東京坂道さんぽ

2011年03月

まずはみちくさ学会にて、最近寄稿したものがアップされましたのでよかったらどうぞ。
そして今回も坂道話はお休みして、みちくさ学会の記事では渋谷の坂道界隈の話をしたのですが、ここでは震災後の新宿(今回のは渋谷と違い10日ほど前の休日です)をぶらりとした時のことでもさらりと書いてみたいと思います。



新宿夜1

さて上の写真は、なんだか真夜中のような雰囲気ですけど、新宿西口のビックカメラ横の通りの時間で言えばまだ夕方の6時半ごろの様子です。
建物でいえば2階以上の部分のネオンやらが節電自粛のため消されているのでちょっと暗く感じますけど、道路レベルのほうに目を移せば人通りはけっこう見られますし、店の照明もそれなりについているので、そのあたりでわかる人もいるかもですね。
おそらく今週あたりから、もうすこしお店の営業時間をおそくするところもでてくるかもしれないですけど、この写真を撮った日は多くの店が6時ごろになると店じまいするところも多くて、それに呼応するかのように人通りも減っていくという感じでした。



新宿夜2

次はちょっと写真がピンぼけ気味でなんですけど、こちらは東口側のアルタ前あたりのものです。
こちらも夕方の6時半すぎのものですよ。
さすがに一週間以上前の写真なので今はもうすこし様子は変わっているかもしれませんけど、このときは見てのとおりビルの2階以上の部分のネオンや照明などは西口同様に節電自粛されていて(アルタの大型ビジョンも真っ暗ですよね)、震災前の様子と比べるとこのあたりが一番落差を感じる場所でした。

あとは、さすがに震災から2週間以上経ってしまうと以前の景色の記憶も薄れてきますけど、前に書いた「とある街の風景26 (新宿アルタ前)」の写真なんかを見て比べてもらうと、今のこの場所の暗さ具合がどれくらいのものなのか想像できるかもですよ。

ただこういっちゃなんですけど、さすがにこのアルタ前あたりはもうすこし明るくてもいいのかもしれませんけど、僕が20代前半だったひと昔前でもたしかもっと街も灯りがそれほど多くなくて暗かったような気もしますし、今なら駅からすこし離れた場所なんかを歩いていると今の暗さ具合が、だいぶ前ですけどヨーロッパあたりの街をぶらりとした時に体験したあの夜の暗さ具合に近くなっているような気もして、それはそれでちょっとありかもなあなんてすこし思ってしまいました。
でもそういうなんともいえない雰囲気になっていくのと反比例して最近の都内では散歩している外国人さんの姿がめっきりみえなくなってしまったのもこれまた事実なんですけどね。。

住所
新宿駅前あたり

スーパームーン


今、月と地球が最接近する現象がおきてます。

ていうか、みてのとおりふつうの満月なんですけどね。
写真は都内のもので、今さっき撮ってきたものです。
(なかなかきれいな満月でしたよ。)

なんでも今月の満月は「スーパームーン」といって月と地球が最接近する現象がおこっているらしく19年ぶりのことらしいです。
そして、あと2・3時間でピークをむかえるみたいですよ。

とあるサイトには、この現象と大規模災害との関係が深いかもなんて記事もあったりしましたがどうなんでしょうかね。。
ただNASAは、今回の関東での大地震とスーパームーンは関連していないという立場をとっているみたいですね。

まあそんな不安な話は置いておくとして、見た目てきには普段の満月のときより14%大きくて30%明るく見えるらしいので、被災地の真っ暗な場所でもいつもよりも月夜が明るくなっていればいいなあなんて思ってしまいました。

ちなみにスーパームーンについての詳しいことはグーグルなんかで普通に検索してみるといろいろひっかかってきますのでそのあたりでのサイトを参考にしてみてください。

というわけで、今回の写真はさらりと撮ってみたものなので、あまりそういうきれいさ感みたいなものがうまく撮れてませんけど、今日はそういう日だったんだなあという記録がてら撮って書いておくことにしました。

