東京坂道さんぽ

2014年02月

所在地:港区高輪3-16あたり


ほら坂と呼ぶそうで、別名で「法螺(ぼら)坂」や「鱣(ぼら)坂」と書く場合もあったそうです。
場所は、前に取り上げたさくら坂(NO.246)の北側エリアに東禅寺というお寺があるのですが、今回の洞坂はその敷地のすぐ東側にある坂道です。


洞坂(NO.247)1
写真1

まずは坂下あたりの様子から。(写真1)
東禅寺の正門から細めの路地をすこし北側に歩くとこのあたりにやってきます。
坂道自体は、正面の壁のところを左にくいっと曲がる形になっていました。
ちなみに東禅寺は、現地の案内板にもあったのですが、幕末にイギリス公使館が置かれていたところとして有名な場所なんだそうですよ


洞坂(NO.247)2
写真2

次は、坂をすこしのぼり、坂下方向を眺めてみたものです。(写真2)
車1台がやっと通れるかなという道幅がこの坂の急勾配具合を際立たせていたかもです。
奥の地面にマンホールの見えるあたりで一度、道が曲がっているので、すでにここからは坂下の様子を見ることはできませんでした。


洞坂(NO.247)3
写真3

すこし坂を上り、今度は、坂上方向を見てみました。(写真3)
いちおう正面に見えている場所が、この坂の頂上あたりになるみたいでした。
とにかく高低差はけっこうある感じでしたよ。
また見ての通りの立派な塀が右側にあるのですが、地図で確認してみると東芝山口記念会館なる施設があるみたいですね。


洞坂(NO.247)4
写真4

そして、坂上までやってきて、今回の坂道的には今さっき歩いてきた方向とは反対にあたる道をみてみると、今度は下り坂になっていましたよ。(写真4)


洞坂(NO.247)5
写真5

いちおう俯瞰てきに、坂上あたりを眺めてみました。(写真5)
写真左側に行く道がさっきまで歩いてきた坂になりますかね。
しかもよく見ると、写真右上には防犯カメラもあったりして、なんか物々しいというかなんというか。

そして、見てのとおりですが、ここにもいつものように坂の碑がありましたので、そのまま抜粋するとですね、
『法螺坂・鯔坂とも書く。このへんの字(あざ)を洞村(ほらむら)と言った。洞村とは、昔ほら貝が出たとも、またくぼ地だから、洞という等様々な説がある。』
とありました。

あと、興味深い史実として、いつもお世話になっている江戸東京坂道事典に『(略)、途中また凸地になってさらに石段坂を上がると桂坂の途中に出る。』という説明がこの洞坂の項にあったのですよ。
ここにでてくる桂坂は、写真4の奥(北側)に道が見えていると思いますけど、実はそこが桂坂なのですね。
だから、この江戸東京坂道事典の記述では、写真5の場所から北側にある桂坂へ行くには”階段を上る”と書いてあるわけですが、現在は写真4をみてもらえれば一目瞭然、下り坂になっているのですよ・・・。
しかも古地図と見比べてみても、どの道が洞坂かどうかわかりませんでした。
いちおうネットで見れる昭和22年の航空写真を見てみてもあまり今と変わらない感じなので、この地形の変わり具合についてのことは、どこら辺でどう変わったかということも含めて今後の宿題ということにするしかないみたいですね。


地図
港区高輪3-16あたり

まさかの大雪1

前回の記事で、もうこんな雪は東京で数十年ないだろうと思い込んで、先週、雪が残る渋谷の坂道を取材したわけなのですが(渋谷坂道雪景2014)、なんとその次の週に同じくらいか、もしくはそれ以上の大雪になるという事態になってしまったのが昨日というわけだったのですよ。

