東京坂道さんぽ

2016年10月

なんとなく日本では幽霊ときくとあまりにもあっち系の想像をするかたも多いとは思いますが、今回は、せっかくのハロウィンということなので、お化けつながりで過去の記事で書いた幽霊坂についてセレクトしてみようという思いつきエントリーです。(笑)
まあ、ハロウィンで日本の幽霊のコスプレする人もいないとは思いますが。(と思ってネットで調べたら、普通にありましたよ。。)


まず過去に取り上げた幽霊坂といえば、御茶ノ水にある「幽霊坂(NO.208)」でしたかね。
まさに名前がドンピシャ。
少し前に行った時は、周りの再開発工事もおわり、すっかり雰囲気の違う坂道となっていましたけど。


次は「ゆ嶺坂 (NO.44) 」ですね。
神楽坂からすぐの場所にある坂道ですよ。
ゆれい→幽霊と想像しがちですが、ブログにも書いてあるとおり、ここの坂名は梅の名所の名からきているのですよ。
ただ、この坂道には別名があり、それが幽霊坂というわけなのです。


ハロウィンということで、幽霊坂セレクト?1
写真1

ちなみに、こちらは今年の8月頃に撮った「ゆ嶺坂 (NO.44)」の様子ですね。(写真1)
見た感じ、2006年とあまり変わってないようですね。(ひと安心。)


あとは、「紅梅坂(NO.207)」。
御茶ノ水にある坂ですが、一説によると、はじめに取り上げた幽霊坂(NO.208)とは昔、ひとつの坂道だったという話もあるため、ここも別名で幽霊坂と呼ばれているのですよ。

そして、最後は、「乃木坂 (NO.132)」です。(乃木坂 (NO.132)その2
メトロの乃木坂駅そばの坂道ですね。
ここは、今でこそ乃木坂と呼ばれていますが、かつて乃木大将が殉死した大正元年9月以降、なぜか幽霊坂という名前だったのが乃木坂と改名されたそうですよ。
しかもあの坂の途中にあるトンネルでもいわゆる都市伝説てきな話がちらほらきかれるので、じつはこの坂道が一番、"らしい"坂道といえるかも。

ということで、都内には幽霊坂とついた坂道はまだありますし、すでに歩いているところも多くあるのですが、記事にしているのはこれのみです。
幽霊と坂道の関係などについては、今回、まったくとりあげませんでしたが、それについては幽霊坂などをまわった都度、気にして調べて書いてみようと思っています。

ちなみに、この幽霊坂については、夏に民俗学的な視点で幽霊坂などをとらえて、おばけや幽霊、妖怪に関係する坂道をまわり、写真も撮っておいたのですが、夏が終わってしまい(汗)、それでも取材した分をブログで取り上げるかどうか、もんもんとしていたのですよ。
なので、とりあえず今年のハロウィンがちょうどいいガス抜きになったかも。(笑)

あと、すでにまわった分をカテゴリー分けしておきましたので、今後はこのブログの幽霊坂カテゴリーをみてもらえれば、幽霊坂などの話は都度まとめて見れると思いますので、よろしくです。

そんなわけで、Trick or Treat 。

所在地:目黒区八雲1-12あたり


みやまえ坂と呼ぶそうです。
場所は、ちょっと説明しにくいのですが、わかりやすいところでいえば、東横線都立大学駅から目黒通り沿いに西へすこしあるくと今回の坂道の坂上あたりにやってきます。


宮前坂(NO.276)1
写真1

ではまず、坂上からの景色でも。(写真1)
道幅も車2台ぶんくらいで、比較的広く、坂下まで見渡せる短めの坂道でしたよ。
この後ろが、目黒通りということもあり、坂上側に背の高めのマンションが建っていますが、奥は戸建てが並ぶ住宅街という場所でしたかね。


宮前坂(NO.276)2
写真2

坂を下り、中腹あたりから坂上方向を見てみたものです。(写真2)
ここからだと建物1階分くらいの高低差はありそうですかね。
あとは左側の手前のビルの窓のというかベランダというか、なかなかおもしろいつくりしていましたよ。

ちなみに、ここにはいつものような坂の碑はないのですが、「歩いてみたい東京の坂」という本にその由来が書かれてあり、抜粋させていただくとですね、
『八雲十中通りと呼ばれる古い道で、地番改正以前に、このあたり一帯が宮前町だったことからの坂名であろう』
とありました。
ただ別の本では、ここは無名坂で、となりの氷川坂を別名で宮前坂と呼んでいる場合もあるのですが、まわりを歩いてみた限りではこの近くに宮前坂という名の坂道はありませんし、「歩いてみたい東京の坂」ではここだと書かれてありますし(ただ今までにも、なにかと坂道の場所が違うということが散見される坂道本ではありますが)、このブログでは、名前がついている坂道は多くあればうれしいということもありますので(笑)、ここを宮前坂ととらえて、散歩してみることにしましたので、あしからず。


