望雲坂(NO.260) 

 
所在地:群馬県吾妻郡草津町草津390あたり


前に、とある街の風景237(草津温泉湯畑の高低差めぐり)で群馬県にある草津温泉を取り上げてからすこし時間が経ってしまいましたが、今回は、東京を離れて草津温泉で歩いた坂道を取り上げてみたいと思います。
ただ、散歩当日は、前にも書きましたけど、車酔いしていて、すこし頭がくらくらしながらの中での散歩と撮影でしたので、写真がどうなっているか不安でしたが、それなりには撮れていたみたいです。(笑)


名前は、ぼううん坂と呼ぶそうです。
場所は、前にこのブログでも取り上げた湯畑から西へすこし歩いたところにあります。


望雲坂(NO.260)1
写真1

まずは坂下からの様子でも。(写真1)
見た感じでもわかりやすいですが、けっこうな勾配具合の坂道でした。
冬にきたことはありませんが、雪が積もると以外とたいへんなのではといらぬ想像をしてみたり。
道幅的にも、車は無理そうな感じでした。


望雲坂(NO.260)2
写真2

写真1でも見えていましたが、すぐそばには坂の名前を記した石碑がありました。(写真2)
わかりやすくてありがたいですね。(笑)
ちなみにこの坂道は、坂上にある望雲というホテルへ向かう坂道ということで、この名前がつけられたそうですよ。(※以上、坂学会さんのHPを参考にしました。)
またこのホテルは、小林一茶(江戸時代後期に活躍した俳人)が訪れて、「湯けむりにふすぼりもせぬ月の」という句を残したことでも有名らしく、このエピソードからも古くからある旅館(HPには慶長4年(1599年)創業とありますね)で、以前は湯畑のそばにあったらしいですよ。(これ以上の詳しい史実を知りたい方は、ホテルの公式HPでも見てくださいな。)
あと、石碑には、昭和39年9月とあるので、この坂道も昭和39年から昭和40年頃にできたものかもしれないですね。(なにげに撮影したものですけど、この写真では見えていませんけど、元画像は一眼クオリティだったおかげで拡大して文字が読めたのですよ。(笑))


望雲坂(NO.260)3
写真3

いちおう写真1の背後あたりの街並みなどもぱちりと。(写真3)
温泉街の情緒がそのまま残っていて良い感じでしたよ。
位置的には、奥の白い車の左側あたりが坂下あたりのはずですよ。
とにかく次回行く時は、冬に泊まりがけできたいものですな。


望雲坂(NO.260)4
写真4

そして、坂道に話をもどしまして、坂をすこし上り、坂下方向を見てみたものです。(写真4)
こうして見ると、坂下の柵の様子からも人しか歩けない坂道ということがわかりやすいかもですね。(じゃあ、写真1で写せばいいのにと思った方もいるかもしれませんが、写真的には手前に柵が写っているのもどうかと思いまして、ここでの登場となったわけなんですよ。)


望雲坂(NO.260)5
写真5

写真4とだいたい同じ位置より坂上方向を眺めてみました。(写真5)
やっぱり坂上を見る方が傾斜具合がわかりやすいですね。
(というか、これはカメラの水平垂直の問題で、坂下方向を写す時は、どうしてもレンズが下向き気味になるからこう見えてしまうのかもとうすうす感じてはいますが、やはり坂道自体を写さないとどうしようもないですからね。。)


望雲坂(NO.260)6
写真6

これまたいちおう、写真5で見えていたホテルの看板をアップでぱちりと一枚。(写真6)


望雲坂(NO.260)7
写真7

次は、看板のあったあたりから、坂下方向を見てみたものです。(写真7)
ここからだとけっこうくねくねした道のつくりになっているのがわかりやすかったです。
しかも遠目には樹木が高くそびえていて、どうやらむこうのほうも崖かなにかになっているのかもしれないですね。


望雲坂(NO.260)8
写真8

今度は写真7とだいたい同じ位置より坂上方向を見てみました。(写真8)
まさに散歩路といった感じで、左右の樹木も都内では見かけない種のようでその点でもけっこう新鮮な感じだったかもです。


望雲坂(NO.260)9
写真9

さらにずんずんと坂を上ると、坂上あたりがすこし見えてきました。(写真9)


