東京坂道さんぽ

2013年05月

もうタイトルそのままなんですけど、とある街の風景208(六本木一丁目駅の上にある坂道)にでてきた無名坂の坂下にあった歩道橋でいつもここを通るたびに気になっていたことがあってですね。


すれ違えないですよ。。1
写真1

それがこちらですよ。
今回の無名坂の坂下あたりは(あとで地図をみてもらうとわかりやすいのですが)、この無名坂と六本木通りがちょうど合流していて、地図で上からみた感じだと、これら2つの道路が長辺となりきれいな三角形をしている場所なのですが、実はここ、公共の駐車場として利用されているようで、そんな事情から、地上へ下りるために無理やり歩道橋の階段が設置されたようなんですよ。
ただこれ、意識しないと気がつかないかもですが、幅狭すぎなんです。。
明らかに一人分の幅ですよね。
普通は人が途中ですれ違うことを考慮してもうすこし広くするはずなんですけど、ここの特殊な土地事情(地価が高いから?か人があまり上り降りしないだろうからか?)もあってか、こんな狭い階段になってしまったのかもしれないですね。
そんなこともありなんか気になる階段風景だなあということでおもわずぱちりと一枚。


すれ違えないですよ。。2
写真2

ちなみに、同じ立ち位置ですこし遠目のほうを眺めてみるとこんな感じでした。
ちょうど、とある街の風景208(六本木一丁目駅の上にある坂道)で取り上げた坂を坂下からみるかたちの方向に階段が下っていたので、目の前には坂の景色とともに、首都高もあったりと(しかもそれらの橋脚の長さが坂の高低差でそれぞれちがうとか2層構造だったりとかいろいろあったりして)、なんともいえない風景が広がっていたかもです。



住所
東京都港区六本木3

前に取り上げたとある街の風景208(六本木一丁目駅の上にある坂道)の坂道のある場所から西のほうに行き、六本木通りを越えてすこし歩くとアメリカ大使館職員宿舎なるところがあるのですが、今回はその隣の道を歩いていた時に気になった坂道風景でも。


大使館の宿舎を眺めながら1
写真1

六本木通りからすこし奥に入ったあたりにこんな場所があったんですよ。
とにかくここは坂道的にはのっぺりとした傾斜のゆるい坂なのですが、見てのとおりこの道の右側にはなんとも個性的なつくりのアメリカ大使館職員宿舎として使われているタウンハウスが坂道に沿って建っていたんですよ。
とにかくタウンハウス(日本でいえば長屋がそれにあたるのですかね)ということで各住戸が途切れることなく繋がっていて、それが坂道の傾斜に沿って微妙に階段上になっていて、その他のつくりもよくよく見てみると(プレハブ住宅みたいな感じのものがただただ連結したものではなく)いろいろと凝ったつくりしていましたよ。

そんなわけなのでここまでくると坂道風景にもかなりの割合で影響を与えているといわざるをえない感じですかね。
ちなみにこのタウンハウス、実は知る人ぞしる建築らしく、「ミツイタウンハウス」という名前がついているみたいで、設計者はハリー・ウィーズとその方々(海外で有名な人みたいです)ということだそうですよ。
ただここ、実はこの坂道沿いの建物とあわせてこの奥にも奇妙な感じのデザインの宿舎建築があるので、それらを含めてのものだとは思いますけどね。



大使館の宿舎を眺めながら2
写真2

いちおう坂上からのものも。
ここからだと傾斜具合もわかりやすく、左のタウンハウスもその傾斜にあわせて階段上になっている感じがわかりやすいんじゃないですかね。

またここは、前に取り上げたとある街の風景207(泉ガーデンの階段いろいろ)の中の最後のリンク先で出ててきたこのあたりの広域計画と泉ガーデンタワー(写真2の左上にもちらりと見えてますけど)の階段のあるアーバンコリドールとの関係を示した図の軸線のしたの方の場所でもあったりするんですよ。
(でもこの写真だけみるとそれでどうしたの?なにか意味あるの?とつっこまれそうですし、後で気がついたことなのであれなんですが・・・。)


