東京坂道さんぽ

2009年02月

ひさしぶりに日記気分というか備忘録がてら、ここ最近で気になったことをさらりと。

まずは、エスクァイア日本版の休刊について。
知っている方も大勢いるかもしれませんけど。
シブヤ経済新聞のつい最近の記事で知りましたよ。
このブログで紹介した雑誌といえば、カーサか東京人くらいなもので、あまり話題にしていなかったですけど、けっこう好きな雑誌だったので、この記事を見たときは、ビックリでした。
ちなみに今月号の神戸の写真がいっぱいあったのは、個人的に感動ものだったかもです(まあ高級お洒落服とのコラボみたいなほうは、おいておくとして(汗)、そのバックの風景だったり建物だったりのほうですな・・(笑))。

次は“おくりびと”
もちろん映画のおくりびとです。
ほんとすごいことになっていますね。
ただ、そういう社会の派手な流れとは別に、以前からこの映画については、あの小山薫堂さんが脚本を手掛けられたいうこともあり、そっち方面から個人的に気になっていた映画でもあったので(このあたりのことは、このブログの過去のTVや音楽カテゴリを見てもらえればすこしばかりはわかってもらえますかな)、勝手ながら、なんか遠くに行っちゃったなあという気分と、めでたい気分が混在している感じではあります。
映画の感想については、最近とみに、どの映画についても、このブログでそういうことをめっきり書かなくなってしまいましたが、今回はそういうレベルではなくて、実はまだこの映画見ていないんですよ・・・。(汗)
まあ最近は映画といえばDVDレンタルばかりで、おくりびとに限らず映画館でみることがほとんどなかったことが、主な原因ですけどね。。
(でも、いずれはぜったい見たい映画であることには変わりありませんです。)
     
あとは坂道関連で、最近の柴崎友香さんのフォトエッセイの連載で東京の坂を題材にしているのを読んでうれしくなってみたりしつつ。

そして最近忘れがちになっている建築系のほうでは、気がつけば先月号になってしまいましたが、カーサブルータス(2009年2月号)で大学時代の後輩の担当した住宅(このブログでも話題にした家です)がけっこう先頭のページで紹介されていたのには、お〜という感じでした。
とりあえず、おめでとうメールぐらいでもすればよかったのですが、それも気がつけば、この時期に。。(そういえば、つい最近S君からも連絡があったので、またメールでもしますので気長に待っていてくださいね。と、この場を借りて言ってみたりして・・。)

ということで、最近はのんびり更新ということもあり、ひたすら坂道や街の話をたんたんと書いている感じだったので、今日は自分自身の気分転換もかねて個人的な近況話のメモがてら、でした。


備忘録

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またまた西新宿よりです。


日暮れの都庁

いろんな意味で散々なことを言われている建物ではありますが、まあこれを、頑強な“壁”に見立ててみるのもよし、ちょっと変なたとえかもしれませんが、妖怪ぬりかべ(ゲゲゲの鬼太郎にでてくるあれですね)のように、なんというかすこしばかりの親しみと妄想を持って見るかは人それぞれなんだろうなあと思いつつ、夕方の微妙な時間帯にそばを通ってみると、今までに出会ったことのない雰囲気のような気がして、思わずパチリと一枚。。

なので、これは都庁の日が暮れて間もないころの様子です。

なんとなく、写真では真夜中の雰囲気に見えなくもないですが、そうなれば、さすがに樹の枝と空とのコンストラストがこんなにはっきりとはでないかもしれませんし、手前の枝や幹がもっと真っ黒なのかなと。
そいで、そういう見方で幹を改めてじっくりと見てみると、なんだか苔が生えているように緑がかっているような気が。。
まあ光の具合で、すこしばかりそう見えたのかもしれませんけど、ちょっと妄想がてら、よくよく考えてみると、この幹の太さで、花の茎のような緑色をした幹の街路樹がもしあったとしたら、けっこう不気味な風景というかおとぎ話のような景色になるんですかね・・・(笑)。
そんなことを想像していたら、木はなんで茶色なんだとか、素朴な疑問まで、ふつふつと。
そんなこともあり、検索してみると、Yahoo!知恵袋でも似たような質問している人を発見しましたよ。
ただ、これ以上深入りすれば、それはそれで深い話になりそうなので、脱線話はこれぐらいで。。(汗)

ということで、今日はさらりとこんな感じです。



住所
新宿区西新宿2

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今回はひさしぶりというか気分転換に西新宿あたりのことでも。


