2016年02月20日

# Ron Kusse Baby Catskill を入手 # 可愛い

RonKusseBabyCatskill ~00

あの強面なおっちゃんが、こんな可愛い竿を作るとは
 

最近はその動静がまったく不明な、前H.L.Loenard Rod Co. のVice President にして、アメリカ東海岸のフライフィッシングの伝統の集大成のような川、Catskill に本拠を置く(置いていた、かな)ロッドメーカー、Ron Kusse 。
(ロン・キューシーとか言ったりしますが、クーシーの方が正しいような??)

つ〜まり彼のHP はもう見れない、ronkusse.com は$877で売りに出されているそうな。┐( ̄ヘ ̄)┌

なおさんざ語ってますが、駄目押し、Vice President を副社長と訳したらアキマヘンから〜ぁ。日本で言うところの副社長に当たるのは、Senia Vice President かExective Vice President ですから。ただのVP ではせいぜい決裁権のある部長クラス程度でっせ。

まあそうは言っても社員数十名の小所帯でのVPですから、実質は経営にも関わってはいたでしょうけど…永らく代理店であり、実質のオーナーでもあったWilliam Mills &Sons が倒産して、自力でやってかんならんようになった時点で、レナード社の株は職人集団が一旦買ってなんとかしようとしていたらしいことは、前にも紹介しました(出典 "Fiberglass Fly Rod by Victor Johnson")が、 Ron がVP だったのはそん時だけ行きがかり上致し方なく、と思ってますがね。なんかHap Mills や Ted Simroe に引きずり込まれたらしいけど、これらの方々が早々辞めてる(させられてる)のにRon は1981年3月までは粘ったらしいけど。

さてLeonard の、そしてCatskill の伝統でもある、タイニーなフライロッド であるBaby Catskill をロンが作るとこうなる、をヤフで見かけましたのでゲッチュです。

RonKusseBabyCatskill ~01

シリアルからは94年製。6ft で2番ラインとはっきり書いてますの。そして…2Tip 仕様なのですが、この写真ではTipは一つしか写ってなくて(もう一つのtipは右の向こう側に見切れてるのね)…Butt 用の隔壁との間に何やらもっこりあるでしょ。そう、あまりに繊細なロッドなので、保護のためサックに棒を入れて縫い付けてあるのね。ですから竿を全部抜いてもサックはしなだれないのよ。

RonKusseBabyCatskill ~02

チューブの記述はModel名がかすれてんので、光の反射の加減で見えるように撮ってみました。 竿には何のインスクリプションもないので、チューブとタグがないとモデルは特定できませんの。

RonKusseBabyCatskill ~03

シンプルでスッキリ、しかしLeonard 伝統の「ニッケルシルバー」の金具で仕立てられたシートまわり。

RonKusseBabyCatskill ~05

RonKusseBabyCatskill ~06
 
ウッドはなんでしょね? バターナッツではないような、でもLeonard 定番のシートを彷彿とさせますの。 

RonKusseBabyCatskill ~04

RonKusseBabyCatskill ~08

同じくニッケルシルバーだろうな、のショートタイプのフェルールに、

RonKusseBabyCatskill ~09

ストリッピンガイドがスネークなのも伝統。ただし本来のLeonard Baby Catskill ではここはイングリッシュツイスト(逆ひねり)でないとイカンのやが…そこまではこだわってないのは、逆に思いっきり伝統の主流に居るからこそ出来る割り切りでしょうかね。

RonKusseBabyCatskill Weight

実測重量はButt37.59g、Tip 6.43g/6.49g、計44.08g(重い方で)

えー、いわゆるBaby Catskill の伝統で言えばこの竿はOne Ounce 竿と呼ばれる訳でして、こんなに重いと(笑)アカんのですがね。ってかタグ表記(1to1-1/8oz.)に対しても重ないかぃ?

まあそれでも前に持っていた、Steve Blake of Sisters レストアのLeonard 36 よりは軽いのですが。

RonKusseBabyCatskill ~10
 
ラインベンディングでは、これも明快なベンディングポイントの移行は示さず曲がり込んでいくから、セミパラ。

竿全体で綺麗にしなって投げれるけど、ちょっと利かせたいときはティップに少し乗せて鞭のようにも出来る…この長さ、この軽さの中でそれができてるのは流石というか、また完全に2WT指定ですが、3番でもちゃんと投げれますんで。(まあフルラインはきついけどね)

さてRon Kusse 氏、ホントどうされているのか…お生まれは1934年だそうなのでまだ82歳、(エエ”まだ”です、うちの母は86や)ご存命であって欲しいですが。

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測りました
# Ron Kusse のCompound Taper を測る # な〜る【Key Taccata's FF Tackle Den】at 2016年04月10日 10:22