ということで、今回はなんだか坂道話というより建築話という雰囲気になってしまいましたが、さらりとこんな感じです。


住所
港区六本木2あたり

今回はひさしぶりに渋谷です。


渋谷宮下公園のほうへ下る坂1
写真1

ここは宮益坂 (NO.1)の坂上から写真でも見えているcocochiというビルの横をぬけてこの道と交差している明治通りと隣接してある宮下公園のある場所へとつながっている道なのですが、実はここもけっこうな坂道になっていたりします。
ちょっと写真ではわかりにくですけど。

そして、今回、坂道を歩いていると、写真1でもちらりと見えているとおり右側の建物が閉鎖されていて取壊しの準備をしているみたいでした。


渋谷宮下公園のほうへ下る坂2
写真2

建物の全景はこんな感じでしたよ。
前は東京都児童会館なる建物だったようですが、昨年の3月に閉館されたみたいですね。
ただここ、実は知る人ぞしる名建築のひとつといわれているらしく、大谷幸夫(という建築家としてはけっこう有名な人)が設計した建物だったりするんですよ。
でもまあこの建物は1964年にできたものなので、おそらく耐震基準もゆるいものなはずなので、いろいろ問題あったのかもしれないですね。
また個人的にも、いつもここを歩くたびに形とかはけっこう斬新で、できた時はもっときれかったのかもしれないですけど、やはり日本独特の気候・風雨による経年変化のせいなのかメンテナンスやクリーニングが間に合わなかったのかどうかわかりませんが、とにかくコンクリのあのどよんとした灰色の部分がなんか薄汚れた感じになってしまっていて、ここを歩くたびになんか暗い感じだなあとは思っていたので、この工事風景を目の前にしてみるとやっぱりなあという気持ちも失礼ながら思ってしまったりもしました。

ただここ、ウィキペディアによると皇太子明仁親王(現今上天皇)の結婚・浩宮徳仁親王(現在の皇太子)の生誕を記念し、民間からの寄付金により建設されたとのこと。
それでもやっぱり壊してしまうんですかね。


渋谷宮下公園のほうへ下る坂3
写真3

また坂の途中からはcocochiというさっきの建物とはうって変わって新しめのビルの上層階部分もみえていたのでちょっと見上げてみました。
なぜか大通りとは反対側に開けている屋上部分の天空階段(と勝手に呼んでるんですが)にも、前はラッキーなことに無料で入れたはずだったので、せっかくだから景色のいい階段風景でも撮ってみるかと思いたち、今回ひさしぶりに屋上のほうに行ってみたんですけど、今は会員制のクラブかなにかになっているようで入れませんでしたよ。。

ということで、今回はさらりとこんな感じです。


地図
渋谷区渋谷1-17あたり

それにしてもダイナミックな感じの坂道風景ですが、写真1は、前に「とある街の風景207(泉ガーデンの階段いろいろ))でもとりあげた泉ガーデンタワーに隣接していた坂道です。


六本木一丁目駅の上にある坂道1
写真1

しかも、ちょっと写真からでは想像しにくいのですが、実はこの地下にはメトロ南北線が通っていて六本木一丁目駅がこの坂道の真下にあるという立地具合の場所なのですよ。

左に高速道路の高架があってそちらに目がいってしまうわけですが、実はまわりは高層ビルに囲まれ、坂下のほうをみると、坂上とはけっこうな高低差もあったりして、興味深い風景だなあと思ってしまったわけなのです。

またこの道路、片側4車線になっていますが、この高架の向こうの反対車線も同じく4車線になっていて、実はものすごく道幅の広い道路だったんですよね。
おそらく高速道路の部分は2車線くらいなので、あわせて10車線ほどの道幅の道路。
むむむ。
でも、よくよく思いだしてみると、こういう感じの場所、この近くにもけっこうあったりするんですよね。(例えば六本木通りとかも・・・。)


