東京坂道さんぽ

タグ:坂
セゾン現代美術館の傾斜具合を楽しむ
石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと
続・坂道本がぞくぞく。その3
続・坂道本がぞくぞく。その2
とある街の風景163(雨、坂、表参道)

今回も、軽井沢編であります。
しかも、前よりマニアックな場所になりますかね。


セゾン現代美術館の傾斜具合を楽しむ1
写真1

そんなわけで、いきなりの写真です。(写真1)
こちらは、タイトルにもあるとおり、セゾン現代美術館という美術館の入口になります。
この右横を一般道が通っているという具合のところですかね。
場所は、前に取り上げた石の教会・内村鑑三記念堂から、北へ3キロくらいの場所にあります。


セゾン現代美術館の傾斜具合を楽しむ2
写真2

写真1の入口から入るとこんな道があるんですよ。(写真2)
どこかの登山道などではなく、奥のほうが写真1に写っていた入口あたりということになります。
とにかく、こうしてみると南側から北側へと上る、けっこうな高低差具合の坂道でした。
ただ今回も、特にセゾン現代美術館を紹介するというわけではありませんので(汗)、とりあえずこの坂道の高低差具合を覚えておいてくださいね。


セゾン現代美術館の傾斜具合を楽しむ3
写真3

写真2の場所から、広大な敷地内を西側(写真2でいえば、左側)のほうに歩いていくと、やっと美術館の建物が見えてきました。(写真3)
なので、ここまでは無料で誰でも入れるわけなのですよ。
ちなみに、セゾン現代美術館の建物は1981年にできたそうで、設計者は建築家の菊竹清訓さんだそうです。(例のごとくその他の詳しいことは公式サイトのほうでどうぞ。)


セゾン現代美術館の傾斜具合を楽しむ4
写真4

こちらは、写真2と写真3の建物のちょうど間あたり(でよかったかな?)の場所に、なんとも奇妙な地形具合の場所があったので、パチリと一枚。(写真4)
後から盛ったのか、自然の地形なのかどうかはわかりかねましたが、どうみても芝生の坂道ですね。(笑)
しかも、奥のほうをみると坂上あたりと美術館の建物の屋根の関係がかなり一体物のように見えていて、まるで屋根と芝生の坂上あたりとが繋がっているかのようでした。(でも写真3を見ればそうではないことはわかりますよね。)

そして、ここで写真2の入口あたりと手前の場所との高低差具合を思い出してみるとですね、なんかここの芝生の坂道の高低差具合と似たような高さだったんですよ。
なので、元からあった地形を掘って建物を建てて、目の前の芝生の坂道は、坂上あたりが入口あたりと同じ高さなこともあり、元からあったものかもしれないと思ってみたり。。
ただ、Googleマップで、セゾン現代美術館あたりを拡大して見てみるとですね、建物を囲むように川が流れているんですよ。
そして、川との関係でいえば、今立っている低いほうの位置のほうが、元からあった場所っぽいので、やはりこの芝生の場所は後から、盛ったのではないかという疑問がますます深まっていくのでありました。


セゾン現代美術館の傾斜具合を楽しむ5
写真5

あと、写真4でもちらりと見えていたのですが、芝生の坂になにやらオブジェらしきものが見えていたので近寄ってみました。(写真5)
これは明らかに意味ありげなつくりですよね。
しかもここから見ると、屋根との一体感が半端ではなかったです。


セゾン現代美術館の傾斜具合を楽しむ6
写真6

オブジェを違った角度から見てみました。(写真6)
すると、手前の枠の中に、奥のオブジェがおさまってしまいましたよ。
しかも、その奥というか向こうには山らしきものが見えていました。
気になったので、再びGoogleマップを見てみるとですね、軸線方向には、なんと浅間山があったのですよ。
ということは。。
わざわざオブジェの枠の中に浅間山までおさまってしまうのは、あまりにも偶然すぎるので、やはり、この作品のためにこの芝生の坂道というか地形が新たにつくられた可能生が高いということなのですかね。
ちなみに、このオブジェは彫刻家の安田侃さんによる「天沐」「天聖」という作品だそうですが、さすがにそういうことに言及しているサイトはないみたいでした。