そして、またもやわけのわからない好奇心がとまらなくなり、夜にもかかわらず(朝から雨との予報だったので)、家からすこし離れたとある場所を歩いてきてしまいました。
詳しい場所は明かしませんけど(今回は日記エントリーにしたので)、とにかく坂道ブログらしく坂道になっている場所(もちろん23区内ですよ)にてシャッターおしてみたのが上の写真です。
ここはどこ?という感じでしたよ。
でも、この日というか時間は、写真みてもらってもわかるかもしれないですが、吹雪いていて、実はこの写真撮るだけでもなかなか大変だったのです。(笑)
いちおう、ゴアテックスのジャンパー着込んで、足元もトレッキングシューズ履いて軽い冬山仕様で歩いていたので、寒さや水濡れとかは感じなかったのですけど、ひととおり歩いてから自分の服を見てみると回りの景色と同じように雪がひっついて真っ白になっていました。。


まさかの大雪2

で、最後にもう一枚。
人静かな場所を雪に埋もれながら歩いていて、ちょっと一枚と思いシャッターを押してみると、思いもよらなかった雪景色が撮れてしまいましたよ。
でも実際のところはカメラの設定ミスのおかげで偶然撮れたもので狙ったものではないというところがオチなのですけどね。

ということで、ちょっと記録もかねて今日は、いつもと違う感じで書いてみました。

では、まだまだまわりにも雪がたくさん残っているようですのでみなさまお気をつけて。

20年ぶりの大雪が都内に降った次の日、こんなことはめったにないことであると自分に言い聞かせて、というか興味津々で、でもあまりに家から近すぎるのもなんなので、適度に場所が離れている渋谷界隈の坂道をぶらりと歩いてみることにしてみました。


渋谷雪景2014_01
写真1

そんなわけで、家のまわりは雪国かと思うくらい、道路などに雪が積もっていたので、渋谷はどんなことになっているのだろうと思いやってきたわけですが、さすがに道玄坂は写真1のように除雪もかなり進んでいて、まあこんなものなのかなという感じの坂道風景だったかもです。
でも昼前にもかかわらず、人通りが朝のようなこの閑散とした感じは、やはりというべきなのですかね。


渋谷雪景2014_02
写真2

次はヤマダ電機の西側にある抜け道の途中にあった無名の坂道です。(写真2)
坂上のほうは百軒店(ひゃっけんだな)とよばれるかの有名な場所なのですけど、そこに向かう坂道が急傾斜だったのを思い出したので、ちょっと寄ってみるとこんな感じでした。
特に写真2の右下のあたりがかなりの傾斜になっているのですが、さすがにここも除雪されていました。(なんだか除雪されてないことを期待しているかのような書き方ですが、そうではありませんのであしからず。)
しかも、ここの舗装具合をよくみると、ドーナツ型ときざみタイプのハイブリッドタイプ。
これは日本広しといえども、なかなか出会えない可能性が高いかもですよ。


渋谷雪景2014_03
写真3

それからオルガン坂も歩いてみました。(写真3)
ここは写真ではちょっとわかりにくいですけど、けっこう勾配具合が急な坂道だったので、期待していったら予想どうりでしたよ。


渋谷雪景2014_04
写真4

オランダ坂を上りきりさらに西方向(山手線の内側方向)へ歩いていくと、公園通りとよばれる通りにぶつかりました。’(写真4)
そしてここも実は坂道だったりするのですよ。
この坂については思っていたより雪があったかもです。
ここは、また雪が溶けて時間があるときにでも、無名坂扱いで探索にきてみたい場所ですかね。


渋谷雪景2014_05
写真5

いちおう公園通りから東に一歩奥に入った場所にある無名の坂道も歩いてみました。(写真5)
またもやここはどこ?という感じで雪が積もっていました。
ちなみにこの坂も、個人的にはまわりの建物と坂道との関係がおもしろくていつかきっちりと取材してみたいなあと思っている坂道だったりします。


渋谷雪景2014_06
写真6

その後、スペイン坂のことはすっかり忘れて代々木公園にきてしまいました(写真6)。
あたりは真っ白。


渋谷雪景2014_07
写真7

ふりかえって、渋谷の街を眺めてみたり。
とにかくこのあたりの景色も東京オリンピックが開催される頃までには激変しているかもしれないので、忘れないようにぱちぱちシャッター押しまくりましたよ。


