瀬田隧道の真上を通っている階段 / 世田谷区瀬田1丁目

また寄り道です。
場所は、前にとりあげた「まむし坂(NO.252)」の途中にある無名階段です。


瀬田隧道の真上を通っている階段1
写真1

こちらが、その階段です。(写真1)
見てのとおりですが、坂下からの様子です。
またこの階段は「まむし坂(NO.252)」の記事の7枚目(写真7)でもちらりと登場しています。
高低差具合はもちろん、S字にくねくねと曲がっているなかなか視覚的にもおもしろい階段でした。


瀬田隧道の真上を通っている階段2
写真2

次はですね、こちらも「まむし坂(NO.252)」の記事の8枚目(写真8)で登場したものなのですが、この写真、penで撮っていたおかげで元画像はかなりの高解像度で記録されていたため、画像は粗いですがこのような拡大写真が作成できたわけなのですよ。(写真2)
で、そこにはなにが写っていたかというと、瀬田隧道の扉だったんですよ。

実は、このまむし坂(NO.252)を記事にしているときに、まむし坂(NO.252)沿いに、瀬田隧道なるものがあるということを知り、もちろん現地では素通りしてしまい、写真1でも、存在に気がついていれば一枚の写真におさめることも出来たのですが、残念ながら今回はその様子をとらえていなかったので、このようなことをしてみたわけなのです。
なので、写真2の右下に、Googleマップより拝借した画像で写真1と同じアングルの瀬田隧道のトンネルの扉が右のほうに写っているものも貼り付けてみました。

ちなみに瀬田隧道の”隧道”とは、僕自身はトンネルという意味でとらえていましたけど、やはりコトバンクで調べてみても「地中に掘った,墓室に通じる通路」や「トンネル」という意味がでてきますので、瀬田隧道の場合は、トンネルととらえていいと思います。
またこの瀬田隧道、ネット情報によれば(なので確定情報ではありませぬ)、写真2の場所からトンネルになっていて、まむし坂(NO.252)などでもでてきた坂下にある丸子川につながっているそうです。(しかも、場所は「整体協会」の隣にあるという情報もあったので、Googleマップで調べてみるとそれらしい入口らしきものを見つけましたが、今回は撮影していないので、括弧書きです。。)
とにかく、今まで歩いたこのあたりの地形具合を考えると、写真2の扉の場所と丸子川までは高低差があるはずなので(扉側が高くて、丸子川側が低い)、水を流すにはちょうど良さそうな感じになっているかもですね。

あと、「ウルトラシリーズロケ地探訪」なるサイトにも瀬田隧道のことが取り上げられていまして、なにごとかと思ったらウルトラマンの「ミイラの叫び」の回やウルトラQの「育てよ!カメ」の回で、この扉が登場するとのこと。


瀬田隧道の真上を通っている階段3
写真3

しつこいですが、こちらも”まむし坂(NO.252)”の記事の写真6を拡大表示させてみたものです。(写真3)
ここにもちらりと見えておりました。(汗)
(今度、ぶらりとしたときは、絶対に階段とあわせて撮ります!)


瀬田隧道の真上を通っている階段4
写真4

と、そんなこんなでやっと階段を上りはじめ、坂下のほうをみてみたものがこちらです。(写真4)
じっくり眺めてもらうとわかるかもですが、この階段、なかなかつくりが凝っていて、特に気になったのが右側の擁壁も兼ねている白い壁が微妙にななめりながらカーブしているんですよ。
しかも、その手前(下?)の白の擁壁と階段の間にあるコンクリートのしきりみたいなものも、実はなくても問題なさそうなものなのに存在していて、手前の90度カーブしているところのつくりなどはなんともきれいに曲線を描いていて、この階段、特に坂上になにか有名な施設があるわけでもなく、どこにでもあるような抜け道的な用途のためのものだったので、ちょっとびっくりしてしまいました。
やはりこれは瀬田隧道の影響ということになるんですかね。


瀬田隧道の真上を通っている階段5
写真5

さらに階段を上り、坂下方向をみてみたものです。(写真5)
踊り場のしきりと擁壁というか白い壁のカーブ具合も良い感じ。


瀬田隧道の真上を通っている階段6
写真6

そして、やっとこのあたりが坂上ということになります。(写真6)
坂下とはかなりの高低差具合でした。
また、この階段の下に、おそらく瀬田隧道のトンネルがあると思われます。


瀬田隧道の真上を通っている階段7
写真7

いちおう、写真6の背後もみてみました。(写真7)
さきほども触れたとおり、なにか変わったものがあるというわけでもなく、ふつうに閑静な住宅街でした。
ただ、地図で確認した感じでは、この道路と丸子側が地図上で交差するところに「整体協会」(もうかたほうの瀬田隧道の入口)があるようなので、この道路の形状にあわせて瀬田隧道が地下を通っているのかなあと予想はしているのですが。


ということで、今回はこんな感じです。


住所
東京都世田谷区瀬田1-3と2の間あたり


まむし坂(NO.252) / 世田谷区瀬田1丁目

所在地:世田谷区瀬田1-5あたり


この坂道は、漢字ではなく、ひらがなで”まむし”と書いてまむし坂と呼ばれているようです。
場所については、東急大井町線の上野毛駅の北側に多摩美術大学があるのですが、その大学の敷地の北側を駒沢通りが東西に通っていまして、今回の坂道はまさにその駒沢通りが坂道自身という具合のところであります。