ちなみにちなみに、僕がなぜ、奥にある浅間山に驚いたかというとですね、この前のブラタモリの軽井沢編を見たかたは、ピンとくるかもしれないですが、軽井沢の成り立ちと浅間山は切ってもきれない関係だからなのですよ。


ということで、今回はこんな感じです。
そして、取り上げ始めてからずいぶんと時間が経ってしまいましたが、今回で、草津・軽井沢編の坂道散歩はひと段落です。


地図
長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ケ沢2140

草津の話はとりあえず終わりましたので、次は長野県は軽井沢に行った時に気になった場所のことでもしたいと思います。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと1
写真1

そこでいきなりの写真からスタートです。(写真1)
これは、タイトルにもあるとおり、石の教会・内村鑑三記念堂と名付けられた教会の建物なんですよ。
場所は、北陸新幹線の軽井沢駅から、しなの鉄道線でひと駅の中軽井沢駅から日本ロマンチック街道なる道路を北に1キロくらいの場所にあって、近くには、ずいぶん前にこのブログでもすこしとりあげたトンボの湯などもあるエリアなのですが、ふとブログの日付をみると2006年とあるので、今回は8年ぶりの軽井沢だったみたいですね。

それはさておき、この教会については、今回の記事では、建築紹介というわけではないのですが、せっかくなので軽くふれておくとですね、ここは、内村鑑三記念堂とあるとおり、内村鑑三の功績を称えて建てられた教会だそうで、アメリカの建築家のケンドリック・ケロッグ氏が1988年に設計したそうです。(ということはバブル期にできた建物ということですか。とりあえず、あとの詳しいことは公式HPなどを見てくださいな。)

あと、始めに見た感じというか現地では、なんとなくフランク・ロイド・ライトさんの建築を思い浮かべてしまったのですが、帰ってから公式HPをみたら(たしか現地にも説明あったかもですが)、この教会はオーガニック建築の部類に入るとあったので、まあライトさんもオーガニック建築と呼ばれる部類の建築を多く設計しているので、あながち所感は間違ってなかったのだなあと思ってみたり。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと2
写真2

建物のことはこれくらいにして、この石の教会にはこんな場所があってですね、なんとここが教会のロビーにあたる場所なのだそうですよ。(写真2)
見た感じは野外広場のように見えますけどね。。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと3
写真3

そして、エントランスから教会の敷地内に入ると、こんな具合の道というか通路がありました。(写真3)
写真3の奥にさっきの写真2に写っていたエントランスが見えているとおり、いきなりこのようなつくりの道になっていたのですよ。
なんとも不思議なつくりの道でしたよ。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと4
写真4

ちなみに、写真3の左側からは、写真1で見えていた教会の正面入口側の全景がよく見えました。(写真4)
ここから見える景色では、奥の部分との高低差がけっこうあるようでしたので、この道の両サイドまで石が積まれていることとこの高低差というか地形具合とはなにか関係がありそうでしたが、当日は観光のついでだったこともあり、これ以上つっこんだ調査はしませんでしたが・・。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと5
写真5

写真3の場所からすこし敷地奥のほうにきてみて、エントランス方向を撮影してみたものです。(写真5)
なんとこのあたりから、坂道(奥のほうが低いですかね)になっていて、地面やら両サイドの石塀がかなり複雑な形になっていたのですよ。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと6
写真6

もうすこし奥に入った場所からエントランス方向を見てみたものです。(写真6)
このあたりからみると、奥の方が明らかに下っている感じがわかりやすいんじゃないですかね。
しかもここから見る分には、石塀と地面部分が一帯になっていて、ここがかつて水路かなにかで昔は水が流れていたのですよと言ってしまってもおかしくないほどの雰囲気を醸し出していたかもです。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと7
写真7

こちらは、写真6の左側に広がっていた階段で、写真7の坂上あたりが、ちょうど写真6で立っていた場所ということになりますかね。(写真7)
なので、写真6の時にいた場所が、実は今回の小道での高低差的には最高点ということになりそうでした。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと8
写真8

そんなこんなで、写真7のような森の小道でもある階段を下りていき、道に沿って歩いていくと、ここにやってくるのでした。(写真8)
ここは、石の教会の地下にある展示室への入口になっているようでしたよ。


石の教会・内村鑑三記念堂内の坂道をぶらりと9
写真9

そして最後は、石の教会の中を通りぬけ(中の様子が気になる方は公式HPみてくださいね)、写真1の場所の近くにあった(写真1でいえば左側のほうですかね)、これまた神秘的なつくりの通路があったのでぱちりと一枚。(写真9)
しかも、その奥には・・・!