渋谷雪景2014_08
写真8

そして、一気に代々木公園をぬけて原宿駅あたりまでやってきました。(写真8)
写真8は、先日お台場のカルカルで僕も見に行った「かわ*いいビル・ナイト」なるイベントが開催されたのですが、そこで大々的にとりあげられたこともあり気になっていたので思わずぱちりと。
ビル名はコープオリンピアというそうです。
ただこの写真みて、あれ?と気がついたかたもいるかもしれないですけど、このマンションの手前に以前は歩道橋があったんですけど、すでになくなっていましたよ。


渋谷雪景2014_09
写真9

で、最後は、雪に覆われた明治神宮をぶらぶらして、本堂では人工の虹を堪能した後、そのまま神社内をぬけ原宿駅にはもどらず代々木駅まで歩いてみたわけですが、写真9はその途中でみつけた無名の坂道です。
ここも雪のおかげで見た目にもだいぶわかりやすくなっているのですけど、坂上と坂下とではけっこうな高低差になっている場所だったんですよ。


住所
渋谷区あたり

いやはや、今日の雪すごいことになってますね。
しかもこんなに積もるのは20年ぶりとのこと。
でも今日はそのことスルーです。(笑)

そんな中せっかく家にいる時間ができたので、今回は、去年の8月か9月頃からこの本をとりあげようと思っていたらすっかり時間が経過してしまい今頃という感じもしなくもないのですが、タモリさんの坂道本「タモリのTOKYO坂道美学入門」の新訂版についてとりあげてみたいと思います。

まずはじめに軽くネット界隈を検索してみたのですが、どうやらこの本について取り上げている人が少なすぎますね。(だからこそ取り上げたくなったのですが。)

この本(新訂版タモリのTOKYO坂道美学入門)は、2011年の10月に新しくでたわけなんですけど、実はこの電子書籍版がAmazonや楽天などで2013年の2月から販売を開始していたんですよ。
それで、昨年の8月か9月頃だったか、楽天koboから50%オフクーポンが届いたのをいいことに電子書籍版のほうを買ってみたということなのです。

それからたまに、もらったタブレットにいれてちらちらみてたのですけど、実は昨日の夜、やっと2004年にでた古いバージョンの本とどれくらいかわったのかなあと比較してみました。
そしてびっくり、取り上げられていた全坂のお立ち寄りスポットで紹介されていたカフェや食事処などでかなりの変更が加えられていましたよ。
まあ2004年から2011年の間に、無くなったスポットも多くあったのかもしれないですけど、各坂で必ず1カ所、多くて3カ所のお立ち寄りスポットがまるまる変わっているというページもありました。
わかりやすいところでは、暗闇坂 (NO.69)でも登場した麻布十番温泉が削除されていました。
また、あれ?と思ったのは、おいはぎ坂(NO.221)界隈を歩いた時、時期的には2012年に入ってからだったはずなのですけど、本では現地で休憩がてら立ち寄ったカフェが削除されていたんですよ。(なぜなんでしょうかね。)
あとは、ウォーキングマップも2011年版になっているページもありましたよ。(わかりやすいところではミッドタウンが追加されてたりとかですね。)

というわけで、ほかにもいろいろあったわけですが、これ以上あげてもきりがない感じですので、タモリさんの坂道本、もしこれから購入を検討している方がいらしたら、新訂版のほうを買うことをおすすめしますよ。

ちなみに、最近知ったのですが、電子書籍の楽天koboはデスクトップでも各書籍がみれるアプリをリリースしたみたいで、タブレットの場合、写真や文字が小さく感じるときもあり、この楽天koboのデスクトップ対応のアプリで(要はパソコンで)みると見開き表示で雑誌のように見れることがわかったので、これはこれでなかなか便利だなあと思っている今日このごろです。



新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門@amazon

新訂版タモリのTOKYO坂道美学入門@楽天kobo

所在地:港区高輪3-23あたり


読み方はそのままですので、まずは場所ですが、ここもJR品川駅から西へすぐの場所にあり、位置的には前回取り上げた柘榴坂(NO.245)のすぐ北側を、ホテル群の敷地の境界線上をたどるように西側へと上っている坂道です。


