とある街の風景228(目黒上村坂の坂上からの夜景)

同じ場所の坂道ばかりでは自分でも飽きてくるので、ちょっと違う場所のことでも。

昨日(もう一昨日ですかね)、代官山のTSUTAYA(代官山T-SITE)にレンタルと本探しおよびこの時期恒例のデザインイベントを店内でやっいるということでふらりと行ってきたわけですが、なんとその日は、店内でロバートハリスさんと坂本美雨さんによるトークイベント(しかも東京文化発信プロジェクトがらみということで無料!)も偶然やっていた日だったのですよ。
なので本来は予約してからの参加みたいだったのですがそれもせず、FMラジオをよく聞く身としてはなんとも懐かしく、こっそり横のほうで見させてもらいました。(気になる話題も満載で楽しかったです。あえて、一言ここで書き残しておくとすれば坂本美雨さんが言っていた猫をガラス越しに見せているお店は外国人(特に西洋系)に驚かれるだろうし馬鹿にされるかもと言っていたのがじわじわときております。)

と、そんな日記的なことから始めつつも、実はイベントの始まるすこし前に、代官山のTSUTAYAのすぐそばにある上村坂をぶらりと歩いてみたのですよ。



上村坂の坂上からの夜景1
写真1

その時の記録がこちらです。(写真1)
ぶらりとしている時に、みるみるうちに日が沈み出して、辺りは暗くなり出してしまったので、さすがにいつものように坂道をいろんなアングルから撮影するのには躊躇したわけですが、それでも坂上あたりにやって来たときに、ちょうど太陽が完全に沈んでしまう直前のあのなんともいえない空の色に引かれて思わずぱちりと一枚。
正面の信号の下、建物の間を奥のほうにいくと上村坂という名の急坂がある場所で、左右を走っているのが旧山手通りで、代官山のTSUTAYAはこの通りを左側にすこし歩いていったところにあります。
なので写真1は、上村坂の坂上からの風景ということになるわけですが、この坂道、かなりの高低差で車で上るのもかなりアクセルを踏み込まないと上れない場所で、写真でもわかるかもしれないですが、このあたりから西南方向(中目黒方向)に向かって目黒川あたりまでかなりの崖地になっているのですよ。
とにかく、この坂道はまだこのブログでは取り上げていない(でも春などに桜見物で目黒川に訪れた時についでに歩いて写真には記録しているのですけどね)ので、そのうちきちんと取り上げますので、それまでのお待ちくださいな。


上村坂の坂上からの夜景2
写真2

そして、最後にもう一枚。(写真2)
同じ位置からの写真ですけど、実はこの旧山手通り、この夕方の時間帯の車の行き来がかなり多くて坂道がちゃんとみえるものを撮ろうとするだけでひと苦労だったのですよ。
なので今回は、ペンの夜景モードで、新戦力のクネクネうごく僕的には変な名前に感じる(名称はあえてあげませんけど)ミニ三脚を使用して撮影してみると、通りを左折して坂道のほうへと曲がっていく車がなにやらお化けのように写ってしまいました。。
しかも、撮影中は、坂の(特に)左側のお店の人に怪しまれないかどうかということもけっこうドキドキしていましたよ。(笑)

ということで、今回はこんな感じです。


住所
目黒区青葉台1-4あたり


行火坂(NO.251) / 世田谷区瀬田1丁目

所在地:世田谷区瀬田1-8あたり


坂名は、あんか坂と呼ぶそうです。
場所は前に登場した行善寺坂(NO.250)とつながっていて、行善寺坂(NO.250)の中腹あたりから東側へと上っていく坂道です。


行火坂(NO.251)1
写真1

まずは坂下から坂上方向を眺めてみたものなど。(写真1)
樹木に覆われた坂道といった感じで、ここから見る分には勾配具合といい左右の擁壁といいなにか不思議な空気感を醸し出している坂道だったかもです。
またここには、写真1の右下にちらりと写っていますけど、坂名を記した石碑がありました。
ただ、ここの石碑には、坂名が書かれているのみで、いつものような坂名の由来が書かれたものではありませんでしたよ。

そんなわけで、この「行火坂」という坂名については、坂学会さん(のホームページ)がここの坂名の由来のことを調べてくれていたようで、それによると『勾配が急なため,土地の人はこの坂を上るだけで身体が熱くなるので「あんか坂」と呼んでいた。(「てくたくぶっく」による)』
とありました。
ちなみにこの「てくたくぶっく」とは、世田谷区の役所に行けば買えます。(というのも、僕もこの本を昔、学生時代に授業でこのあたりの地誌を調べるときに役所で買ったのですけど、なぜか今、見当たらないのですよ。。)

あと、この坂の由来の説明よんで、なぜ体が温かくなるのであんか坂?と思った若い人もいると思いますけど、これは”行火(あんか)”で辞書(今回はyahoo辞書を使用)を調べてみるとですね、「炭火を入れて手足を温めるために用いる暖房器具。普通,丸みを帯びた箱形の土器で,床(とこ)の中に入れたり,置きごたつとして用いる。」ということなのですよ。
まあ、説明のとおりですが昔の暖房器具ですね。(ただ僕もあまり絵がうまく頭の中ででてこなかったので、今度は”行火”でグーグル画像検索すると、イメージでてきますよ。こんな感じで。


行火坂(NO.251)2
写真2

ではまた、坂道のほうに話はもどりまして、ちょうど写真1の背後にはこんなお店があったのですよ。(写真2)
前の行善寺坂(NO.250)でも登場した写真ですが、あまりに良い感じだったので再び登場です。


行火坂(NO.251)3
写真3

次は、坂道をすこし上り、坂下方向を見てみたものです。(写真3)
正面に写真2で出てきたお店が見えていますけど、それとあわせてやはり坂下との高低差具合ですかね。
すこし上っただけなのに、かなりの高低差が坂下とでてきていました。
あとは、左側の擁壁が奥から手前に向かってぐぐんと高くなっている感じは、以外と坂道風景的には新鮮だったかもです。


行火坂(NO.251)4
写真4

もうすこし坂を上り、一息がてら坂上方向を眺めてみました。(写真4)
左右の立派な擁壁といい、坂下あたりほどではないですがなかなかの勾配具合の坂道景色を楽しむことができました。
また、舗装に目を向けて見ても、ドーナツ型に加えて、きざみ型のハイブリッドな舗装が、これは道幅が広がったため新旧の舗装がみられるのだろうか?とか、たまたま予算の関係上の時差工事でこうなったのだろうか?など、いろいろと想像がふくらむつくりが興味深かったです。


行火坂(NO.251)5
写真5

そして、最後は坂上からの景色など。(写真5)
たぶん、学生時代だったら、このあたりに座ってとりあえずスケッチでもしていたかも。(笑)
とにかく、勾配具合はもちろん、左側の樹木も年月が経ち良い感じで道側にせり出してきていてるなど、いろんな要素が時間の経過とあわせてうまく混ざっていて、距離の短い道でしたけど興味深い坂道風景を見ることができたかもです。


ということで、今回はこんな感じです。


地図
世田谷区瀬田1-8あたり