それはさておき、実はこの場所、写真4の右下あたりにも見えていたのですよ。
なので、当日は、奥の華麗な夫婦に気をとられ、しかも観光ついでにきていたので、あまり意識してなく気がつかなかったのですが、さきほどの石塀に囲まれた道は、この上を通っていたみたいですね。
しかも、この写真9の通路は、石の教会の内部と繋がっているはずなので、なんとまあ敷地を大きく使って複雑なつくりにと、今となって感心しきりというか気がついたというか、体たらくでありましたよ。


ということで、今回はこんな感じです。


地図
長野県北佐久郡軽井沢町長倉

今回も、さきほどからそろそろ記事でも書こうかなと思いつつ、だらだらとネットを見ていたら「デジタルカメラマガジン 2015年7月号」の電子書籍が100円セールやってたので、なんとなく買ってみたらですね、182、183ページに、なんとあの日本坂道学会会長の山野勝さんの「江戸ゆるり坂道散歩」という連載が新しく始まっておりましたよ。

第1回目は、下目黒とのこと。
要はJR山の手線の目黒駅界隈の坂道ですね。
そういえば、このあたりは、数日前に猛暑の中、こっそり歩いたところなので、なるほどねーという感じだったかもです。
あと、いつもと違う点でいえば、こういう系の坂道本では、著者ご自身が撮った写真をのせることが多いのですが、今回は、カメラ雑誌らしく山野さんのものではなく、写真家の郡川正次さんによる坂道写真も掲載されていて、なかなか贅沢な記事でしたよ。
まだ第1回目しか見ていませんが、今後の展開を楽しみにしてみたいと思います。


デジタルカメラマガジン 2015年7月号


ちなみに、写真家の郡川正次さんのことをさらりと調べてみたら、なんと、この8月7日〜8月12日の期間に、新宿のオリンパスプラザで写真展をおやりになっているようですよ。

→『郡川 正次 写真展 「対岸/東京湾を挟んで」』
http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/150807_kohrikawa/

(しかも、このオリンパスサイト内の写真、パトレイバーの実写映画でのワンシーンでも、印象的な場面で使われていたものじゃないですかね。しかもしかも、そういう視点で見れば、デジタルカメラマガジンの表紙はあのレイバー乗りの女の子ではないですか。)



ここまできたらせっかくなので、カメラ雑誌つながりということで、ひと話題加えておきますが、アサヒカメラの今月号(2015年8月号)にも、写真家の小林紀晴さんによる中野区での坂道写真(名前がある坂かどうかは未確認です。というか、地形をコンセプトにした写真なのかもしれませんが、僕は坂道写真と見てしまいました)が数枚、川島小鳥さんの新宿区の坂道を背景にした写真が一枚(階段のものはどう見るかわからなかったので除外)掲載されておりましたよ。
なんというか、東京と坂道はきっても切れない関係なので、そんな写真を探していたらきりがないですよと言われそうですが、そういうことを探すのも僕の趣味でもありますし、いろんな方々の坂道への視点を再確認してみたいこともありますので。(笑)
ちなみに、アサヒカメラの今月号は「東京写真マニアック」という特集号でありまして、本屋で立ち読みしてたら、たまらずほしくなり購入してしましたよ。
あと、小林紀晴さんの坂道写真、僕の知る限り、実は今月号だけでなく、以前の号(2015年5月号だったかな)のアサヒカメラにも、湯島男坂の写真が掲載されていて、なんとも興味深かったので、そのこともいつか言わねばと思っていましたので、ちょうどよかったかもです。
最後に、余談というかどうでもいいことなのですが、小林紀晴さんのレクチャーをずいぶん前にとあるカメライベントでこっそり聞かせていただいた時に、その容貌が大学時代の友人とそっくりで、話し方まで似ていたので、当時はほんとうにびっくりしたことは、ここだけの話でありますですよ。(笑)