まむし坂(NO.252)1
写真1

まずは坂下からの様子など。(写真1)
(はじめに多摩美術大学のことにふれましたが、大学は坂上のほうにありますのであしからず。)
このあたりはかなり緩やかな勾配具合の坂道でした。
まわりの雰囲気もなんとなくゆったりとした感じで、奥に見えている東急の線路とその右側に五島美術館の敷地があるためか、背の高いマンションが視界にはいらずかなり空が広く見えていました。(その分、電線が目立ちますけど。)


まむし坂(NO.252)2
写真2

あと、写真1のそば、坂下あたりには、やはり行善寺坂(NO.250)などでも出てきた丸子川が坂を横切っていて、勾配具合などの見た目はかなり違いますが「国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段」と同じくここも国分寺崖線に由来する坂道だということがこの川のおかげでわかりやすく視覚化されていたかもです。(写真2)


まむし坂(NO.252)3
写真3

すこし坂を上り、坂下方向を見たものです。(写真3)
ここからだと、ただの平坦な道という感じでしたが、微妙にS字に曲がっている具合や数種の街路樹などのせいか、はたまた奥の視線の抜けている方向に多摩川があるためか(ふつうなら家なりビルが見えるものですが)、ちょっと他の場所とはなんか違う景色に感じてしまいました。

ちなみにこの道は、駒沢通りと言いましたけど、実は今の段階では(地図をみてもらうとわかるのですが)、奥のほうにある多摩川沿いの道路(多摩堤通り)と駒沢通りとは現在つながっていないのですが、どうやら地元の人らしき方々のブログの情報から、二子玉川ライズの再開発により新しい道ができるみたいですね。


まむし坂(NO.252)4
写真4

次は、写真1でも見えていた東急の高架が間近に見える場所まできてみました。(写真4)
このあたりから坂道らしい勾配具合が続いていくようでした。


まむし坂(NO.252)5
写真5

さらに坂を上り、坂下方向をみてみました。(写真5)
高架を渡る電車もそうなのですが、左側の五島美術館内にあると思われる大きな樹々がえらい高さになって見えているなあと、帰ってから写真を見直して不思議に思ったのでGoogleマップの航空写真の45度バージョンで確かめてみたら、まさにあのあたりは崖の上に樹々が育っていて、五島美術館の建物自体も崖の上に建っているという感じでしたよ。
なので、このことから(あとで地図を確認してもらうとわかりやすいのですが)、この坂道は、まむし坂という名がつけられてますが、実際のところ駒沢通りなので、20m以上の高低差のある国分寺崖線に対して一気に最短距離で横切る道をつくってしまうとかなりの急勾配な道となってしまうので、このように道を蛇行させて勾配具合を押さえたのだろうと思われ、そのため坂下にいくほど、道の両側が崖になっており、目の前に見えている東急の高架やらものすごく背の高く見える樹木やらやたらと高い擁壁(右側にあるやつです)などが目の前に広がっていたのだなあと。


まむし坂(NO.252)6
写真6

すこし坂を上り、今度は坂上方向を眺めてみました。(写真6)
良い感じで道が右にカーブしながら上っているわけですが、やはり左側には背の高めの擁壁がちらちらと見えていましたよ。


まむし坂(NO.252)7
写真7

また途中には、こんな階段もありましたよ。(写真7)
まさに崖地を上り下りするための階段という感じですかね。


まむし坂(NO.252)8
写真8

さらに坂をのぼり、背の高い擁壁が印象的な場所にて、坂下方向をみてみました。(写真8)
このあたりは坂の中腹なのですが、この擁壁の高さ具合を見る限り、まだ坂上との高低差はありそうでした。



まむし坂(NO.252)9
写真9

さらに坂を上っていくと、坂道はまだ続いていて、しかもいままでの中で一番勾配具合の急な場所が見えてきました。(写真9)
それにしても右側の樹木が大きいですね。


まむし坂(NO.252)10
写真10

あと写真9の右側あたりに、なかなか渋いつくりの標識があったんですよ。(写真10)
マヤ遺跡っぽいというか、建築学的には、フランク・ロイド・ライト風というか。
内容は、「おもいはせの路(国分寺崖線散歩道)」というもので、『坂を巡る  穏やかに伸びる坂道は、まだ見ぬ光景を予感させる。一見、平板な印象を与える都市が、実は多くの傾斜、多くの坂道の集積であることに気付くとき、人々の持つ都市のイメージは、一変する。』
と書かれてありました。
いわゆる坂道ポエムというやつですかね。
ただ、肝心のまむし坂のことについての説明はなくて、地図上に”まむし坂”という記載があるのみでした。


まむし坂(NO.252)11
写真11

さらに坂を上りまして、今度は坂下のほうを眺めてみました。(写真11)
なぜここだけ、左側のような立派な街路樹が植えられていたのかは謎でしたけど、景色的にはなかなかいい味だしていたかもです。


まむし坂(NO.252)12
写真12

そんなこんなでやっと坂上あたりまでやってきました。(写真12)
もうこのあたりまでくると、道はほぼ平坦になっていました。


まむし坂(NO.252)13
写真13

また写真12の左側は、多摩美術大学の敷地で、ちょうどこんな感じで大学の出入口なんかもありましたよ。(写真13)

ちなみに、この坂道には、いつものような坂の碑はありませんでした。
なので、このまむし坂の名前の由来もわからなかったのですが、おそらくこの界隈にまむしが多く出没したとか 長くくねくねと蛇行しているその形がまむしと似ているからとかそういうことから、この名前がついたのだろうと思われます。

ということで、今回は写真だけでもけっこうな数になり長くなってしまいましたが、こんな感じです。


地図
世田谷区瀬田1-5あたり

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