2009年03月

2009年03月25日

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というような毎日。

↑「執筆」と「稽古」の中にさりげなく「野球」を混ぜてみたのは、皆探すだろうから面白いという理由が大きいが、昨日稽古場へ向かう途中に乗ったタクシーのラジオで、なんかの野球の世界大会を聴いた記念でもある。

日本の優勝が決まった瞬間の運転手の喜びようといったらなかった。
運転をしながらあんなに興奮されちゃあ、乗客としては不安でしょうがない。勘弁してほしい。

野球ファンに頼み事や交渉事や謝罪をするなら、間違いなく今がチャンスだ。
まず例外なく、良い返事がもらえるのではないか。俺にはまったく関係ないが。

なんとか新しい方法を見つけようと、相変わらず日々格闘している。
新しい方法と言っても、本当に新しい方法なぞ見つかるわけはないのであれば、我々にとっての新しさがあればそれでよく、臨んだことのない試みであればそれでよいのだが、それでよいったって、これがなかなかにむつかしい。

とんでもなく不毛なフラグメントの集積の中から、「得体の知れない圧倒的な何か」を浮かび上がらせることができまいか?
そんなヴィジョンがあるからだ。

台詞もいつもの口語体から少しばかり離れた文体で書いてみている。
もちろん「〜でござる」とか「〜だワン」とか、そういうことではない。
慣れない文体で書いているから書くのも疲れるし時間がかかるが、台詞憶えて演じるのも大変に違いない。

どうしてこんな大変な事をわざわざやるのか、自分でもたまにわからなくなるけれど、その一方では、こんな無謀なことを試せる環境に自分があることに、つくづく幸せを感じる。

それにしても疲れる。
ほとんど動いてないのに毎日ヘトヘトだ。
体力をつけねば。
まだ仔細な公表は控えるが、7月にライブが決まったのだ。


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「労働者K」と「映画嫌い」、共に発売中。
無事、amazonにもアップされた。



keralino at 03:35コメント(40) 

2009年03月17日

世の中日々イロイロあるのだろうが、ただひたすら「神様とその他の変種」のことを考えている。

来月の今日は初日なのだ。

焦る。

焦る一方で、今までとはまた別の表現をしたいと、強く思う。

毎度思っていることではあるのだが、なかなかうまくいかない。

どうしても、経験則上成功率が高かった自分の持ち札に頼ってしまいがちになる。

それでは駄目だ。

「別にいいじゃん」と思う人もいるだろう。

そういう考え方もある。
そうした生き方だって、生きる人次第では美しい生き方にできる。つーか、そういう生き方が似合う人は多いのかもしれない。
「一筋」の美しさだ。

矢沢永吉や長渕剛や清志郎やヒロトが(シャレならともかく)テクノやったりヒップホップやったりしても、ファンは幻滅するだけだろう。

「ロックンロール一筋」「演歌一筋」「パンク一筋」など、「一筋」が似合うジャンルに足を踏み込んだ表現者は、おのずから「一筋の人」になっていくし、そうした人があまりアレコレやると「ただの無節操」あるいは「迷走者」に見えてしまう。

その点、同じ音楽家でも「ニューウェーブ」の括りで語られるような人達には「一筋」は不似合いだ。

例えばYMO。

のちに運動会でもお馴染みになったという「ライディーン」が街中で鳴り響いてたと思ったら「増殖」などという変則アルバムでコントとセッションし「俺たちひょうきん族」でトリオ・ザ・テクノを名乗り漫才までやったかと思えば、一転、「BGM」「テクノデリック」といったアカデミックな作品で「何がなんだかわからない」とミーハーファンを混乱させ、「なんか、むつかしいよあのオジサンたちは」というパブリックイメージが定着しそうになったとたん、タイトルからして姿勢を体言するアルバム「浮気な僕ら」からのシングルカット「君に胸キュン」で開き直ったように「ザ・ベストテン」に毎週出演してると思ったら解散、いや、散開していた。

こうした、身の翻りの鮮やかさは、ニューウェイブならではだったし、「ひとつ事に半年以上執着したらニューウェイブではない」みたいな風潮に気持ち良くのっていたように見えたけれど、対外的な事情以前に、きっと同じことをやりたくなかったからに違いない。

一応俺もニューウェイブの末席に身をおいた人間として、「一筋」とは無縁の活動をしたいと思うのだった。



keralino at 16:50コメント(22) 

