東京坂道さんぽ

2014年04月

2005年4月26日にブログを始めて以来、今日で9年が経ちました〜。

昨年は、この時期、みちくさ学会の電子書籍が出版されたりして、いろんな意味で浮き足立っていたとこともあり、例年書いていたのにもかかわらず書くの忘れていましたけど、今年はちゃんと書けましたよ。

とにかくこの一年は、坂道ネタにもかかわらず、お台場カルカルの坂道サミットだけでなく、坂道散歩イベント(&レクチャー)もあわせて、ひとまえに出ることがたびたびあって、いろいろ学ぶことが多かったです。
イベントに参加してくださった方々、ありがとうございました。
そして、もうそろそろ自分もいい歳なので、ここまできたらいっそのこと坂道探検だけに没頭というだけでなく、いろいろな方々と協力していくこともそろそろしてみても面白いのかなーとか時々思ってはいるのですが、どうしましょうかね・・・。

あとは、最近すっかりご無沙汰しているみちくさ学会のほうも、あれは別にサイトが終了したわけではなく、締め切りがなくなっただけですので(汗)、気が向けばまた再開できればなあとか考えていますけど、こちらもどうなることやら。。
なので、当面は、みちくさ学会の電子書籍のほうで楽しんでいただければと。

ということで、これからどんどん温かくなってきて散歩もしやすい季節になってきましたので、いろいろ独自の視点も交えて坂道探索していきたいと思ってますのでよろしくお願いします。



みちくさ学会 研究報告第1集 自宅の近所・通勤通学路にあるもの (impress QuickBooks)

今回は、2006年に初散歩して、その後、隣接した場所が工事中だった頃のことも「とある街の風景(道源寺坂&行合坂)」にて取り上げたりした道源寺坂 (NO.67) なのですが、こちらのほう隣接していた大規模ビル、アークヒルズサウスタワーが昨年ついに完成したようで、今回、桜見物のついでに歩いてみると坂の景色にもかなり影響があったようなので、今回は「道源寺坂 (NO.67) 2014版」と題して、再び取り上げてみたいと思います。


道源寺坂 (NO.67)2014年版1
写真1

まずは坂下からの景色など。(写真1)
過去にブログでとりあげた坂道風景と比べてみると(アークヒルズサウスタワーは写真右側です)、ビル自体は外観が変わっただけかもというくらいなにが変わったのかわからない感じだったのですが、よく見てみると、坂の碑の位置がなんかちがうんですよね。
というか以前は坂道だった場所にまで浸食してないですかね?


道源寺坂 (NO.67)2014年版2
写真2

でもこのあたりまで坂を上ってくると、さすがに坂道とビルの敷地の関係は変わっていないようで、街灯も昔のままのようでしたが、やはりビル側の擁壁は新しくなっていました。(写真2)

ちなみに写真に写っている桜は、西光寺というお寺の境内にあったもので、写真1にお寺への入口がちらりと写っていたりします。


道源寺坂 (NO.67)2014年版3
写真3

せっかくなの上空を見上げてみると、アークヒルズサウスタワーがででんとそびえ立っていました。(写真3)


道源寺坂 (NO.67) 2014年版4
写真4

さらに坂を上ると、正面に見覚えのある大木が見えてきました。(写真4)
しかも地面のドーナツ型の滑り止め舗装もよくみると新しくなっていましたよ。


道源寺坂 (NO.67) 2014年版5
写真5

すこし坂を上り、今度は坂下方向を眺めてみました。(写真5)
ここは、ちょうど道源寺坂 (NO.67)の写真「坂の途中その4」とほぼ同じ位置のようでしたよ。
こうしてみると、その違いは明らかで、前は左側にビルがかなり坂道に隣接して建っていたようですけど、現在はこんな感じで車も出入りして止めれるくらいの広い場所になっていました。


道源寺坂 (NO.67)2014年版6
写真6

そして、最後は坂上ではないですけど、今回の坂道の変化を一望できるあたりから、坂下のほうを見てみました。(写真6)
見ての通りなんですが、前と比べてみると、ここからの景色は、明らかに変わっていて新しいビルが高層化して微妙な圧迫感はありましたけど、実はビル自体がすこし左側にずれたため遠くの景色は前より開けていましたよ。


