March 2016
March 31, 2016
March 25, 2016
Vol.2754 桜草の芽
庭の桜草の芽が顔を出し始めた。まだ1センチにも満たないくらいだが確実に春が近づいている事を伝えてくれる。地上に出ているのはたったこれだけだが、地下には長く冷たい冬を越した宿根が10センチほど隠れている。例年四月下旬から五月にかけてこんな可憐な花を咲かせるが、実はなかなか逞しい山野草なのである。
March 22, 2016
March 21, 2016
Vol.2752 マルちゃんの塩ラーメン
ツルヤで「マルちゃんの塩ラーメン(北海道限定)」を見つけた。昔別荘族だった頃、散々飲んだ挙句明け方にシメで食べていたのが決まってマルちゃん塩ラーメン。かつてはどこでも手に入ったような気がしたんだけど、いつの間にか入手困難になった。
東洋水産のHPによれば塩ラーメンは何故か東北信越静岡中京限定販売らしい。最近軽井沢では見ないが、、。そして今回見つけた塩ラーメンは北海道限定。どういうわけか東京大阪福岡などの大都会でもこのラーメンは売っていないことになる。
さっそく作ってみた。「いや〜、懐かしい味」 でも確か昔はすりゴマが別袋だったような気がするが、粉末スープの中に入っている。
昨今東洋水産が仕掛けた新タイプのラーメンが各社続々と発売されたが、「今食べたいラーメンは何?」と言う調査ではやっぱり昔ながらの「サッポロ一番味噌ラーメン」や「日清のチキンラーメン」などが上位を占める。マルちゃんの塩は残念ながらランク外。全国区でないのがアダに?
この「北海道限定・塩」はHPによれば通常の「塩」と一味違うらしく、「香味野菜を程よくブレンドしたあっさりタイプの塩ラーメン」すりごま入り」 通常の塩は「チキンとポークをベースに、野菜の旨みを加えたあっさり塩味ラーメン。すりごま付き」
そうか、味もすりごまもちょこっと違ったんだね。
東洋水産のHPによれば塩ラーメンは何故か東北信越静岡中京限定販売らしい。最近軽井沢では見ないが、、。そして今回見つけた塩ラーメンは北海道限定。どういうわけか東京大阪福岡などの大都会でもこのラーメンは売っていないことになる。
さっそく作ってみた。「いや〜、懐かしい味」 でも確か昔はすりゴマが別袋だったような気がするが、粉末スープの中に入っている。
昨今東洋水産が仕掛けた新タイプのラーメンが各社続々と発売されたが、「今食べたいラーメンは何?」と言う調査ではやっぱり昔ながらの「サッポロ一番味噌ラーメン」や「日清のチキンラーメン」などが上位を占める。マルちゃんの塩は残念ながらランク外。全国区でないのがアダに?
この「北海道限定・塩」はHPによれば通常の「塩」と一味違うらしく、「香味野菜を程よくブレンドしたあっさりタイプの塩ラーメン」すりごま入り」 通常の塩は「チキンとポークをベースに、野菜の旨みを加えたあっさり塩味ラーメン。すりごま付き」
そうか、味もすりごまもちょこっと違ったんだね。
March 19, 2016
Vol.2751 イカル
最近森レスにイカルがよく顔を出す。体長は20cmくらい。シメそっくりだが黄色いくちばしが特徴的。もう少しするとこんな鳴き声が森にこだまする。「ツキヒホシ」(月・火・星)と囀ると言われれているが、ぽんきちには「ヒッホイヒッホイヒ〜」としか聴こえない。
March 17, 2016
Vol.2750 イチゴのリゾット
久々にイチゴのリゾットを作ってみた。みんな「え〜! イチゴで〜?」と驚くけどこれがたまらなく美味しいのだ。いちご大福だって餅といちごだし、ご飯に餡子を乗せて食べようとは思わないけど、おはぎならOKだろう。ご飯に甘みと酸味を加えた最も身近な食べ物はお寿司だ。色々調べてみたらブルーベリーご飯なんてものもあった。先入観を取り除けば食の世界はもっと広がるはず。作り方はずっと前にもブログに載せているので(読みにくいですが)是非お試しアレ。
March 16, 2016
March 15, 2016
Vol.2748 大久保西の茶屋
散々迷った挙句辿り着いたのは長野市方面から戸隠の入り口大久保地区に建つ古びた古民家のお蕎麦屋さん。ここには2件の古民家蕎麦店があるが入ったのは「大久保西の茶屋」もう片方はやっぱり休業中。
そうとうお腹が空いたのでぽんきちは「てんぷら蕎麦膳」¥1700を注文。見て!このボリューム。お蕎麦は戸隠お約束の「ボッチ」盛りが5つだが、ひとボッチの量が多い。天ぷらも一口で食べきれない大きさ。他にかぼちゃの煮物とか鮎と根菜の酢の物、そして自家製シソジュースなどが付いてくる。野菜は全部地元産だと言う。
