東京坂道さんぽ

2015年08月

前回の望雲坂(NO.260)の記事からだいぶ時間が経ってしまいましたが、再び残りの草津の坂道に話を取り上げてみたいと思います。


そしどう坂と呼ばれているそうで、場所は、前の望雲坂(NO.260)から東へ路地沿いに歩いて行き、途中、これも前に「とある街の風景237(草津温泉湯畑の高低差めぐり)」でとりあげた湯畑をとおり、さらに旅館に囲まれた路地を東へすこし歩くと、今回の坂道の坂下あたりにやってきます。


祖師堂坂 (NO.262) 1
写真1

とりあえず、湯畑から近い場所にあり、坂道までの路地沿いにある旅館のことをとりあげるのも悪くないのですが、やはりきりがなさそうですので、いきなりですが、坂下からの様子でも。(写真1)
最初からかなりの勾配具合でした。
ちなみに、このすぐ右横あたりに、いつものような坂の碑はありませんでしたが、「祖師堂坂」はあちらという案内標識がありました。(ただし、これ、現地では気がつかなかったので、ストリートビューで復習している時に実は見つけたのですが・・・。)


祖師堂坂 (NO.262)2
写真2

坂をすこし上り、道が狭くなりだしたところから、坂上方向を見てみました。(写真2)
さらに坂道は上へと続き、これまたかなりの勾配具合でした。
道幅もせまく、つくりも古い感じなので、けっこう昔からある道なのかもしれませんね。


祖師堂坂 (NO.262)3
写真3

写真2とだいたい同じ位置より、今度は坂下方向を見てみたものです。(写真3)
こうしてみると、坂下あたりとは、ここですでに3階分くらいの高低差になっているようでした。
坂の雰囲気としては、旅館が通り沿いに建ち並ぶ賑やかそうな路地が、坂下あたりを横切っており、そこからすこし人通りの少なめな場所の方につながる坂道という感じだったかもです。


祖師堂坂 (NO.262)4
写真4

さらに坂を上り、写真2の坂上のほうに見えていた踊り場っぽい場所あたりまできてみたところからの様子です。(写真4)
もう見てのとおりですが、坂道はさらに上っているようでしたよ。
そして、ここもなかなかの勾配具合でした。


祖師堂坂 (NO.262)5
写真5

こちらは、写真4でもちらりと見えていましたが、写真4の左のほうには日晃寺というお寺へつながる良い感じのつくりの階段が見えていました。(写真5)
この左奥に高村光太郎碑やら松尾芭蕉碑なんかもあって、この坂道をひととおり歩いた後にまわってみたりもしましたが、今回は記事にはしませんので、気になるかたは検索でもしてくださいな。


祖師堂坂 (NO.262)6
写真6

写真4とだいたい同じ位置より坂下方向を眺めてみたのがこちらです。(写真6)
勾配具合がすごいですが、それ以外はなんてことない坂道という感じですが、やはり坂道沿いにお寺があるなど、ここでも日本の坂道に共通する点はあるのだなあとしみじみ。

ちなみに、この坂道の名は、始めに伝えたとおり「祖師堂坂」と言うのですが、現地では坂名の由来が書かれたものはなかったので、最近、地方の坂道をまわるときにお世話になっている坂学会さんのHPを参考にするとですね、かつては冬の期間に住民が冬住みで少なくなることからその期間に温泉を守護するという意味合いがあったという祖師堂が坂上あたりにあることからこの名前がついたとのことみたいですね。(祖師堂については今回、現地では気がつきませんでしたが。。)