西新宿夕映え

これは、もうすこしで暗くなる前(一言でいえば夕方)の北通とよばれる通りからみたものです。
右側にヒルトン東京が見えているので、場所はだいたいわかってしまいますかね。
実は、この5分前くらいが、ちょうど日没後の、ほのかに明るい光が上手い具合に高層ビルを照らしていて、なかなかよかったんですが、それに気がついて、写真を撮ったときには、すでに光の具合が変化して、ちょっと薄暗い雰囲気になってしまいました。。

ただ今回は、ビルの景色というより、この夕方の時間帯で、葉のない樹木と空のコントラストを撮りたくて来てみたところ、どうもこのあたりは、街路樹のスケールに対してまわりの高層ビルが大きすぎたりして、以外といい場所がなく、うろうろしていたら、あっという間に暗くなってしまったんですけどね・・・(汗)。

ということで、過去のエントリーを見ても、様々な時期、時間の中でいろいろな視点というか角度からこの西新宿の風景を撮ってきましたけど、この夕方の時間帯の風景というのもまたあらたな発見だったかもです。
(というか今まであまりこの時間帯に撮っていなかったもので。。)


住所
新宿区西新宿2あたり

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所在地:渋谷区南平台町


なんぺい坂と呼ぶそうです。
場所は、わかりやすいところで言うと、渋谷駅からでも見えるセルリアンタワーの西側あたりにあり、坂上のほうは国道246に通じており、坂下は、前に取り上げたかめやま坂の坂下と場所を同じくしている坂道です。



南平坂(NO.158)1
坂上あたりより

これは国道246からてくてくとしばらく平坦な道を歩いているときに、道路におおいかぶさるように、右側の敷地内にある樹木が元気に育っている様子が気になり、パチリと一枚。
坂道らしき雰囲気になるのは、正面に見えている車のいるあたりからみたいでしたが、このあたりから道の両サイドには渋めの建築物や樹木がちらほらと見え出していました。



南平坂(NO.158)2
坂上より

ここからやっと坂道らしい風景になり、それほど急な感じではなく、ゆったりと下っていく坂道のようでした。
それにしても、この季節にもかかわらず道の両側には緑がたくさん見えていますね。




南平坂(NO.158)3
坂の途中より

そして、もうすこし坂道を下ってみました。
坂道によっては坂上と坂下でかなり雰囲気の変わるところもあるのですが、ここの場合は、あいかわらず閑静な高級住宅街といった具合でした。
あと坂下のほうを見ると、また上がっている道が見えていますが、それが、はじめにも書いたかめやま坂の坂下あたりです。

ちなみに、ここにはいつものような坂の碑はなかったのですが、いつもお世話になっている江戸東京坂道事典に、この坂道のひと昔前のことが書かれており、
「南平台は北端に道玄坂上の玉川通りに接しているがこの坂の両側は上流階級の人々のきわめて静かな住宅地帯で、植え込みの木立が坂をおおうように茂って特殊な雰囲気をたたえている。このあたり特記すべきこともないが、向かいの丘の鉢山は法道仙人の鉢が飛んできた山だという伝説がある。」
とありました。
まあ上流階級の人と書かれてもピンとこないところではありますが、かつては特にその要素が強かった場所なのかもしれませんね。(いちおう“上流階級”という言葉をヤフー辞書でひいてみると「経済力・地位・教養の点で、社会の上層にある人々によって構成されている階級。」なんてことが書いてありましたよ。なるほど、なるほど。。(汗))
それと、“向かいの丘の鉢山”とあるのは、おそらくさっきから何度もでてきている“かめやま坂”のある地域のことを指していると思うのですが、正確なところは不明です。



南平坂(NO.158)4
坂下より

とまあ、すこし脱線気味になりましたが、やっと坂下までやってきました。
ここから坂上のほうをみると、適度な坂道の勾配具合とその上に見えるハリネズミのようにツンツンとしている背の高い木の枝とその間から透けてみえる青空との混ざり具合というか見え具合がなんとも印象的だったかもです。