望雲坂(NO.260)10
写真10

そして、やっと坂上あたりまでやってきて、坂下方向を見てみました。(写真10)
こうしてみるとけっこうカーブしていたようで、ここから坂下あたりの様子は確認できませんでした。
ちなみに、いつもお世話になっているマピオンで高低差を見てみるとですね、坂下あたりは海抜1156mで、坂上あたりは1165mとのこと。
海抜が1000m台ということにあらためて驚きつつも、ここは高地なので、そのあたりは軽くスルーしてですね、高低差でいえば、9mということになりますかね。
というか、坂道自体をみただけでも、なかなかの高低差があったのですね。


望雲坂(NO.260)11
写真11

実は写真10の右側はさらに坂道になっていまして、奥には今回の坂の名前の由来ともなったホテルが見えていましたよ。(写真11)


ということで、今回はこんな感じです。


地図
群馬県吾妻郡草津町草津390あたり


座頭ころがし坂  (NO.259) /世田谷区

ざとうころがし坂と呼ぶそうです。
場所は、前回とりあげた新坂(NO.258)からすぐそばで高速道路を隔てた北側にあり、坂上には大蔵運動公園がある坂道です。


座頭ころがし坂 (NO.259)1
写真1

まずは、坂下からの景色など。(写真1)
このあたりからの景色は細めの道で車がすれ違うのもたいへんそうなまさに抜け道といった雰囲気だったかもです。
ただ、ここはその割に、坂上のほうに行けばわかりますが、車の行き来はけっこうある坂道なのですよ。
あとは、ここも国分寺崖線の一部で、坂上に大蔵運動公園があるため、園内の緑がここからも見えていて、樹々のトンネルに向かうかのような感じが印象的でした。


座頭ころがし坂 (NO.259)2
写真2

ちなみに、すぐ右側にやってるのかどうかわかりませんでしたが、なかなかおもしろい雰囲気の喫茶店もありましたよ。(写真2)


座頭ころがし坂 (NO.259)3
写真3

いちおう、だいたい同じ位置より、写真1の背後をみるとこんな感じでした。(写真3)
手前には仙川が流れていて、奥には高速道路という具合に坂上方向とはまったく違った雰囲気の景色が広がっていました。
ちなみに、この高架を抜けると、新坂(NO.258)がすぐ目の前にあるというわけですね。


座頭ころがし坂 (NO.259)4
写真4

さらに坂を上り、坂下方向をみてみたものです。(写真4)
両サイドの樹木具合などのせいかわかりませんが、農道がそのまま道路になったような雰囲気だったかもです。


座頭ころがし坂 (NO.259)5
写真5

すこし坂を上がり、坂上方向を見てみたものです。(写真5)
奥に見えているあたりが、坂道本(東京の坂風情)によれば、坂上あたりということになるみたいです。
しかもあいかわらずまわりに樹木が多いですね。


座頭ころがし坂 (NO.259)6
写真6

そして、坂上あたりにやってきました。(写真6)
ただ、見ての通りなのですが、この座頭ころがし坂はここでいったん、終わるらしい(坂の碑もないので本の情報だけがたよりです)のですが、地形的にはさらにここから高低差があり、左と右にはさらに坂上に行くための坂道があるのですよ。
しかも、右側の坂道は、今回は取り上げませんけど、あの全力坂ではここから上の公園に行ける坂道を「座頭ころがし坂」として例のごとくアイドルの女の子が坂道を走っている映像がyoutubeに上がっていましたよ。


座頭ころがし坂 (NO.259)7
写真7

また、写真6の右側のほうにもちらりと見えていましたが、打越辻地蔵尊なるものがまつられてあり、立派な屋根まで建てたということが長々と書かれている案内板もあわせてこんなところにありました。(写真7)
これらの像は1715年に建てられたみたいなことが案内板にあるので、この坂道も実はかなり古くからあるとは思われるのですが、大蔵運動公園が1962年にできたそうなので、その前に、かつての座頭ころがし坂の地形具合はかなり変わってしまったのでしょうかね。

ちなみに、「座頭ころがし坂」の”座頭”は”ざがしら”ではなく”ざとう”と呼ぶそうですので、その意味を「盲人」ととらえると、目の不自由な人、および「ころがし」という言葉から、かつては勾配なども含めて険しい坂道だったのだろうと想像できそうなのですが、今の坂道の雰囲気からするとちょっと想像できないかもですね。


座頭ころがし坂 (NO.259)8
写真8

そして、最後は、坂上からの風景でも。(写真8)
こうして名前の由来も想像しながら改めて、この景色をみるとまた違った雰囲気に感じられてしまうのは気のせいでしょうかね。


ということで、今回はこんな感じです。


地図
世田谷区大蔵4-1あたり