祖師堂坂 (NO.262)7
写真7

そこからさらに坂をのぼり。(写真7)
ここも急坂でした。


祖師堂坂 (NO.262)8
写真8

道は直線になりましたが、まだかなりの勾配具合の坂道は続いていました。(写真8)
なんかもう、雪がここに積もったらどうしてるんだろう?と思ってしまいましたよ。


祖師堂坂 (NO.262)9
写真9

そんなこんなで、写真8の奥の方まで上ってくると、やっと勾配具合がゆるやかになり、坂上らしき場所にやってきました。(写真9)
あと、せっかくなので、マピオン地図で、高低差具合がどれくらいなのか調べてみるとですね、坂下あたりは海抜1155m、坂上あたりは1165mとのことで、高低差は約10mとのこと。
でも、よく考えてみたら坂の中腹あたりで、高低差3階分くらいと見ていたので、この感じだとあれ?と思ってしまうわけですが、まあそのあたりは軽くスルーしておきますかね。。


祖師堂坂 (NO.262)10
写真10

ここからは、おまけです。(写真10)
写真5の場所から左のほうに行くと、奥に桐島屋旅館に入るための坂道が見えていたのですが、ここでたまたま旅館の方に声をかけられてですね。


祖師堂坂 (NO.262)11
写真11

「こっち、こっち」と言われ、中に入っていくとですね。(写真11)
なんとこんなものがあったのですよ。
旅館のかたが言うには、富士塚とのこと。
この時は車酔いしていて、頭もぼんやりしていたのですが、さすがにこれにはびっくりしてしまいましたよ。
(ちなみにこの写真は、旅館の方々が説明してくださっているときに、撮ったものなのですよ。)


祖師堂坂 (NO.262)12
写真12

いちおう、登山口からもパチリと一枚。(写真12)
ちなみに、肝心の本物の富士山の方向は、どうやらこの写真12の背後にあたる側が富士山ということになるようなので、実は、この富士塚の目の前に見えている小さな坂道も富士見坂といえるのかもと思ってみたのですが、どうなのでしょうかね。


ということで、公開時期が長期わたってしまいましたが、草津の坂道散歩はこんな感じです。


地図
群馬県吾妻郡草津町大字草津

タイトルそのままですが、先週、開催された神宮外苑花火大会に行ってきましたよ。
しかも、今年は、外苑の中にある話題の国立競技場が、例の騒動でなくなってしまったこともあり(泣)、今年だけしか見れない風景があるかもということで、国立競技場界隈の視点から、このブログでは久々に、花火大会の様子でも取り上げてみたいと思います。


神宮外苑花火大会2015-1
写真1

そんなわけで、まずはこちらから。(写真1)
国立競技場と東京体育館の間を走っている外苑西通りからの眺めです。
(写真については、これから掲載する写真すべてについて、現地ではISOをあげまくって(汗)、いつものとおりpenくんで手持ち撮影しましたので、こんな感じの写真がこれから続きますので、あしからず。。)
とにかく、大会中のこのあたりは、隣接する公園も閉鎖されているためか、人通りが多い割に通れる道が限られていて、東京体育館側の写真手前の方は、無料の観覧席となっていたので、かなり大変なことになっていました。

ちなみに平日の様子は、以前、国立競技場が取り壊される前にまわった「明治公園の高低差のある場所」のブログ記事の写真8の場所が、まさにこのあたりになりますかね。
ただ、今回のは、花火と一緒に撮るために、もうすこし競技場よりのアングルですが。


神宮外苑花火大会2015-2
写真2

こちらはもうすこし、南側(千駄ヶ谷駅から離れる方)に歩いていたときに、同じく外苑西通りから見えた花火です。(写真2)
ここからだと、かなりの確率で、今しか見れない視点で花火が撮れたかもですね。
もちろん、それはかつてあった国立競技場がなくなってしまったからですし、将来もしここに新たな施設ができれば見えなくなってしまう場所かもしれないですからね。(公園になれば話は別ですが。。)


神宮外苑花火大会2015-3
写真3

そして、今回の花火大会散歩で一番驚いたのが、これでした。(写真3)
外苑西通りの東京体育館という交差点から西へと上っている坂道(ここは無名坂のようです)が、仮設の観客席になっていたのですよ。(要は僕の背後に花火が見えるということですね。)
しかも、坂上のほうに向かって道がカーブしているので、その様子がかなりわかりやすいんじゃないですかね。
ほんと、今まで気がつかなかったのが恥ずかしいくらいでしたが、もしかしたら国立競技場の建物がなくなった今年だけの対応なのかもと妄想もしてみましたが、まあそんなことはないですよね。(汗)


