東京坂道さんぽ

2010年11月

電車と車と緑と・・・

ちょっと前に信濃町駅付近をぶらりとしたときのものです。
「これどこの風景?」と、いわなくてもだいたいわかってしまう風景(たぶん)をたまたま見つけてしまったので、思わずぱちりと。

すぐ目の前には首都高が走り、右側にはJRの線路。
左側に見える大きな木々のあるあたりが神宮外苑。
そして、遠くに見えるのが特徴的なシルエットのビルがふたつ見えているとおり新宿のビル群ですね。

それにしても手前の首都高のつくりがアクロバティックですね。
地図で確認してみると、どうやらこのあたりに出入口があるらしく、一番上の左側の擁壁に突き刺さっている感じに見えているのが出口方面へと向かう道で、その下にあるのがこれから首都高に入るための道のようです。
なんかすごく地形と一体化しているというか、気をつかっているというか、ぼんやりとみているとそんな気分がしてくるほどです。
それに対して、遠くに見えるビルは地形におかまいなく、しかもただぽこぽこと同じ平面をほとんどコピペしてつみあげているだけなのに、できてみるとすごく目立つものになっていたりして。。
なんだか意味のない不公平感を感じてみたり。(笑)
そして、高層ビルは空中という場所を占拠してしまっているということにもっと意識的になっていいのかもと思ってみたり・・・。
おかげでこっちはカビだらけだよ。。(と、住むなら低層住宅派の僕は、道の視点からつぶやいてみたり。)

ちなみに首都高の左にある建物で言うと2、3階くらいの高さはある擁壁の地下あたりには、都営大江戸線なんかも走っていたりしますよ。


住所
新宿区霞ヶ丘町1あたり

今回はおやすみモード。

あっそうそう、数日前にみちくさ学会の坂道記事をかきましたので、よかったらどうぞ。



昼モードと夜景モード01

いきなりですけど、これは六本木ヒルズで撮った六本木けやき坂通りの夜景写真です。
みちくさ学会の記事にのせようか迷った末に掲載しなかったものです。
ただこれ、いま使っているデジカメの昼モードで撮ったのでかなり光をひろっているみたいで、そのせいか画面も荒れ気味でなんか受信状態の悪いテレビの画面をみているようですかね。
原因はよくわかりませんけど、とにかくあたりは明るくうつり、いろんなものがよく見えていて、光のオーラまでうつしだしているかも。笑

ちなみに坂道散歩で使う僕のデジカメは、持ち運びもスイッチ押してからの起動もはやい、以前にもお知らせしたことがあるやもしれませんがfinepixF11という機種で今となってはけっこうなベテラン機種になりつつありますけど、いつもつかっている機能はオートと手動のあいだの機能みたいなのがあって、それをつかってます。



昼モードと夜景モード02

それに対して、こちらは同じデジカメ、同じ場所で、そして夜景モード(という機能があるんです)にかえて撮ったものです。
この写真と1枚目の写真を見比べればやっぱり全然違いますよね。
こちらはどちらかといえば、目でみた感じの見え方に近くて明るいところは明るく、暗いところは暗くなっていてメリハリがきいていますかね。
画像てきにもこちらのほうが電波状況がいいところでみる映像という感じがしなくもないです。

ということは・・・?
ちょっと脱線しますけど、このデジカメでさえ、見え方の違う世界が2つとれたわけなので、同じ日、同じ時刻でもちがった世界というものがあるんですかね。
今回はたまたま2つの世界を切り取っただけの話で、おそらくこの光のとらえかたの違いだけで、たとえば人によっては道の左側があかるくて、右側が暗く見えていたとしたら、やっぱりまず左側に歩こうとするけれど、違う人はたまたま左右の明るさが同じように見えていて、じゃあ右側の道に行ってみようとなったら、それだけで同じ道を歩いていてもその後の世界がすこしかわってくるというわけで・・・。
でもそこにひとそれぞれの思考やその日の体調も加わるとこれまた違った世界がひろがるわけで・・・。
「風景とはなにものなんだろう?」
「いやただのモノのあつまりだよ」
「いやちがうね」
「・・・・・・」
「ぶつぶつぶつ。笑」

とまあ、たまたまふたつの同じ風景の写真でありながら微妙に違うものをみながら、みちくさ学会にこの写真をのせようかのせまいか迷ったときに、ふと脱線気味に思ったことをつらつらと書いてみました(ちなみにもし記事に掲載するとしたら、もちろん2枚目の写真ですけどね。笑)。