ということで、写真6にも写っている隣の再開発ビルの新築にあわせて道源寺坂 (NO.67)自体もなんかリニューアルされていて、すこしびっくりした坂道散歩でしたが、今回はさらりとこんな感じです。


住所
港区六本木1

気がついたら桜シーズンも終わってしまったわけですが、ここでは今回も桜見物の続きです。

前回取り上げた桜坂 (NO.114)からすぐの場所に、2006年に取り上げたスペイン坂 (NO.66)があるわけですが、実はここも街路樹に桜が選ばれていたんですよ。
しかも、2006年で取り上げた時は、ブログ始めて間もない時だったこともあり、物珍しかったのか途中からアークヒルズの話になっているみたいだったので、今回はきっちり坂道散歩も兼ねてということで、タイトルのほうも”その2”ということにしてみました。


スペイン坂 (NO.66)その2_1
写真1

ということで、まずは坂上からの景色など。
見た感じでもけっこう勾配ありそうですけど、正面にみえている傾斜を示す黄色の案内板には11%という表示が記されていたので、9%の桜坂 (NO.114)よりもきつく、やはりそれなりの勾配具合のようですね。 


スペイン坂 (NO.66)その2_2
写真2

すこし坂を下り、さらに坂下のほうを見てみたものです。
このあたりは2006年にも撮影しているので比較がしやすいかもですね。
ちなみにアークヒルズは写真の右側にありますので、あしからず。


スペイン坂 (NO.66)その2_3
写真3

さらに坂を下り、坂上のほうを見てみました。
前はたしか、このあたりから東京タワーが坂上のほうに見えたと思うんですけど、その後、正面の高層ビルが新たにできたみたいで、今回は見えませんでした。。


スペイン坂 (NO.66)その2_4
写真4

次は、一気に坂下あたりまでやってきて、坂道を一望できるあたりで同じく坂上のほうを見たものです。
こうしてみるとけっこう距離の長い坂道だったんですね。


スペイン坂 (NO.66)その2_5
写真5

そして、さらに坂下方向にすこし歩くと、今度は前はなかった歩道橋(って言っていいのかな?)が、坂の上空を横切っていましたよ。


スペイン坂 (NO.66)その2_6
写真6

せっかくなので、その歩道橋をじっくり観察してみると、柱がえらいことになっていました。
なんだか樹木の枝のようですね。
しかもメタリックぽい赤。。

ちなみにこの歩道橋は、このブログでも2年ほど前に泉ガーデン界隈を取り上げた時に(とある街の風景(道源寺坂&行合坂))登場した建設中だったビルとアークヒルズをつなぐものみたいですね。
(実はこの歩道橋、とある街の風景(道源寺坂&行合坂)の写真2になにげに写っていたりします。)


ということで、今回はこんな感じです。


住所
港区六本木1

やはり今年もこの時期、桜見物がてら坂道散歩してきましたよ〜ということで今回は、ここ数年、気がつけば訪れていなかった六本木の桜坂 (NO.114)をぶらりと歩いてみました。


桜坂の桜見物1
写真1

まずは坂下からの様子でも。
天気はいまいちでしたけど、ちょうど満開の時期にこれたので、なかなかの景色が広がっていましたよ。
とにかく過去記事見てみたら、このブログで取り上げるのは2007年以来ということみたいですね。
しかも、桜坂の名前のとおり桜咲く時期にこの坂道を訪れたのは、ブログ始まって以来。。


桜坂の桜見物2
写真2

坂の途中には、勾配標識もありましたよ。
でもこんな標識前からあったのか記憶にないですけど、まあそこは軽くスルーということで。


桜坂の桜見物3
写真3

さらに坂を上ると、以前と変わらず坂の碑が見えてきました。
ただし、この碑、よく読むと平成22年版らしいので、前にブログで取り上げた2007年当時のものとは別のもののようですね。
ちなみに奥の左に曲がる道も坂道になっていて、そこは新榎坂 (NO.120)だったりします。
それにしてもまわりの桜も見事ですね。