六本木一丁目駅の上にある坂道2
写真2

そんなわけで気分を切り替えて、坂の途中にきてみて坂下のほうを見てみました。
そうするとここは5車線になっていましたよ。
しかも右側の歩道もすごく広い感じ。
でもすこし裏手に入ると、このあたり独特の高低差に昔の細い露地が重なりつつも残っていて、そのなんともいえない景色に出会える感じが、まあなんとも不思議な場所かもしれないですね。このあたりは。



03_昭和31年地図
昭和31年地図

あと、散歩時には泉ガーデンのある場所あたりもすごい再開発しているなあとは思っていたんですけど、ちょっと気になったので昭和毎日の地図サイトで昭和31年当時のこのあたりの地図を確認してみたんですけど、どうやらこの坂道(ていうか道路)も当時はこんなに広くなかったというか、実は当時から見るとかなりの土と家を潰しまくってできた坂道というか道路のようですね。(赤点線の部分が今の坂道です。)
むむむ。
どうりで、道路の名前も近くの大通りには古くからある道なのか六本木通りとか外苑東通りなどという名前がついてるんですけど、ここには名前ないわけですよね。

あ、あとこの近くにはあの永井荷風がかつて住んでいたという家(の痕跡)もあるので、また近いうちにもうすこし詳しく調べてみてこのブログで取り上げてみたいと思いますので、そのあたりのことは少々お待ちくださいな。

ということで、今回はこんな感じです。


地図
港区六本木1-6あたり

今回は東京タワーつながりで、タワー下をふらりと歩いていたら、ちょっと気になる坂道を発見。


タワー下のthank you & welcome坂1
写真1

見てのとおりなんですが、タワー下の切符売り場の場所から駐車場に向かう途中にあった坂道です。
簡単にいえば右の車が通るところと分けるためにつくられた歩道のような役割の場所だったのですけど、これを無名の坂道という視点で見なおしてみるとなんだかとても気になる存在になってしまったのでおもわずぱちりと。

それにしてもあらためてまじまじと見てみるとけっこうおもしろいつくりしていて、高低差もなかなかある感じでした。


タワー下のthank you & welcome坂2
写真2

こちらが坂上からのものです。
この写真だとここが坂道だということがわかりにくいですね。
でも坂下のほうをみるとなんとなく感じがつかめるかもですよ。

ちなみに、坂上のほうにも今回は写真撮るの忘れてしまいましたが、坂下のthank youに対してwelcomeの文字が設置されていました。
そして、これらは暗くなるとネオン管のような発色で光るんですよ。


タワー下のthank you & welcome坂3
写真3

そいでもって、こちらが実は坂下にもあったんですが、welcomeの文字の左右にいたノッポンの人形の片方です。
なんだか撮ってくれと言われているような気がしてズームでぱちりと一枚。
ただこの人形、まったくといっていいほど汚れてないので、もしかしたら毎日外してるんですかね。。


ということで、今回はさらりとこんな感じです。



住所
港区芝公園4-2

もう気がつけば8年ほど前に書いた記事(富士見坂 (NO.2))ですが、ここでとりあげた富士見坂がどうやら場所がすこしずれているらしいということに気がついてからはや数年・・・。


2)その2

そんなわけで、最近、まじめにこの富士見坂 (NO.2)に再度訪れることにして、やっとみちくさ学会の記事を通じてとりあげることができました。
それがこちらです。 →東京タワー下の富士見坂

ちなみにこのみちくさ学会の記事ではのせなかったのですが、実はこのブログでは初登場の本「東京の坂道」というけっこう古めの本に大正12年の富士見坂の頂上あたりの写真(もちろん観音堂も写ってます)が載っていたりしますので、興味があるかたは調べてみてくださいな。
とにかくまわりは今とはだいぶ違った感じですけど、観音堂まわりはそんなに変わってない感じがちょっと印象的でした。


そして、ついでに富士山ネタつながりで、今日のニュースでもかなり取り上げられていたと思いますけど、とうとう富士山が世界遺産への登録を勧告されたそうですよ。
富士山:世界遺産へ-ユネスコ諮問機関、登録を勧告 (毎日jpより)
めでたいことです。
この富士見坂もなんか相乗効果ないものですかね。(笑)


ということで、今回はお知らせもかねたエントリーでした。

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