神宮外苑花火大会2015-4
写真4

さらに外苑西通りを南へ歩くと、また、さっきと同じように坂道が観客席になっていました。(写真4)
こちらは、写真ではわかりにくいですが、右側のほうが仮設の観客席になっていて大勢の方々が地べたに座っており、左側が通路ということになっていました。
さっきの無名坂と同様、こういう坂道に人がたくさんいる景色は、表参道とかでも見れることはあるのですが、今回の違いはなんといっても坂道の向こうに見える花火をみんなで見ているという体験が共有されていることかもしれないですね。


神宮外苑花火大会2015-5
写真5

さらに外苑西通りを南に歩くと、仙寿院という交差点にやってくるのですが、こちらはそこから、明治公園と都営霞ヶ関アパートの間にあるこれまた無名坂から見えた花火ですね。
ここは、まさに坂道と花火が見れる僕的には絶景ポイントだったのですが、見ての通り交通規制されていて、警察官の方々が必死で「立ち止まらないでください!」と怖い顔で連呼していたので、落ち着いて撮ることはできませんでしたが、なんとか一枚撮ってみたのがこの写真5です。
(あと個人的には、国立競技場の件があったからなのか、この場所に限らず警備の警察官の方々の雰囲気が、他の花火大会に比べると殺気だっているように感じてしまったのですが、気のせいだったのでしょうかね。)


神宮外苑花火大会2015-6
写真6

いちおう、そばに建っている都営霞ヶ関アパートとあわせての花火もぱちりと。
写真ではわかりにくいですが、道路が大混雑の中、アパートの住民の方々が、隣接するアパートの敷地内でのんびりとバーベキューをしている様子がなんとも面白かったです。


神宮外苑花火大会2015-7
写真7

長々となってしまいましたが、最後は、一気に場所を変えて、国立競技場の北側にある神宮外苑アイススケート場のそばから、今はなにもなくなってしまっている国立競技場の敷地とともに花火をぱちりと。
はてさて、数年後のここからの景色はどうなっているのでしょうかね。



ということで、今回はこんな感じです。


住所
渋谷区千駄ヶ谷1あたり

今回も、さきほどからそろそろ記事でも書こうかなと思いつつ、だらだらとネットを見ていたら「デジタルカメラマガジン 2015年7月号」の電子書籍が100円セールやってたので、なんとなく買ってみたらですね、182、183ページに、なんとあの日本坂道学会会長の山野勝さんの「江戸ゆるり坂道散歩」という連載が新しく始まっておりましたよ。

第1回目は、下目黒とのこと。
要はJR山の手線の目黒駅界隈の坂道ですね。
そういえば、このあたりは、数日前に猛暑の中、こっそり歩いたところなので、なるほどねーという感じだったかもです。
あと、いつもと違う点でいえば、こういう系の坂道本では、著者ご自身が撮った写真をのせることが多いのですが、今回は、カメラ雑誌らしく山野さんのものではなく、写真家の郡川正次さんによる坂道写真も掲載されていて、なかなか贅沢な記事でしたよ。
まだ第1回目しか見ていませんが、今後の展開を楽しみにしてみたいと思います。


デジタルカメラマガジン 2015年7月号


ちなみに、写真家の郡川正次さんのことをさらりと調べてみたら、なんと、この8月7日〜8月12日の期間に、新宿のオリンパスプラザで写真展をおやりになっているようですよ。

→『郡川 正次 写真展 「対岸/東京湾を挟んで」』
http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/150807_kohrikawa/

(しかも、このオリンパスサイト内の写真、パトレイバーの実写映画でのワンシーンでも、印象的な場面で使われていたものじゃないですかね。しかもしかも、そういう視点で見れば、デジタルカメラマガジンの表紙はあのレイバー乗りの女の子ではないですか。)