全国避難場所一覧
http://animal-navi.com/navi/map/map.html
通信各社の災害用伝言板は以下の通り。

【関連記事:「災害用伝言板」横断検索、携帯・PHS各社が導入へ】
▼NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス
→http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html
 伝言板にメッセージ登録が可能なのは青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県。
 PCからメッセージを確認する場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi 。
▼KDDIの災害用伝言板サービス
 EZWEBトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へ。
 安否情報の確認はhttp://dengon.ezweb.ne.jp/ 。
▼ソフトバンクモバイルの災害伝言板
→http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
 Yahoo!ケータイの災害用伝言板メニューかMy Softbankからアクセス。
 安否情報の確認はhttp://dengon.softbank.ne.jp/ 。
▼NTT東日本
→http://www.ntt-east.co.jp/saigai/index.html
 災害用伝言ダイヤル「171」と災害用ブロードバンド伝言板「web171」。
▼ウィルコムの災害用伝言板
→http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html
 ウィルコム端末からのアクセスはhttp://dengon.clubh.ne.jp/ 。
 他社携帯やPCからのアクセスはhttp://dengon.willcom-inc.com/ 。
▼イー・モバイルの災害用伝言板
→http://emobile.jp/service/option1.html#saigai
 アクセスは、ブックマーク(お気に入り)→EMnetサービス→災害用伝言板→災害用伝言板トップページ。
 安否確認はhttp://dengon.emnet.ne.jp/ 。


ツイッター等で災害情報が流れています。

正確に近い情報を与えてくれるツイート発信者です
フォローを推奨します

地震関連情報アカウント
●総務省消防庁 @FDMA_JAPAN
●NHKニュース @nhk_news
●地震速報 @earthquake_jp
●乗換案内NEXT @norikae_next
●ハッシュタグは #jishin #jisin #zishin #zisin
http://twitter.com/#!/unisc_japan
http://twitter.com/#!/unisc_wiki
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http://twitter.com/#!/unisc_waseda
http://twitter.com/#!/earthquake_jp



適当な情報やデマなどは流さないで下さい。

USTです。NHKの中継を放送しています
http://www.ustream.tv/channel/foxtokimekitonight


できれば、拡散を御願いします。

焦らずに行動してください。

また、電話の使用はなるべく控えて下さい。


地震関連情報アカウント
●総務省消防庁 @FDMA_JAPAN
●NHKニュース @nhk_news
●地震速報 @earthquake_jp
●乗換案内NEXT @norikae_next
●ハッシュタグは #jishin #jisin #zishin #zisin



ドコモ、災害伝言サービス開始 iモード・PCでも http://bit.ly/ema5JK



追加です。

グーグル 安否確認サイト
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html


追記
東京都内避難場所 by googleMAP
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&gl=jp&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=215507572864740295322.00049e31ae027259c4dda


追加

各被災地県ごとの人々の情報ツイートを細かく分類し、そこで何が起こっているのかを届けてくれているサイト
SAVE JAPAN!
http://savejapan.simone-inc.com/

とうとうおこってしまいました。
東北では震度8以上。東京都内でも震度5から6の揺れがあり、かなり僕もあせりました。
しかも今電話や携帯メールつながりません。。(汗)
なのでネットです!

というわけでいろんな情報がとびかっていますけど、ここではラジオやテレビなどとはすこし違う視点で書いておきたいと思います。

身の回りのことで注意することはテレビやラジオで言っているのでそのあたりのとおり気をつけてください。
あとは特に古そうな建物(ビルや家その他)の近くを通るときは、余震がおこることも考えて、今回の地震でなんともなかったように見えても、見えないところもしくは見えるところでも建物にダメージをうけているかもしれませんので、気をつけて通ってください。

そしてそこに住んでいる方はとくに、壁や柱などのヒビやダメージの耐震チェックをいまのうちにしておくことをおすすめいたします。
もちろんそれ以外の建物に住んでいるかたも同様ですけどね。
もうあのニュージランド地震のときのような人災による被害はごめんです。

もしダメージが見られれば、すぐに対策をねって建物にはちかずかず、別の場所で対策をねることをおすすめします。

なので、すこしでもおかしいということであれば、知り合いにそういう人がいなければ区役所(市役所)などに相談するなどして建築関係者を紹介してもらうなり、もしくは僕のブログの連絡欄に直接連絡してくださってもかまいません(僕なりに友人知人にきくなりしてどこに相談すればいいか調べてから返信したします)し、近所の建築関係〈設計事務所や工務店、ゼネコン系などなど)の会社なり事務所のHPを見つけて連絡してみるなりして相談してみるのも手だと思いますのでよろしくお願いいたします。

