。
今年の目標決定。

まあ、46年前はいくらなんでも無理だとしても、せめて40年前には仕上げるクセをつけよう。

さて、プロデューサーたちの神経を逆撫でする新年初ブラックジョークはこれぐらいにして、今年の主な仕事。
自分が整理する意味も含め。


1:もはやライフワークとも言える犬山イヌコとの隔月トークライヴ「INU一KERA」、いやライフワークは言い過ぎだが、口ではなんとでも言えるのでまあ言っとくとして、当然今年も続行。
VoI.5は2月3日火曜日。


2:ナイロン100℃の公演は4〜5月と9〜10月の二本。5月にはツアーあり。なんだかんだ言ってもホームグラウンド。


3:監督&脚本の新作映画「罪とか罰とか」が2月28日よりテアトル新宿と渋谷シネマライズでロードショー。全国順次公開。
なのに、近所のTSUTAYAとか行ってもチラシも置いてなけりゃ特別鑑賞券も売ってねえでやんの。苦情言ったら早速手配すると返事があったけど、やる気あんのか宣伝部。


4:で、その映画の公開に合わせて、俺様の監督した映像作品についてまとめた本が祥伝社より刊行される。

映像作品たって
「1980」と
「グミチョコ」と
「時効警察シリーズのうち二話」と
「おいしい殺し方」と
BSでオンエアされたあまり誰も知らない名作「ガール・ミーツ・ガール(全5話)」

だけなんだけど。

あ、あと「罪とか罰とか」か。宣伝部がやる気ないから俺も忘れてた。「罪罰」はシナリオと、こちらはやる気満々の榎本プロデューサーによる撮影日誌(監督コメントつき)も併録。

本のタイトル決めなきゃ。


5:順番めちゃめちゃだけど、今月末には19年ぶりの雑文集「労働者K」が角川学芸出版より発売される。

6・6月には「世界のニーナ」こと蜷川さんとの初コラボ、ゴールドシアターの第三回公演に新作を書き下ろす。
約束しちゃったんだから仕方がない。

55歳以上の男女優合わせて40名強が出演。
なんてスリリングなんだろう。


7:詳細はまだ書けないが、年末年始にかけて大きめの舞台をひとつ作演。


8:バンドの方のライヴは年の真ん中あたりと終わりあたりにはやりたい。
そしてアルバムも作りたい。
と思ってはいる。


そんな感じ。

今年もインディペンデントな心意気でなんとか生き抜きたい所存。


p.s.さっき3時間かけて、12月2日から貯まっていた未読コメントを読んでアップしました。ひと月以上もさぼって本当に申し訳ない。

keralino at 03:44コメント(25)