そんなわけで今日はちょっと日記気分な更新でした。

所在地:台東区上野公園1

くるま坂と呼ぶそうです。
場所は、前回の桜谷坂(NO.195)からも実は見えていた坂で、坂道好きの方なら、すでに気がついていたかもしれないですけど、かつてあったであろう桜谷坂(NO.195)とはちょうどクロスするようにあり、上野駅の公園口からアメ横方面へと下る坂道です。



車坂(NO.196)1
坂上より

坂上からの眺めです。
改札口から近くアメ横方面へと抜ける道ということもあって歩道は人であふれかえり、車道は車が列をなして信号待ちをしていました。
ちょうど上に見えている橋が桜谷坂(NO.195)でもでてきたパンダ橋です。
どちらかといえば、橋というより変わった形の歩道橋といった感じですかね。



車坂(NO.196)2
坂の途中より

桜谷坂(NO.195)でも似たような写真をのせましたが、微妙に違うアングルでパンダ橋からの車坂の眺めもぱちりと。
こうしてみると車道のほうを無理して歩けばなんとかこの坂道の傾斜具合などを体感できそうですかね。
しかも電柱もないので道の形状もよく見えています。



車坂(NO.196)3
坂の途中より2

次は坂道から一段高いところにある歩道から坂上のほうをみたものです。
上野駅のホームのほうに視線がいきがちですけど、あらためてじっくりみてみると左側の歩道もちょっとづつ傾斜しているみたいですね。


車坂(NO.196)4

坂の途中より3

この時は車が車道に目一杯列をつくっていたので、かなり気後れしましたが、せっかくなので車道も歩きながら坂下のほうをみてみました。



車坂(NO.196)5
坂下より

そして坂下あたりまでやってきました。
この時もいつ車がくるかとあたふたしていたのですが、あらためて写真でじっくりみてみるとなかなかおもしろいところがいっぱいですね。
たとえば、勾配具合はもちろん、上野駅のホームの屋根の白いトラスがなんかいい感じだなあとか、その下の壁というか擁壁が左の立派な石垣風のものに対してやたらと風化していて傷んでいる感じが気になったり、左の歩道が途中で歩道橋になっていたり・・・。



車坂(NO.196)6

最後はこの建物ですかね。
2枚目の写真でも坂下のほうにちらりと見えていましたが、この建物だったら見覚えあるという方も多いんじゃないですかね。
上野公園の崖の一部に埋め込まれるようにたっているのも印象的な感じですけど、個人的にはこの1階に古本屋もあるので、そういうところでも個人的にはすきだなあと。。(でもこういうのばかりが並んでいるのもつかれてしまいますけどね・・・。)


地図
台東区上野公園1

所在地:台東区上野公園1あたり


さくらだに坂と呼ぶそうで、別名でくらやみ坂とよばれたそうで、今はすでになくなってしまった坂道です。
なので今回はかつての坂道を妄想しながら「江戸東京坂道事典」の記述をもとにだいたいのめぼしをつけてぶらりとしてみました。



桜谷坂1

まずはすぐ近くにある上野駅の公園口の改札あたりをぱちりと一枚。
おなじみの風景ですかね。
名前のとおり上野駅から上野公園に直結している改札口です。



桜谷坂2

公園口の改札からすこし南下(一枚目の写真でいえば右側です)するとなにやら屋根がいっぱい並んだ風景が道路のむこうに見えていました。
だいたいご想像のとおりですけど、上野駅の駅舎の屋根ですよ。
なので、このあたりはホームのある位置より一段高い場所にあるようですね。



桜谷坂3

さらに道沿いに南下していくと、パンダ橋なる変わった名前の歩道橋がありました。
ちょっと写真では見えてないですけど、この左側に橋がちゃんとあったりします。



桜谷坂4

それで、今度は橋から上野駅のホームなぞをぱちりと。
もうおわかりかと思いますけど、かつての桜谷坂はこのあたりにあったらしく、おそらく写真の右側から左側へと下る階段坂道だったようですよ。

いちおう江戸東京坂道事典の一文も抜粋しておくとですね、
『現在の公園内の日本芸術院会館と常盤華壇との間をJR上野駅のほうへ下る階段坂であったが、戦後はとり払われた。』
とありました。

ちなみに日本芸術院会館は2枚目の写真の場所のすぐ近く(駅と反対側)にあったりしますよ。

というわけで、もしかすると、このパンダ橋がかつての桜谷坂のなごりを違う形で残した橋だったりして・・・、なんて妄想もしつつ、江戸東京坂道事典の一文をもとに地図を見ながらかつてあった坂道の場所のあたりをぶらりとしてみましたが、今回の坂道の場所はかなりあやふやとも言えるかもしれませんので、そのあたりはあしからず。。


地図(でもつけてみました・・・。笑)
台東区上野公園1あたり

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