246)1
写真1

まずは坂下あたりの様子など。(写真1)
品川駅方面から第一京浜を超えてすこし歩いてくるとこの場所にやってきます。
このみちは、坂の途中に、sinagawagoos(このすぐ左側にあります)やザ・プリンスさくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪が坂道の途中にあり、各ホテルに車で向かおうとするとこの道を通るのが一番早いためか、道幅も広く樹々に囲まれ落ち着いた雰囲気でした。


246)2
写真2

写真1と同じ位置より、坂下方向もちらりと見てみました。(写真2)
正面のが第一京浜なのですが、歩いていると平らな感覚しかなかったので、じっくり観察してみると国道から微妙に傾斜しているみたいでしたよ。
また両サイドの立派な石垣も気になってみたり。
やはりこの坂道はすでにここから各高級ホテルへの入口という感覚で計画されたものなのかもしれないですね。


246)3
写真3

すこし坂を上ると道が急カーブしてました。(写真3)
正面に見えている建物は、ザ・プリンスさくらタワー東京というホテルみたいでした。


246)4
写真4

写真3のすぐ左側には、ホテルの車寄せのロータリーがありました。(写真4)
気になったのは、やはり雨よけオブジェでしたよ。
なのでぱちりと一枚。
どうやら、このザ・プリンスさくらタワー東京、軽く検索してみると、敷地自体やら建築物的にもインテリア的にも興味深いことが多いみたいですけど、それとりあげていると長くなりそうですので、ここでは軽くスルーしてまた機会があればということで。


246)5
写真5

また坂道にもどりまして、さらに坂を上ると、さきほどもちらりとみえていた急カーブの場所にやってきました。(写真5)
見方によっては高級ホテルが並ぶ場所そのものの雰囲気といえるかもしれないですし、自然にあふれた気持ちのいい景色がひろがっている場所ともいえるかもしれないですけど、僕自身は、隣接するホテルが高級ホテル群だということをすっかり忘れていて気持ちのいい場所だなーと現地ではのんびり歩いていましたよ。。

ちなみにこの坂道には、いつものような坂の碑はありませんでした。


246)6
写真6

写真5と同じ場所でちらりと後ろを振り返ってみると、坂道の向こうに品川駅の東側エリアに建ち並んでいる高層ビルもしっかり見えていました。(写真6)


246)7
写真7

さらに坂を上り、坂上方向を見てみました。(写真7)
写真では勾配具合がわかりにくいですけど、けっこうな傾斜具合でした。
まわりの雰囲気も、軽井沢か箱根あたりの山道を歩いている気分というかなんというか。とにかくここが品川駅からすぐの場所ということを忘れてしまうくらいの感覚だったかもです。


246)8
写真8

再び、後ろをふり返ってみました。(写真8)
正面の建物がザ・プリンスさくらタワー東京ですね。
こうしてみると高低差具合もわかりやすいかもですね。


246)9
写真9

さらに坂を上っていくと、今度はものすごい急カーブの場所が現れました。(写真9)
あとは左にみえている街灯のデザインが気になってみたり。


246)10
写真10

そして、急カーブの坂道を上りきると、やっと坂上あたりまでやってきました。(写真10)
なので正面に見えるのが、グランドプリンスホテル高輪ということになりますかね。


246)11
写真11

いちおう、近くまでよってみてパチリと一枚。(写真11)
むむむ。
ちなみに、グランドプリンスホテル高輪は1982年に営業を開始したそうですよ。


246)12
写真12

さらに写真11の左側に、なんともしゃれた洋館がありましたよ。(写真12)
こちらはかつての旧竹田宮邸とのことで、1911年竣工、1972年に建築家の村野藤吾によって改修・復元されたらしく、現在はグランドプリンスホテル高輪の貴賓館として使われているみたいでした。

ということで、この坂道、あまり下調べせずに現地を歩いたこともあり、帰ってからいろいろ調べているとなんかいろいろとおもしろそうな史実の場所もでてきたので、またそのうち再訪問できればなあと思いつつも、今回はこんな感じです。


地図
港区高輪3-23あたり

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