アサヒカメラ 2015年 08 月号 [雑誌]



ということで、なんだか余計なことまで言ってしまったかもですが(汗)、今回はこんな感じです。

今回は、坂道散歩の話を一休みして、2012年の9月に坂道本の紹介をして以来ひさしぶりに、本屋などで見つけた坂道本の紹介などでも。




古地図で歩く江戸と東京の坂

まずはじめは、いわずと知れた日本坂道学会会長の山野勝さんの坂道本、第三弾です。
1年半ほど前にでた本みたいです。
すでに坂道本、3冊目でまだネタがあるというのはすごいですね。
とにかくここまでくると本の中で山野さんがどういう坂道をセレクトしているのかということも楽しみのひとつになってくるかもしれないです。
ちなみに、前回の坂道本紹介の時には触れなかったので、日本坂道学会のことを知らない若い人もいるかもしれないので記しておきますけど、日本坂道学会の副会長は、昨日いいともの最終回を迎えて話題の人だったタモリさんだったりします(そのあたりの経緯は前に紹介したタモリさんの坂道本の巻末に書いてありますので気になるかたはそちらをどうぞ。)。
ただ、Wikipediaの日本坂道学会のページによれば(本の情報はすこし古いかもしれないのでのでネット情報ということなのですが)、今も会員はこの2人のみらしいですよ。




東京の「坂」と文学: 文士が描いた「坂」探訪

もう一冊は、ほんと10日くらい前にでたばかりの本です。
ある意味、オールドカテゴリーとも言っていい、文学と坂道の話をとりあげていて、タイトルもまさにという感じの「東京の「坂」と文学: 文士が描いた「坂」探訪 」という本です。
ただ過去にこういうことを堂々とテーマにして紹介している坂道本て実はなかったと思うんですよね。
内容も、過去の文豪の方々と坂道の話やら坂道心理学の話まででてきていて、村上春樹さんの作品と坂道の関係とか個人的には興味深い話もありつつと、けっこう切り口は好きな感じでした。
そして、著者のお二人は坂道学会の会長と副会長とのこと。
ちなみに、坂学会さんは、だいぶ前にメールで自前で調べたという坂道リストがあることとあわせてご連絡いただいたことがあり、存在は知っていました。
そんなわけで、個人的には、気になっていたテーマのひとつだったので、今回さっそくとりあげさせていただきました。


ということで、今回はさらりと2冊だけの紹介ですが、こんな感じです。

ブログネタ
街写真 に参加中!
今日(そう、今日、行ってきましたよ)は、昼頃から雨が降ってきましたが、たまたま通りがかった表参道にてパチリと。


雨、坂、表参道1

だいぶ前に書いた”とある街の風景153(雨の渋谷スペイン坂) ”の続編みたいな感じでとらえてもらえればよいと思いますが、表参道に行ったことがあるかたにはわかると思いますが、ここも実はそれなりの坂道になっていて、以外と高低差もあるため、今日のような雨の日には、傘をさしている人がさらりと見渡せ、傘の洪水と化していました。
こうして、あらためてみると各人の傘の色は(あたりまえですが)地味な色のものが多かったので、それほど思っていたよりはカラフルではなかったですが、それでも休みの日で、場所が表参道ということもあってかどうかわかりませんが、さすがに真っ黒な傘をさしている人は少ないかもなあなんて、あとで写真をみながら思ってしまいましたよ。。


雨、坂、表参道2

せっかくなので、すこし歩いてからふり返ってみると、あんなに混んでいたのにもかかわらず、なぜか後ろとの距離があいていました。(まあこれはたまたまなので、どうでもいいのですが・・。)
やっぱりこっちをみても、黒い傘の持ち主は少ないなあと、写真をみてあらためて思ったりしましたが、これが例えば、ビジネス街とかなら真っ黒になったりするんですかね。。
また、こんど気がついたときに写真でも撮ってみます。

ということで、今日は、たまたま雨で、偶然に坂道に出くわしたこともあり、いままでの流れからすこしはなれて書いてみましたが(というかいつものようにともいえますが)、これからもこんな感じで坂道のいつもとは違った風景なども記事にしてみたいなあとあらためて思った、今日という日でした。



地図
港区神宮前5あたり

このページのトップヘ