なにやら意味深げなタイトルになりましたが、年始に兵庫県立美術館そばの海辺を歩いていたときに見つけたものなど。


HAT神戸の現象としての風景1
写真1

HAT神戸の海辺の散歩道を兵庫県立美術館から西へ歩いていたら、ちょうど六甲山の山並みと階段がいい感じで見えたので、おもわず撮ってみました。(写真1)
ただ撮ってからふと周りを見回すと、なにやら階段の左側に四角い箱のようなものが見えていたんですよ。


HAT神戸の現象としての風景2
写真2

角度を変えてみるとこんな感じ。(写真2)


HAT神戸の現象としての風景3
写真3

階段を上り、四角い箱のそばに寄ってみました。(写真3)
奥に海が見えているとおりで、階段からの海の眺めもなかなかだったのですが、今回はこの四角い箱のほうに絞ってのせてみました。

まあだいたいは予想つくと思いますが、じつはこれ、「現象としての風景」なる名前がつけらたモニュメントだったんですよ。
ただネットには、この作品に関する細かいことを説明しているものはほぼなく、わかっているのは、福地拓真さんなる作家さんの作品であるということだけです。



HAT神戸の現象としての風景4
写真4

これはモニュメントの中にあったプレート写真です。(写真4)
詳しくは書かれていませんでしたが、右側の解説文の内容からして、おそらくこの場所にかつてあった川崎製鉄の工場の空撮写真だと思われます。

そして、その解説文には、『川崎製鉄と川崎労働運動発祥の地のこの地で「ものづくり」に懸けた人々の熱き思いを永く後世に伝えるとともに、この地が震災復興事業により神戸の未来を担う新しいまち「HAT神戸(Happy Active Town)」に生まれ変わることを祈念して、この記念碑を建立します。』と書かれてありました。

なるほど。
なんとなくこの地におかれたアート作品というよりは記念碑でしたか。
どうりで、このモニュメントは、外観が鉄板でできていたんですねえ。
なかなか深い意味がいろいろ込められている作品だったとは。

そういう意味では、東京界隈でも工場跡地が再開発されていろいろなくなってしまうという例は、ちょくちょくありますけど、こんな記念碑的なアート作品が設置されている例ってあるんですかね。ちょっと気になってしまいました。


ということで、今回は、階段メインの写真でも撮ろうと思っていたらおもわぬところで、地霊を形にしたようなモニュメントに出会ってしまい、ネットでもこのモニュメントについて取り上げている記事があまり見当たらなかったので記事にしておくことにしました。


地図
神戸市中央区脇浜海岸通