ここまできたらせっかくなので、カメラ雑誌つながりということで、ひと話題加えておきますが、アサヒカメラの今月号(2015年8月号)にも、写真家の小林紀晴さんによる中野区での坂道写真(名前がある坂かどうかは未確認です。というか、地形をコンセプトにした写真なのかもしれませんが、僕は坂道写真と見てしまいました)が数枚、川島小鳥さんの新宿区の坂道を背景にした写真が一枚(階段のものはどう見るかわからなかったので除外)掲載されておりましたよ。
なんというか、東京と坂道はきっても切れない関係なので、そんな写真を探していたらきりがないですよと言われそうですが、そういうことを探すのも僕の趣味でもありますし、いろんな方々の坂道への視点を再確認してみたいこともありますので。(笑)
ちなみに、アサヒカメラの今月号は「東京写真マニアック」という特集号でありまして、本屋で立ち読みしてたら、たまらずほしくなり購入してしましたよ。
あと、小林紀晴さんの坂道写真、僕の知る限り、実は今月号だけでなく、以前の号(2015年5月号だったかな)のアサヒカメラにも、湯島男坂の写真が掲載されていて、なんとも興味深かったので、そのこともいつか言わねばと思っていましたので、ちょうどよかったかもです。
最後に、余談というかどうでもいいことなのですが、小林紀晴さんのレクチャーをずいぶん前にとあるカメライベントでこっそり聞かせていただいた時に、その容貌が大学時代の友人とそっくりで、話し方まで似ていたので、当時はほんとうにびっくりしたことは、ここだけの話でありますですよ。(笑)



アサヒカメラ 2015年 08 月号 [雑誌]



ということで、なんだか余計なことまで言ってしまったかもですが(汗)、今回はこんな感じです。

ちょっと間が、あいてしまいましたが、代々木八幡宮の続きです。
知っている方もいるかもしれないですが、実は、代々木八幡宮の境内には富士塚(富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の山や塚)もあったんですよ。
(富士塚についての細かい説明は、wikipediaをみてくださいな。)



代々木八幡宮で富士山1
写真1

それがこちらですね。(写真1)
けっこうな高低差のある小山でしたよ。
上のほうに見えている大きな石碑が3つほど見えているあたりが頂上ということになるみたいですね。
とにかく富士塚のつくりについては、僕はよく知りませんので、「過去にいくつか見た富士塚と比較してみても、だいたい同じように階段まわりは荒々しいつくりになっていましたよ」というほかはありませんが、なんだかいろいろ考えさせられて興味深かったです。

ちなみに、この写真1、下部の方の画像が荒めですが、これは画像処理ソフトで、元の場所は、暗くてかなり黒くなっていたのを、わかりやすくするため無理矢理修正したためにこんな風になってしまいましたよ。(汗)


代々木八幡宮で富士山2
写真2

富士塚めぐりは、坂道さんぽの中では、あくまでおまけなので、これくらいで軽く流すとしてですね(と言いつつも、当日はこれを一度見たくて来てみたのが7割くらいだったのですが。。)、最後は、富士塚の階段を下っている途中にぱちりと一枚。(写真2)
もちろんこれは坂下方向を見てみたものですね。
しかも、地図で確認したところ、この軸線方向のむこうに、富士山があるようでしたよ。(というか軸線方向を探していたらやはりこの石段だったということなのですが。。)
あと、坂下にみえている石段の奥の階段と通路は、本殿の横にある出世稲荷神社への参道なのですよ。(写真1では、左側にこの参道があります。)
実は、この出世稲荷神社、ネットで調べていたら過去にテレビでご利益のある神社として取り上げられたらしく、その影響もあってか、この種の小規模の神社としてはめずらしく、僕が訪れた平日でも参拝客がひっきりなしにお参りされていましたよ。
ただそれらの方々が、どれだけ富士塚に気がついていたかは不明ですけどね。


ということで、今回は軽くこんな感じです。


住所
渋谷区代々木5−1−1

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