桜坂の桜見物4
写真4

せっかくなので、変わったデザイン(黄色の外観というのはなかなかめずらしいかも)の高層ビルとあわせてぱちりと一枚。



桜坂の桜見物5
写真5

そして、坂下のほうを見ると、ちょうど坂の景色が一望できました。


桜坂の桜見物6
写真6

ちなみに、この桜坂 (NO.114)は、前に説明したとおり、アークヒルズに隣接した場所にあり、アークヒルズ内にあった周辺案内図をみると、ANAインターコンチネンタルホテル東京の左側の道がそれなのですよ。
でも、地図にはさらにANAホテルの上側の道も桜坂と表記してありました。
むむむ。


桜坂の桜見物7
写真7

そんなわけで、写真5とだいたい同じ位置より、写真6の地図でいう右側方向の道の景色もぱちりと。
2007年の記事では、ここもおそらく・・・、という感じで写真に納めておいたわけですが、写真6の地図によればどうやらここもあわせて桜坂とのことみたいですね。
なので、もしそれが事実ならば、港区の場合、坂の碑がある場所が坂上であり坂下であるという事実に根拠がなくなってしまうわけですが、どうなんでしょうかね。。


桜坂の桜見物8
写真8

最後は、写真7の位置よりさらに坂を上り、坂下方向を眺めてみたものです。
やはり桜がいい感じで植えられていますかね。
でもこの景色見ていてふと思ったのは、この坂をまっすぐ下ると、黄色のビル(赤坂インターシティ)に隣接した道につながり、そうなればそこは新榎坂 (NO.120)になるわけで、これはこれで、もしかしたらいま歩いている坂道は、桜坂 (NO.114)ではなく新榎坂 (NO.120)なのではないかという疑問もでてきてしまうのですが(桜坂は車のすこし向こうで左に曲がるのです)、これはどう捉えたらいいんですかね。。

ということで、桜見物にきたのに、なんかまたいろいろと疑問点が噴出してしまった散歩にもなってしまいましたが、とにかく桜はきれいでしたよ。(笑)

今回は、坂道散歩の話を一休みして、2012年の9月に坂道本の紹介をして以来ひさしぶりに、本屋などで見つけた坂道本の紹介などでも。




古地図で歩く江戸と東京の坂

まずはじめは、いわずと知れた日本坂道学会会長の山野勝さんの坂道本、第三弾です。
1年半ほど前にでた本みたいです。
すでに坂道本、3冊目でまだネタがあるというのはすごいですね。
とにかくここまでくると本の中で山野さんがどういう坂道をセレクトしているのかということも楽しみのひとつになってくるかもしれないです。
ちなみに、前回の坂道本紹介の時には触れなかったので、日本坂道学会のことを知らない若い人もいるかもしれないので記しておきますけど、日本坂道学会の副会長は、昨日いいともの最終回を迎えて話題の人だったタモリさんだったりします(そのあたりの経緯は前に紹介したタモリさんの坂道本の巻末に書いてありますので気になるかたはそちらをどうぞ。)。
ただ、Wikipediaの日本坂道学会のページによれば(本の情報はすこし古いかもしれないのでのでネット情報ということなのですが)、今も会員はこの2人のみらしいですよ。




東京の「坂」と文学: 文士が描いた「坂」探訪

もう一冊は、ほんと10日くらい前にでたばかりの本です。
ある意味、オールドカテゴリーとも言っていい、文学と坂道の話をとりあげていて、タイトルもまさにという感じの「東京の「坂」と文学: 文士が描いた「坂」探訪 」という本です。
ただ過去にこういうことを堂々とテーマにして紹介している坂道本て実はなかったと思うんですよね。
内容も、過去の文豪の方々と坂道の話やら坂道心理学の話まででてきていて、村上春樹さんの作品と坂道の関係とか個人的には興味深い話もありつつと、けっこう切り口は好きな感じでした。
そして、著者のお二人は坂道学会の会長と副会長とのこと。
ちなみに、坂学会さんは、だいぶ前にメールで自前で調べたという坂道リストがあることとあわせてご連絡いただいたことがあり、存在は知っていました。
そんなわけで、個人的には、気になっていたテーマのひとつだったので、今回さっそくとりあげさせていただきました。


ということで、今回はさらりと2冊だけの紹介ですが、こんな感じです。

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