kerokeronyororoのblog

ラジオ好きの暇人

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海外のサイトにはすでに回路図がアップされており、興味深く拝見した。
相変わらず受信用のADC周りはブラック・ボックスで詳細不明だが、ブロック図をよく見ると"LTC2208"との記載があった。
海外の一部サイトには、使用ADCがLTC2208の16bit版と書かれているのだが、恐らくこのブロック図の記載を見てそのような記述になったのではないかと想像する。確かにこのブロック図の記載をそのまま100%鵜呑みにすれば、LTC2208の16bit版ということになる。しかしLTC2208には、IC-R8600等に使われている14bit版の"LTC2208-14"というモデルもあり、当該ブロック図は末尾の"-14"を省略して記載した可能性も完全には否定できないのではないかと思う。
そこでブロック図をさらによく見てみると、送信用のDACには"ISL5961"というものが使われていた。このDACは14bit仕様なのだが、通常は受信用のADCが16bitの場合、送信用のDACも16bitのものを使うのが普通だろう。
受信信号も送信信号も同じ1個のFPGA内で処理しているのだから、わざわざ受信用のADCと送信用のDACを異なるbit数で処理する必要はほとんどないと言うか、かえって面倒なのではないかと思う。受信用のADCに16bit仕様のものを使うのであれば、送信用のDACも16bitで揃えるのが素直な設計なのではないだろうか。
実際、FlexRadioの6700/6600/6500/6400/6300やANAN-7000DLE/8000DLEは受信用ADC/送信用DACとも16bitのものを使っている。
以上の考察から、IC-7610の受信用ADCが16bit版という説にはなんとなく疑問符が付いてしまうのである。
なぜ16bitなら16bit、14bitなら14bitと素直に公表できないのであろうか。もし一部サイトの情報どおり16bit版を使っているなら、それこそ堂々と公表すればよいのであって、あくまで隠し通すのは、まったくもって意図不明としか言いようがない。仮に14bitのADCを使ったとしても、全体のまとめ方によっては性能的に遜色ないもの、むしろより高性能なものが出来上がるわけだから、敢えて伏せる必要はないと考える。むしろ、14bitでここまで高性能に仕上げたんだぞと胸を張ればよい。bit数がどうであれ、せっかく素晴らしい検証結果(http://www.fbnews.jp/201802/special/index.html およびhttp://www.fbnews.jp/201804/special/index.html)が出ているのに、残念に思う。
どこぞの政府のMK問題ではないが、不自然に隠せば隠すほど、受け取る側の疑惑・疑念は深まってしまうのである。

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近所のリサイクル・ショップで珍しいものを見つけた。"GP-42"という製品名の東芝製のポータブル電蓄である。
恐らく70年代製で、未使用に近い準デッドストック品と思われるが、元箱入りを3000円で手に入れた。
この金額だとただの電蓄なら買わないところだが、嬉しいことにAMラジオ付きというところにグッときてしまった。
ラジオは付いていなかったが、幼い頃、家に管球式の小型の電蓄があったことを思い出す。
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持ち帰って中身をチェックしてみると、外観は如何にも70年代風のデザインで、プラスチッキーでチープな雰囲気が堪らない。当時のベルマーク付き乾電池もそのままという懐かしさ満点の風情である。残念ながら取説は欠品していた。
底の電池蓋を開けると、なんとACコードが出てきた。乾電池による使用だけでなく、AC電源内蔵というところが素晴らしい。しかもマイク・ミキシング機能付きというから、まさに家庭用カラオケ・マシンのはしりのような製品である。
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コンセントにつないで動作確認すると、ボリュームに年代相応のガリがあるものの、電蓄もラジオも問題なく動作した。
ラジオはおそらく6石スーパーだろうが、予想に反してそんなに音も悪くない。ピックアップの針も破損しておらず、指で触れるとガサガサっと音がする。幸いなことに、ターンテーブル上のスポンジ・シートも劣化していなかった。
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さっそく家にあるEP盤コレクションから適当に一枚出してきて、どんな音がするかかけてみた。チリチリとホコリを拾う音を伴いながら、安物の電蓄らしい味のある音を聴かせてくれる。ボリュームをうんと上げるとAC電源のハム音がかすかに聞こえるが、意外にスッキリした音なので驚いた。
酷使すると簡単に壊れてしまいそうなので、とりあえずそのまま箱に入れて仕舞っておくことにした。いずれ内部を開けて、念入りに整備してやりたい。思いがけず、ラッキーな買い物だったと思う。

<追記>
ネットで調べてみると、当時のサービスガイドの表紙が見つかった。それによると、GP-42は1978年頃に製造されていたものらしい。新品時の価格は9500円だったようなので、簡単に安物扱いしてはいけないのかもしれない。
付属していた単1乾電池は懐かしいベルマークの封印付きの「キングパワー」だが、試しにテスターで測ってみると、さすがに電流値は下がっていたものの、驚いたことに4本とも1.5V近くの電圧が残っていた。よほど保存環境が良かったのではなかろうか。

D-808に元々付属しているLi-ion充電池(18650)は2000mAhの容量で、もちがイマイチに感じる。しかもどこのメーカー製かも判らず、使っていて何となく気持ちが悪い。
そこで、巷で好評のKEEPPOWER製の保護回路搭載モデルを購入した。
容量は3400mAhと大きめで、日本製のセルと保護回路を使っているので安心度が高い。
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ついでに専用の充電器も購入したが、これまた安価な割りに高性能なので驚いた。
モニター用の液晶ディスプレイが搭載され、充電状態が%表示されるので、充電前の残量確認や過充電の防止に大変便利である。
D-808だけに使うのは、ちょっともったいないような気がしないでもない。

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