あと天井なんかも、おおきなひろい吹き抜けとか会議室とかあるビルの天井の場合、いろんな意味でダメージもあるとおもいますので、チェックをおすすめします。そしてそのあたりの妄想というか想像力を働かせてビルの中でも歩かれることをおすすめしますよ。

要は僕の経験からしても、建物が壊れなければ、それだけで多くの人命が助かりますし、精神的にもダメージがすくなくなると思いますので、みなさんの身近な場所のチェックをしてみてください。

今は大丈夫でも、もしこれから余震がきて壊れてしまっては悲しすぎます。
古すぎる建物に住んでいる方は、とにかくすぐに逃げれる心の準備をしてください。
そしてそれ以外の人も水は最低限用意してさらに自分の住んでいるマンションや地域のどこに避難場所があって、消化器がどこに備え付けられているかも気にしてみてください。
道路だって陥没するかもしれません。

今はSF小説なみの妄想力を働かして、地震対策にはげんでみてください。

それでは僕もこれからどうなるかすごく怖いですけど、みなさんがんばりましょう!


追記(3/12+3/13)
地震数時間後であせって書いた感がありますけど、要は(やわらかく言うとですね)、人ならばマラソンしたあとにはかなりの疲労がたまるのと同じで地震でひと仕事した建物もドライブやレースしたあとの車のように点検や掃除をしてみるといいかもという趣旨で書いたのだと思います。なのでもちろんすぐつぶれるとかそういうことではなくて(そういうところもあるかもしれませんけど今言っているのはこれからも住み続けることができる建物の場合です)、古い車ほど次のドライブorレース(=地震)の前までにメンテナンスをちゃんとしないとあとでたいへんなことになる可能性は多いから気をつけてねという感じだったと思います。建物(および公共物)は人のように自然治癒はしませんしね。そして自分が無事であればその分多くの人の助けを借りることもないし悲しませることもなく、もしかしたらその分多くの人を助けることができる可能性もひろがりますからね。
追記(3/19)
ちなみに、こういう事件もすでにおきているみたいですので、やっぱりなんかあればそういう系の相談は知り合いなどがいなければ、まずは地元自治体にしてみるのがいいかもですよ。
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY201103190387.html

やっと上野界隈の坂道散歩も一段落したので、今度は昨年みちくさ学会の取材で皇居内をぶらりとした時のことを数回にわけて書いてみたいと思います。(なんだかみちくさ学会的口調になってきましたけど・・・。汗)



天守閣跡からの眺め01
写真1

まずは本丸ともいえる天守閣跡ちかくを歩いたときの写真です。
気がつけば去年の暑いさかりに訪れたときのものなので、まわりの人も半袖短パン姿の人もいますけど、まあそのあたりはご愛嬌として、写真1は現在の天守閣跡のもので、見てのとおり下部の石垣のみで建物自体はありません。
ご存知の方も多いとはおもいますけど、いちおう城の歴史を見てみると、1607年にまずは天守閣が完成し、そのあと大改修されて1638年に工事はおわり江戸幕府の権威を象徴する形で国内で最も大きな天守閣として生まれ変わったそうです。
高さは58メートル(今でいえば14、5階建てのマンションくらいの高さですかね)ほどあったそうですよ。
国内最大という言葉を信じれば、今現存しているどのお城よりも大きかったということになりますかね。
ただその権威の城も火事には弱かったらしく、19年後の1657年に大火の時に飛び火によって城の多くの部分が消失してしまったそうです。

ちなみに最近すっかり使うのを忘れていた古地図サイトも見てみましたが、やっぱりというかもちろんというべきか、このエリアだけは真っ白で鶴と亀の絵が描かれているだけでした。。



天守閣跡からの眺め02
写真2

そしてもう一枚。
写真2は石垣の上から今の東京駅のほうを眺めたものです。
現地で見たときは、手前の皇居内の手入れされた自然のきれさに、奥の高層ビルはなんて無骨で遠慮がないんだろう?なんて思ったりしたのですけど、こうして写真で見てみるとなかなかいい感じですね。(笑)