宮前坂(NO.276)3
写真3

そして、一気に坂下あたりまでやってきて坂上方向を見てみました。(写真3)
もうこのあたりはまっ平らな場所でしたかね。
ちなみに、この左右を横切っている緑道が、「しどめ坂 (NO.273)」の話の時にもでてきた、「呑川」で、今は暗渠になっているところですね。


ということで、今回はこんな感じです。


地図
目黒区八雲1-12あたり

「POP UP!」という岡田マリアさんがナビゲーターのJ-WAVEでの朝のラジオ番組が「あるのですが、なんと、この前の10月12日の回で、坂道探検家として出演させていただいたのですよ。

まずは、放送を聴いてくれたみなさん、ありがとうございました。

とにかく、FMラジオへの出演は初めてで、昔からよく聞いていたJ-WAVEの番組に出演させていただくなんて、このブログをはじめた時には、夢にも思っていなかったので、うれしさと緊張が交互にやってくる中、生放送(そうなんです、生放送だったのですよ)にのぞみました。

ちなみに、radikoのタイムフリーなる機能(過去の放送分が放送から一週間以内のものならば、いつでも聞けるサービス)が直近の11日から始まったのですが、それを利用して、昨日、この記事を書くためにも、聞き直す決心をして、やっとこ出演した時の放送を聞いてみたのですよ。
とにかく感想としては、僕のパートの部分はともかく(ただ電話出演だったので、普段よりはすこし声がくぐもり気味になっていたかもですね)、この12日の回は、番組全体に坂道愛があふれていたのが、すごくうれしかったです。
しかも、リスナー回答でマニアックな坂道もけっこう紹介されていましたしね。

あと、当日の放送内容をまとめてくれている番組の公式サイトがありますので、よかったらどうぞ。
→『【J's Research】一度は行きたい!日本の坂は?』
http://www.j-wave.co.jp/original/popup/2016/10/js-research-283.html

まあ、こんな感じだったのですよ。

はじめに依頼がきた時は、東京近郊のおすすめの坂を4つくらい選んでくださいときたので、都内や近郊の坂道をまず10個くらい選び、そこから半分にしぼり、最終的に4つ選んで、ラジオの放送作家さん(でいいのかな?)に、渡したわけなのです。
ただ、今回の放送では、おすすめの坂以外にも自己紹介やら、坂道を楽しむポイントなども話すことになり、これでは時間が足りないのではないか?ということになり、結局、おすすめの坂については2つだけの紹介ということになったのですよ。

なお、聖蹟桜ヶ丘の「いろは坂」については、前から気になっていて昨年くらいですかね、近くを通った時にふらりと寄ってみたらいい感じの坂道だったので、いつか紹介しなくてはと思っていたところだったのでちょうどよかったです。
今回のために映画も復習がてら見直してみたのですが、劇中には坂名などはでてこないのですが、あきらかにそれとわかる描写があり、劇中何度も登場するのですよね。(数えただけでも6回!)
とにかく、坂道自体の情報量も多いことや界隈の坂道も一緒に取材して総合的な視点で坂道を見てみたいこともあって、まだこのブログでは取り上げていませんが、そのうち、ちゃんと取り上げたいとも思っていますよ。
ちなみに、最近話題になっているアニメ映画『君の名は。』で聖地巡礼がブームになっている中、劇中でも実在の坂道が出てくるのですが、映画を見た方はわかってくださると思いますけど、「どこどこの場面ででていた坂道」と紹介するとけっこうなネタバレになりそうですし、ただ「映画の中にでてくる坂道」というのもさびしく、それ以上つこっまれるとこれまたネタバレになるということもあり、今回はタイムリーな坂道よりすこし昔の映画だけれども、ジブリ映画の『耳をすませば』ででてくる聖地巡礼スポットということで「いろは坂」を優先して選んでみたのですよ。
まあ、選択理由はそれだけではないですが、かなり大きな要因のひとつと言ってもいいかもですかね。

あ、そうそう。
最後に、J-WAVEのまとめページには書かれていないのですが、番組中、実は坂道にまつわる曲がオンエアされていたので、メモしておきますよ。

1曲目:
「坂道」/くるり

2曲目:
「陽のあたる坂道 」/DO AS INFINITY

3曲目:
「多摩蘭坂」/RCサクセション(忌野清志郎) 