信州の田舎蕎麦のツユはたいてい甘口でちょっと閉口することもあるのだが、こちらは観光客が多いからかしっかり辛口。醤油の味に深みがある。蕎麦はやや太めで歯ごたえ香りは良好。
料理長が頼んだのが「お煮かけそば」北信濃の名物だ。きのこ、根菜、白菜などが入ったぐつぐつ煮える味噌汁に蕎麦を付けて食べる。普通は大きなどんぶりで提供されることが多いようだが、このお店では火の付いたコンロで出してくれるのでつけ蕎麦で食べてもいいし煮込んで温かくして食べてもいい。とても素朴な料理だが味噌が旨いし体が温まる。こちらは¥1200くらいだったか。
得てしてお気に入りのお店があるとその店ばかりリピートしてしまうことがあるが、こうしてオフシーズンに思わぬ発見があるのも楽しい。大久保西の茶屋さんお気に入りの仲間入り。
ちなみに戸隠の人里離れたところにぽつりんと建つ古民家お蕎麦屋さん大久保西の茶屋は寛永元年(1623年)創業、冬でも営業。長野市内に兄弟店が2店、そして横浜のららぽーとにもフランチャイズ店があるそうな。
そうとうお腹が空いたのでぽんきちは「てんぷら蕎麦膳」¥1700を注文。見て!このボリューム。お蕎麦は戸隠お約束の「ボッチ」盛りが5つだが、ひとボッチの量が多い。天ぷらも一口で食べきれない大きさ。他にかぼちゃの煮物とか鮎と根菜の酢の物、そして自家製シソジュースなどが付いてくる。野菜は全部地元産だと言う。
信州の田舎蕎麦のツユはたいてい甘口でちょっと閉口することもあるのだが、こちらは観光客が多いからかしっかり辛口。醤油の味に深みがある。蕎麦はやや太めで歯ごたえ香りは良好。
料理長が頼んだのが「お煮かけそば」北信濃の名物だ。きのこ、根菜、白菜などが入ったぐつぐつ煮える味噌汁に蕎麦を付けて食べる。普通は大きなどんぶりで提供されることが多いようだが、このお店では火の付いたコンロで出してくれるのでつけ蕎麦で食べてもいいし煮込んで温かくして食べてもいい。とても素朴な料理だが味噌が旨いし体が温まる。こちらは¥1200くらいだったか。
得てしてお気に入りのお店があるとその店ばかりリピートしてしまうことがあるが、こうしてオフシーズンに思わぬ発見があるのも楽しい。大久保西の茶屋さんお気に入りの仲間入り。
ちなみに戸隠の人里離れたところにぽつりんと建つ古民家お蕎麦屋さん大久保西の茶屋は寛永元年(1623年)創業、冬でも営業。長野市内に兄弟店が2店、そして横浜のららぽーとにもフランチャイズ店があるそうな。
March 14, 2016
Vol.2747 うずら家は、、。
戸隠は神社と蕎麦の村だ。毎年11月には地元で収穫されたばかりの新蕎麦を神社に奉納して「そば祭り」が催される。ここぞとばかりに蕎麦手形片手に蕎麦のハシゴをするので戸隠のお蕎麦屋さんはかなり食べ尽くした感がある。しかし、名店と言われるお店の中で一箇所だけまだ食べていないお店がある。中社前の「うずら屋」である。その訳はこの店の定休日がけろけろと同じ水曜日だからだ。今回の長い冬休み中(もう春休みか)は普段行けないお店を是非訪ねてみたい。期待を胸に中社に降り立ち、そして目にしたのは「冬季は火曜・水曜日定休、時々木曜も休みます」の張り紙。・・・・・・・よほどこのお店とは縁が無いんだなぁ、、、。って言うか調べてから行こうよ。
それなら、奥社前の「なおすけ」に行こう。・・・・しかし、火曜日は定休日。もうひとつのお気に入り「そばの実」さんは長蛇の列。そもそもこの季節の平日は開いている店を探す方が大変だ。いやはや参ったなぁ。と言いながら戸隠村を行ったり来たり。やっと一軒のお蕎麦屋さんに落ち着いた。
・・・続く
それなら、奥社前の「なおすけ」に行こう。・・・・しかし、火曜日は定休日。もうひとつのお気に入り「そばの実」さんは長蛇の列。そもそもこの季節の平日は開いている店を探す方が大変だ。いやはや参ったなぁ。と言いながら戸隠村を行ったり来たり。やっと一軒のお蕎麦屋さんに落ち着いた。
・・・続く
March 12, 2016
Vol.2746 南屋総本店
善光寺の山門を正面に見て右にほんのちょっと入った道沿いに「南屋総本店」は店を構えている。看板には弘化三年創業とある。店のおばあちゃんに
「このお店は何年になるんですか」
と聞くと
「もう150年ほどです」
との答えが。 後で調べてみると弘化三年は1846年、幕末に近い頃。14代将軍家茂が生まれた年だと言う。
訪ねたのは午後3時過ぎ。古びたお店のショーケースにはもう看板商品の大福は売り切れで素甘と草餅のみだった。正直言って、これでやっていけるのかな、って感じなのだが。そこはさすが善光寺さんのお膝元で創業150年。なんでも周辺の宿坊や昔ながらご贔屓にしているお客さんが沢山いらっしゃるようだ。