地図
渋谷区南平台町

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真冬の目黒川

今日は、前回の上村坂(NO.157)の坂下のほうでちょうど目黒川が流れていたので、ぱちりと一枚。
ちなみに写真は、下流のほうを眺めたものです。

今はなんとなく寒々しい風景ですが、春になると、川の両岸には桜が咲き誇り、都内でも有数の桜見物スポットになる場所でもあるわりには、よくよく思い出してみると、このブログで目黒川は初登場みたいですね。
今まで、ここにこなかったのが不思議なくらいです。
(正確にいうと、過去にも何度かこのあたりを歩いていてはいたんですけどね・・・。)

そして、ひとつ地図を見てておもしろそうだったのが、この写真と反対の上流のほうで、国道246と交差する場所(そこは目黒区)あたりからすこし上流にある烏山川と北沢川のふたつの川が合流して目黒川になるポイント(そのあたりは世田谷区)あたりまでが、暗渠化され、その上が緑道として整備されているみたいで、近くの渋谷川と似たような計画になっているみたいでしたよ。
ただ、この場所、僕の持っている2002年度版の地図では、まだ暗渠化されておらず、地図では目黒川とブルーの色で書かれ、川の表示になっていたので、あれれ?と思って、検索してみたら、2001年の夏に目黒川緑道として整備されたようですね。
なので、またこんどそのあたりもぶらぶらしてみたいなあと思ってみたりもしましたよ。

ということで、最近坂道話が続いたので、今日はさらりとこんな感じです。


住所
目黒区青葉台1

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所在地:目黒区青葉台1

かみむら坂というそうです。
場所は、旧山手通り沿いにある代官山ヒルサイドテラスのあたりから、北へすこしばかりテクテクと歩いた場所に上村坂の坂上があります。



上村坂(NO.157)1
坂上より

これは旧山手通り側から見た坂上からの風景です。
この写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、坂道自体はかなりの急坂で、ヒルサイドのほうから坂上の旧山手通りの洒落た街並みを歩いてくると、いきなり景色がひらけて遠くの街が見え、道のほうをみると崖でもあるのか、という具合の場所がここです。。(これはここを歩いたことがある方しかわからない感覚かもしれませんです。)
とにかく、坂上からの景色はなかなかのものかもです。

あと、数値だけ言ってもわかりにくかもしれませんが、写真でもちらりと標識が見えていますが、ここの坂道の勾配は17%とのことですよ。
まあ言ってみれば1m進むと17cm上がるという具合みたいですが、あまりピンときませんですな。。(笑)
でも都内にはさらにツワモノの25%という坂道もあるようなので、これぐらいではなんとやらという感じなのですかね。。

あともうひとつですが、坂道をすこし下ったあたりでクキっと道が曲がっているあたりにエジプト大使館が見えていたりしますよ。



上村坂(NO.157)2
坂の途中より

そして、すこし坂道を下り、坂上の方を見たものです。
ここからだと、かなりの急勾配具合がわかりやすいんじゃないですかね。
しかもすでにこの時点で、坂上とは建物一階分以上の高低差がありそうな感じです。
坂上の車も見えていないし。。

ちなみにここにはいつもの坂の碑があり
『上村坂という名前の由来は、明治時代の軍人で海軍大将・男爵まですすんだ上村彦之丞(かみむらひこのじょう)の邸宅が、この坂の上にあったためといわれている。』
とありました。

ということは、写真で見えている左右の建物か坂上に見えている建物あたりが、かつての上村彦之丞の邸宅ということなんですかね。



上村坂(NO.157)3
坂の途中より2

さらに坂道をちょこっと下り、今度は坂下のほうを眺めたものです。
このあたりまでくると、坂道の勾配具合もいくぶんかゆるやかになり、そのためか道路の舗装もドーナツタイプではなく普通のアスファルトタイプになっていました。



上村坂(NO.157)4
坂下より

最後は坂下あたりよりです。
もうここまでくると、坂上のほうはまったくみえず、なぜだか坂上の雰囲気とはまたひとあじ違った景色に見えたかもです。
あとこの坂道を歩いていて気がついたことといえば、道の両サイドには大小さまざまな塀が見られ、建物はその一歩奥にある感じが、けっこう気になったかもです。(だいぶ記憶がぼんやりしていますけど。。)

ということで、目黒区の上村坂を今回はぶらりとしたわけですが、実はかつて、坂上の旧山手通りをへだてた渋谷区側(このあたりは通りのこっちとむこうで目黒区と渋谷区という具合になっているようです)の猿楽町と鉢山町の境の道も上村坂とよばれていたことがあったみたいですね。
(※これは“江戸東京坂道事典”を参考にさせていただきました。)


地図
目黒区青葉台1

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