という感じだったのですよ。
このあたりは、ラジオらしい展開で、感動すらおぼえましたかね。

あ、あと番組を最後まできいていたら、ひきつぎで、岡田マリアさんから次の番組のナビゲーターのサッシャさんにもなにか回答をもとめる感じだったので、もしかして?と思い、ひきつづきタイムフリーでちょこっと聴いてみたら、やはり坂道のことを冒頭で話してして、サッシャさんのおすすめの坂道として「別所坂」をあげておられましたよ。

ということで、気がつけば長くなってしまいましたが、今回の関係者のみなさん、リスナーのみなさん、どうもありがとうございました。

実は、渋谷パルコPart1(地下に本屋があった棟)の地下へと向かう階段が、いい感じで、しかも公園通りのあの坂道から歩いてきて、そのまま入れることもあって、前からお気に入りの階段だったのですよ。
そんな中、渋谷パルコ全体が建物の老朽化のため、2016年8月7日をもって一時閉店に入るという話を聞き、建物が取り壊しになる前に写真を撮っておいたのですよ。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター1
写真1

まずはこちらから。(写真1)
公園通りの勤労福祉会館前交差点側から、今回の階段の出入口を見てみたものですね。
ここなのですよ。
非常階段と一体で計画されていつつも、ちゃんと出入り口としての役割も果たしているということに好感がもてたのですよね。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター2
写真2

次は階段上からです。(写真2)
実際の階段は、上の階にもつながっていたのですが、今回はここから地下までを散歩対象としたので、今回の記事ではここを坂上ということにして、話を勧めますので、あしからず。

それはさておき、いろんなつくりの階段が楽しめて、ここからの景色はいつもながらいい感じですね。(笑)


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター3
写真3

次は踊り場を一望できるポイントにてぱちりと。(写真3)
床のタイルのデザインがなんとも楽しい場所でしたかね。
しかも、両サイドの手摺も、ちょっと変わったつくりになっていますよね。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター4
写真4

こちらは、写真3で見えていた踊り場までやってきて、階段上のほうを見てみたものです。(写真4)
ここからだと、手前の2種類の階段とともに、写真ではわざと人を写していませんが、通常なら公園通りを歩く大勢の人たちがちらちらと奥に見えてなにげに楽しい鑑賞スポットだったのですよ。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター5
写真5

写真4と同じ位置より、階段下を眺めてみたものです。(写真5)
このあたりは普通な階段といった感じですが、やはり両サイドの手摺が気になる場所でもありましたかね。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター6
写真6

記念に、階段下にあった案内板でも。(写真6)
地下にはこんな感じで、店があったのですなあ。
art・book・culture・designでABCDですか。
なにげない案内板にもにくい演出があって楽しいですね。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター7
写真7

こちらも記念に。(笑)(写真7)
地下店舗部分への出入口ですね。
なんかこの秘密の入口感がたまらなかったですね。
なんどここを通ったかも忘れたくらいお世話になりました。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター8
写真8

最後は、階段下からの景色でも。(写真8)

そして、ここからはおまけです。
これまであえて写真に写っていたのに取り上げなかったのですが、階段の壁面には、写真でも見えているとおり、「Last Dance」と書かれた著名な芸能人の方々のポスターが数点設置されていたのですよ。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター9
写真9

そんなわけで、記念に、設置されていたポスターすべて紹介しておきますね。(写真9)
まずは、階段上側にあったポスターには森山未來さんが写っていました。


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター10
写真10

次は、写真8の踊り場のあたりにもみえていたポスターには、木村カエラさんが。(写真10)


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター11
写真11

同じく踊り場の別の壁面のポスターには、中谷美紀さんが。(写真11)


閉店前の渋谷パルコ地下への階段とポスター12
写真12

そして、最後の階段下側のポスターには、エリイさん(Chim↑Pom)が写っていたのですよ。(写真12)
なんとも豪華ですねえ。


ちなみに、この記事を書いている時に気になったので、軽く調べてみたら、なんと、このパルコのポスターに登場した方々へのインタビュー動画がyoutubeにありましたよ。
しかも、このポスター企画についての詳細情報を載せてくれている公式HPまでありました。
(とりあえず、それぞれについてリンクつけときますので、よかったらどうぞ。)

→『【パルコ】渋谷パルコ Last Dance_ SPECIAL MOVIE 2』
https://youtu.be/P0jlnE6rYE0


→『LastDance_|渋谷パルコ8.7sun一度さよなら。/advertising』
http://shibuya.parco.jp/lastdance_/advertising/


いやはや。
こんな動画やHPがあったとは。
たかが階段、されど階段。(笑)
歩いてみるものですね。

ということで、今回はさらりとこんな感じです。


地図
渋谷区宇田川町15-1

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