2009年03月12日

「罪とか罰とか」の世評は面白いぐらい賛否両論で、それは最初からわかっていたことだとはいえ、例えば「Yahoo!映画」のレビューなどでのいくつかの酷評には、ちょっと笑ってしまうぐらいヒドイものもあり、
「そんなにまでつまらなかったのなら菓子折りの一つも持ってご挨拶に伺わねば」
と思うものの、今月来月はちょっと無理そうだ。そして、行く気もないのでそれ以降も伺えない。
興味ある方はぜひ覗いてみて頂きたい。

自分的には、(反省点を上げれば一つや二つではないけれど)この映画の出来には非常に満足している。

と同時に、これまで三本の映画を監督してきて、日本の映画界のシステムに対し

「ダメだろ、これじゃ」

と思うことも多く、それらは今月21日に書店に並ぶ「映画嫌い」(祥伝社)という本の中で詳しくグチっている。かなりの本音本だ。

そして72本の雑文を収録した「労働者K」(角川学芸出版)は昨日発売されたハズなのだが、本当に売っているのだろうか?
現時点ではAmazonにはアップされていない。
不安である。

もう一つ別の不安は、とあるblogランキングで、

「ケラリーノ・サンドロヴィッチ(俳優・女優)」

とあったことだ。

これまでの人生、自分を女優だと認識したためしがなかっただけに、こう、自我が揺らいでいる。

「俳優・女優」って。

「牡馬・牝馬」みたいな。

両性具有的な?

新婚早々両性具有発覚?
中国語みたいだな。

以下罪罰初日撮影写真掲載。


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テアトル新宿の控え室にて。
左より、山崎一、犬山イヌコ、成海璃子、俺、奥菜恵、下は安藤サクラ。(敬称略)




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山崎さんと犬山さん。






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シネマライズの壁面に映画タイトルとサインをする俺。

keralino at 16:43コメント(32) 

2009年03月08日

ナイロン100℃公演「神様とその他の変種」の稽古が、昨日、始まった。

昨日のblogのアクセス数は17時の時点で8万件を越えていた。

通常の一日平均アクセス数の40倍だ。

「おいおい」という数のコメントも戴いている。
ザッとは目を通したものの、公開の手続きをする時間がとれない。
少し時間かかると思うけど、小分けにしてキチンと拝読し、順次公開させて頂く。嬉しかったス。本当にありがとさん。それにしてもあまりの数にギョッとしたよ。

メールも、一昨日の晩から今日にかけて、
「俺って知り合いこんなにいたっけ」
というぐらい戴いた。

この場を借りてお礼を申し上げます。

なワケで、結婚の威力というモノを思い知らされながらも、そんなこととはまるで関係なく、地味ぃに稽古は始まったのだ。

40日後には幕が開く。
しかし、なんなんだろう、毎度ながら、稽古初日の緊張は。ナイロン以外の稽古場であんなに緊張することはない。自分の劇団なのに。

結婚祝いの皆の暖かい拍手を受けながらも、どこかで

「だからって浮かれたりしたら承知せんぞ」

と言われているようで、異様に肩が凝った。


keralino at 18:40コメント(18) 

2009年03月06日

こうした発表をした経験がないので、どう切り出すべきか困惑気味ですが、普通にこう切り出すとすれば、

私、ケラリーノ・サンドロヴィッチは本日付けで、緒川たまきさんと入籍致しました。

これまでの人生で、周囲からさんざん、

「結婚するタイプの人間ではなさそう」だの

「結婚は似合わない」だの

「きっと結婚したら駄目になる」だのと言われ続けてきた私と

「あなたは結婚なんかしちゃったら謎が減るから損」だの

「あなたは結婚なんかしなくてもひとりで楽しく生きていけそう」だの

「結婚するなら70歳くらいになってからかなぁ」だのと言われ続けたり自分で言い続けてきた緒川さん。

そんなふたりが、まったく悩むことなく結婚を決めました。

もちろんこの歳ですから、「ノリで」というわけではありませんが、どちらからとでもなくそうすることになったとしか言いようがありません。

彼女には、一昨年の5月、ナイロン100℃の公演に客演してもらって以来、昨年の4月の「どん底」、そして昨年12月から今年1月にかけての「しとやかな獣」と、三本の舞台を共に作ってきました。
とても素晴らしい女優さんです。

これからも、女優と演出家としての共同作業は続けていきたいと思っております。続けないテはないですから。

そんなわけで、

「ほらやっぱり駄目になった」

と言われないよう、助け合いながら、そして楽しみながら、これからの人生を二人で分かち合っていきたいと思っております。

やはりこうした報告は「ですます調」でなければまずいだろうと思い、今日だけ全文ですます調で書いております。一人称もバランスの都合から、いつもの「俺」ではなく「私」にしてみましたが、いかがでしょう。

今後とも
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきをよろしくお願いしたいのです。

以上、ご報告まで。



keralino at 21:05コメント(566)