ということで、今回はさらりとこんな感じですが、(おそらく)次回から皇居内の坂道探索をいつものようにしますのでよろしくです。


住所
千代田区千代田1(←おそらくですけどね・・・)

所在地:台東区池之端4


しみず坂とよぶそうで、別名で暗闇坂とも言うそうです。
場所は上野動物園の西隣を都立上野高校に向かって上る坂道です。



清水坂(NO.204)1
写真1

坂下からの様子です。
右側が上野動物園の敷地ということもあり、樹木が元気よく歩道(むりやり区切られた感もなくなはないですけど)にとびだしていました。
舗装もなかなか行き届いている感じですかね。
坂上のほうは道が大きくカーブしていて見えていませんでした。

ちなみにここにはいつもの坂の碑があり、
『坂近くに、弘法大師にちなむ清泉が湧いていたといわれ、坂名はそれに由来したらしい。坂上にあった寛永寺の門を清水門と呼び、この付近を清水谷と称していた。かつては樹木繁茂し昼でも暗く、別名「暗闇坂」ともいう。』
とありました。



清水坂(NO.204)2
写真2

さらに坂上のほうに行きカーブに行き着いたあたりでぱちりと一枚。
なかなかよい具合にカーブしながら上っている坂道だなあと思いつつもまわりも見渡すと、右側の上野動物園内の樹木もさることながら、左側にも大きな樹木があり、なんともおおきく道にとびだしていました。



清水坂(NO.204)3
写真3

写真2を見て、「ちょっと待って!」と思ったかた。
正解ですよ。(笑)
写真3は、写真2の写真のさらに左側のものです。
ブラタモリでも紹介された建物ですけど、かなり異様な雰囲気をかもしだしていますよね。
今は倉庫として使われているようです。
しばらくはこのまま残っていてほしいかもです。
あとは手前のコンクリの門やら塀が傷だらけというのもなかなか現実味があるというかなんというか。
ほんとは門の両サイドは左右対称のつくりだったのだろうとと思いますけど、今はおそらく車がここにぶつかったかなにかで右上のほうの部分のさきっちょがもぎとられていますね。
なんだか生生しいというかなんというか。。



清水坂(NO.204)4
写真4

そして、坂上のほうまでやってきて坂下のほうを眺めてみました。
ちょっとここから見る分には道がカーブしていたりしていることもあって高低差具合がわかりにくいですかね。
なんだかテーマパーク内にありそうなくらい緑と擁壁や塀に囲まれた道という感じがしなくもないです。
ただかつては別名で暗闇坂と呼ばれていたくらいですから、もっと樹木が生い茂っていて暗い雰囲気だったのかもしれないですね。

あと最後に、円地文子なる小説家が「妖」なる短編小説の中でこの坂道の描写をしており、その文が、江戸東京坂道事典に抜粋されていたので、すこしのせておきますね。
『その静かな坂は裾の方で振袖の丸みのように鷹揚なカーブを見せ、右手に樹木の多い高土手を抱えたまま、緩やかな勾配で高台の方へ延びて上っていた。片側には板塀やコンクリート塀がつづいていたが、塀の裏側は更に急な斜面に雪崩込んで崖下の家々は二階の縁がようやく坂の面と並行する低さだった。言わば坂は都心にしては広い丘陵地帯の一辺を縁どって低地の人家との間に境界をなしている形である。遠い昔には恐らく台地の一斜面に過ぎなかったのが、いつか中腹の帯のようにひろがった道が人や馬の踏み固めるまゝに自然の切通しになったのであろうか。(略)』
要は、当時も今とおなじく上野動物園側が一番高い位置にあってそこからなだらかな斜面になっており、この描写はいちおう坂下から坂上のほうをみる視点で書かれていて、今の清水坂は左側の家々とはだいたい同じ地面のレベル(高さ)にあるようにみえますけど、当時はさらに高低差があってちょうど踊り場のような感じで清水坂があったということを書いているようにおもうのですけど、どうでしょうかね。

地図
台東区池之端4

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