2007年01月13日

ラフ・トレード

昼だ。
こうして、今日も机に向かったまま完徹になってしまった。

執筆中にずっと流しているBGMは、昨年末から一週間滞在したロンドンはラフ・トレード・ショップで大量に購入した80’Sニュー・ウェーブのCDだ。
レインコーツ、
スウェル・マップス、
ペル・ウブ、
ポップ・グループ、
ジョイ・ディビジョン、
ハネムーン・キラーズ
・・・・

多くの方々には、何が何やらだろう。

ラフ・トレードは、言ってみれば、わが青春そのものだ。

ラフ・トレードというのはレーベル名、上に挙げたのはすべてバンド名。最後の二つのグループは、ラフ・トレードからはリリースはしていないが、ラフ・トレード・ショップには、他レーベルのCDやアナログ盤も雑多に置いてあった。

店内の雰囲気は、80年代に、日本にもあちこちにあり、おいらもナゴムレコードのオーナー時代に、納品や精算や、そしてもちろん買い物でも通った、いわゆる「自主レコード屋さん」だ。

なんかこう、じめじめっとして、乱雑で、無造作で、いろんな手書きのポスターやら、コピーのチラシやらが、所構わずベタベタ貼ってあって、そこがカッコよかった。

下北沢五番街、中野オールディーズ2、明大前モダーン・ミュージック、そして今でもあるけどほとんど開いてない、三茶のフジヤマ!

かつてあれほど聴いていたあれらの音楽を、今改めて聴き返し、驚くのは、わかってはいたはずなのだが、あまりに拙い演奏技術だ。素晴らしいとしか言いようがない。
上手くなっちゃった奴には、とてもじゃないが表現できない魅力が、そこには輝いている。

今のクソつまらない楽界の価値観では、あっという間に、ヘタクソの一言で一笑に伏されるれる音楽たちだ。

こいつらの音楽をバックに仕事をすると、おおいに勇気をもらえる。
ような気がする。



keralino at 11:59