家に帰って濃いお茶で頂いた。優しい甘さが口いっぱいに広がる。こんなお店にはずっと残っていてほしい。
ところで、「総本店」と言うからには「支店」や「暖簾分け」があるのかな、、。どうも他にお店は無いようだが、、、。今度行ったらおばあちゃんに聞いてみよ。
「このお店は何年になるんですか」
と聞くと
「もう150年ほどです」
との答えが。 後で調べてみると弘化三年は1846年、幕末に近い頃。14代将軍家茂が生まれた年だと言う。
訪ねたのは午後3時過ぎ。古びたお店のショーケースにはもう看板商品の大福は売り切れで素甘と草餅のみだった。正直言って、これでやっていけるのかな、って感じなのだが。そこはさすが善光寺さんのお膝元で創業150年。なんでも周辺の宿坊や昔ながらご贔屓にしているお客さんが沢山いらっしゃるようだ。
家に帰って濃いお茶で頂いた。優しい甘さが口いっぱいに広がる。こんなお店にはずっと残っていてほしい。
ところで、「総本店」と言うからには「支店」や「暖簾分け」があるのかな、、。どうも他にお店は無いようだが、、、。今度行ったらおばあちゃんに聞いてみよ。
March 11, 2016
Vol.2745 善光寺
ぽんきちは特に信心深いわけでもないが、善光寺には年に何回もお参りに行く。このお寺が日本で指折りの伝統的木造建築で見るものを圧倒する力があることも、宗派宗教を超えて誰でも救済してくれると言う懐の深いお寺であることも、そして少し足を伸ばせば戸隠と言う「蕎麦の聖地」があることも理由だ。
3月半ばの平日の昼下がり。参道はご覧の通り人影もまばら。
御開帳も北陸新幹線延伸フィーバーも一段落して落ち着きを取り戻している。取り合えず料理長の手術の成功の御礼をしておみくじを引いたらまたしても「大吉」だった。
お店はもうしばらくお休みします。
3月半ばの平日の昼下がり。参道はご覧の通り人影もまばら。
御開帳も北陸新幹線延伸フィーバーも一段落して落ち着きを取り戻している。取り合えず料理長の手術の成功の御礼をしておみくじを引いたらまたしても「大吉」だった。
お店はもうしばらくお休みします。
March 09, 2016
Vol.2743 貯木場
暖かくなってきたので軽井沢町の貯木場に行ってみた。実は初めての経験だ。薪ストーブを導入してもう9年になるのにここで薪を調達したことがなかったのは店の定休日と貯木場の定休日が同じ水曜日だから。そして冬休み中は雪と氷でとても薪を切り出せる状態でないからだ。
今年の冬はそれほど寒くはなかったが、いかんせん冬休みが異常に長くなってしまい、家で過ごすことが多いから薪がものすごいスピードで無くなって行く。今年は問題ないとしても来年、再来年の薪が心配だ。
左側の薄い色の薪が今回運んだもの。それにしてももの凄い量の伐採木。そしてウワサには聞いていたが放置されている木の殆どが落葉松、樅、松などの針葉樹。いや、針葉樹も良く乾かせば良い薪になるのだけれど、火持ちがよろしくない。いやいや贅沢は言っていられない。喜んで玉切りにしてお持ち帰り。楢、クヌギ、栗、クルミなどの広葉樹はここに捨ててお金を取られるより薪買取業者に持ち込めば売れるのだから当然だろう。
【お知らせ】
けろけろキッチンは2月末までの「冬眠」を終えて3月1日から再開する予定でしたが、料理長の病気治療のためしばらくの間お休みいたします。ご不便ご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い申し上げます。
今年の冬はそれほど寒くはなかったが、いかんせん冬休みが異常に長くなってしまい、家で過ごすことが多いから薪がものすごいスピードで無くなって行く。今年は問題ないとしても来年、再来年の薪が心配だ。
左側の薄い色の薪が今回運んだもの。それにしてももの凄い量の伐採木。そしてウワサには聞いていたが放置されている木の殆どが落葉松、樅、松などの針葉樹。いや、針葉樹も良く乾かせば良い薪になるのだけれど、火持ちがよろしくない。いやいや贅沢は言っていられない。喜んで玉切りにしてお持ち帰り。楢、クヌギ、栗、クルミなどの広葉樹はここに捨ててお金を取られるより薪買取業者に持ち込めば売れるのだから当然だろう。
【お知らせ】
けろけろキッチンは2月末までの「冬眠」を終えて3月1日から再開する予定でしたが、料理長の病気治療のためしばらくの間お休みいたします。ご不便ご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い申し上げます。