人波の中をかきわけ 壁づたいに歩けば 
しがらみのこの街だから
強く生きなきゃと思うんだ
ちっぽけな俺の心に空っ風が吹いてくる
歩道橋の上 振り返り
焼けつくような夕陽が
今 心の地図の上で
起こるすべての出来事を照らすよ
SEVENTEEN'S MAP

尾崎豊


いきなりですいません。。
この前の坂道散歩の時に、金王坂(NO.160)の坂下あたりにある渋谷クロスタワーなる高層ビルの地上から見ると2階にあたる場所に、なんと今は亡き尾崎豊さんのメモリアルプレートがあり、上に書いた詩がプレートに刻まれていましたよ。



十七歳の地図1w


実は坂道散歩をする前は、ここにこんな記念碑があるなんて知らなかったのですが、金王坂(NO.160)のエントリーでも取り上げた坂道の途中にある歩道橋があまりにも立派(四角錐のやつですね)だったものでとりあえず階段をえんやこらと上り渋谷クロスタワーのほうへ行くと、これがあったわけですよ。
なんというか尾崎豊さんの熱狂的なファンの方なら知っていて当然の場所なのかもしれませんが、僕の場合それほどではなかった(でも以前は比較的よく聞いていましたけどね)こともあり、あまりに偶然に出会った感覚が強かったので、これを見つけた時はほんとびっくりという感じでした。
ただ、僕がここを訪れた時は、けっこう前だったので、人も全然いなくてひっそりとしていましたが、ここ数日の間はここに来る人も多くなっているのかもしれませんね。




十七歳の地図2w


そして今度は、手摺のむこうの景色を眺めてみてねと言わんばかりの記念碑まわりのつくり(デザイン)に誘われるように、テラスの向こうに見える渋谷の風景を眺めながらぱちりと一枚。

そこには色とりどりの風景が広がっていましたよ。(笑)

ちなみにいくつかの熱烈な尾崎ファンであろう方々が書かれたサイトによると、尾崎さんも十代の時にこの景色をこの場所から眺めていたそうで、「十七歳の地図」の歌詞もここからの風景を描写したものというかここの景色を意識して書かれたものだろうということでした。
(まあそうじゃなきゃ、プレートに歌詞なんか刻まないですけどね。。)
そんなこともあり、記念碑が1995年に設置されたということみたいで、プレートに書かれた詩(歌詞?)は、もうお気づきかと思いますけど「十七歳の地図」の一部を抜粋したものみたいですね。


地図
渋谷区渋谷2