東京坂道さんぽ

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横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら
衣紋坂(NO.282)その2 / 神奈川県横浜市中区真砂町1あたり
衣紋坂(NO.282) / 神奈川県横浜市中区真砂町1あたり
とある街の風景230(スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ。。)
とある街の風景197(横浜山下公園の人力ライトアップ)

今回もお知らせをかねてですが、衣紋坂(NO.282)を歩いたついでに、以前からなにげに気になっていた「日本大通り」なる大通りを歩いて調べてみたら意外と面白い場所だったので、たびねすにて取り上げることにしてみたのですよ。

→『日本初の西洋式街路!海へと続く並木道・横浜「日本大通り」を歩いてみよう

通りのだいたいの歴史やら人物と土地の関係なんかについては、たびねすの記事のほうにまとめていますので、そちらのほうをどうぞ。

数年前までは「日本大通り」というなんとも大袈裟な名前の駅があるなあくらいしか、実は関内あたりを訪れた時は思ってなかったんですが、やはり駅の名前になるだけあって、大阪の御堂筋みたいなほど地域以外の人に知られているような場所ではないかもですけど、この関内の日本大通り自体も調べてみると、なんていうかまちづくりの歴史まで知ることができて一石二鳥という感じでしたかね。


横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら1
写真1

ちなみに通り沿いには、これでもかというくらい「日本大通り」と書かれた案内板がありましたね。(写真1)
写真1は名称だけのものですが、近くをきょろきょろしてみると。


横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら2
写真2

こんな具合に、坂の碑のように通り自体の史実が書かれたものがあったり。(写真2)


横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら3
写真3

もうすこし新しめの通り沿いの有名な建物の由来が記された案内板と同じフォーマットのものもいくつかありましたね。(写真3)


横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら4
写真4

あと、びっくりしたのは、通り沿いにある横浜情報文化センター内にあったこちらですね。(写真4)
昔の輪転機らしんですけど、この大きさにはびっくりでした。(笑)


横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら5
写真5

ちなみに、同じ館内の1階によさげな階段もあったので、記念にぱちりと。(写真5)


横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら6
写真6

こちらは横浜情報文化センターの外観ですね。(写真6)
なんか上に新しいのが付け加えられているようですが、この建物自体は1929年(昭和4年)に建てられたもので、2000年に保存活用するため、今の横浜情報文化センターに生まれ変わったみたいです。


横浜・関内の「日本大通り」をぶらぶら7
写真7

最後はおまけです。(写真7)
これは「キングの塔」の愛称を持っていることでも知られる神奈川県庁本庁舎ですね。
ちょうど建物の上にある塔も見えるポイントがあったので、ぱちりと。


ということで、通り沿いの施設をすべて取り上げていたら、キリがなさですので、またなにか機会があればおいおい取り上げていければいいかなという感じにして、今回はこんな感じです。


地図
神奈川県横浜市中区日本大通

衣紋坂(NO.282)の話の続きです。
坂の由来については、たびねすの記事でさらりと書いたとおりですが、では昔の衣紋坂の風景とはどんなだったのかということについて、今回はふれてみたいと思います。


衣紋坂(NO.282)その2-1
写真1

まず、衣紋坂についてのヒントなんですが、実は現地で写真に撮っておいたんですが、このことに気がつくのにけっこう時間がかかってしまいましたよ。(写真1)
これは横浜スタジアムもある横浜公園の園内にあった歴史について説明している看板です。
わかるかたはわかるかもですが、ここにのっている絵図が大きなヒントだったのですよ。


衣紋坂(NO.282)その2-2
画像1

その前にまずはこちらから。(画像1)
資料を探していたら、横浜市の広報新聞の中でこんな絵図があることがわかったんですよ。
絵図の名前は不明なのですが、右上にはたしかに「衣文坂」ほにゃららと書かれてありますね。
まあ、衣紋ではなく、衣文というのがちょっと気になりますけど。。
なお、この絵図が紹介されていた紙面には『幕末期、「衣紋坂」という坂があり、太田屋新田の中の港崎町へ向う道にあった。現在の開港記念会館から横浜公園へ向かみなと大通りが坂のあった場所といわれている。』と書かれてあり、この絵図の坂が衣紋坂だということが示されていました。
ただですね、この絵図を見ていてちょっと気になったのは、左上に書かれた山ですね。
絵図右上の説明によれば、富士山という言葉がでてきているので、おそらく左上の山も富士山なのかもしれませんよね。
そこで地図を確認してみると、たとえば、海辺にありがちな海側から横浜スタジアムへと上る坂道だった場合、富士山は坂の右側に見えるはずなんですよね。。
そんで、逆に、横浜スタジアムから海側(北東方向)に上る坂道だったとしたら、富士山は見えませんよね。
そういう意味でも謎な絵であり、この絵図がもしかしたら別の坂道を描いているという可能性があるのですが、じゃあ関内エリアで別の場所に坂道らしい場所があるといえばないわけで。。


衣紋坂(NO.282)その2-3
画像2(御開港横濱之圖)

そこで、見つけたのがこの地図です。(画像2)
横浜公園の歴史を調べていたら、見つけました。
これは今の関内エリアの昔のもので、開港当時の地図みたいですね。
古地図の上が今の地図では南東向きなので、古地図の上のほうに川が流れているあたりが今の関内駅などがあるJRが走っているあたりです。
横浜公園のできる前は、遊廓だったそうなのですが、地図で言えば、ちょうど川の南側に運河で囲われた長方形の場所があるのですが、ここが遊廓だったようですね。
そして、遊廓から南に向かう一本の道が。
しかも、南の住宅街との境には川らしきものが。
川があれば低地、もしや!と思い、いろいろ調べてみたら・・・。


衣紋坂(NO.282)その2-4
画像3(横浜本町並ニ港崎町細見全図/1860年)

この絵図が見つかったのですよ。(画像3)
これは関内エリアの俯瞰図です。
絵図の左下には遊廓が描かれていて、右側の住宅街の間にはけっこう高低差がありますよね。
そして、遊廓と住宅街をつないでいる道、ちょうど坂道になってませんか?
おそらくここのことを衣紋坂と名付けていたのではないかと予想しているのですよ。
そして、今の位置でいえば、「みなと大通り」と重なる場所でもあるんです。
この遊廓のあったエリアは、さらにその後、埋め立てられ現在のようなほぼ平坦な場所になっていったことも史実にあるので、この予想はだいたいあってると思っています。

そんなわけで、最初の写真1にもどるわけですが、画像3の絵図、案内板にのっていますよね。。
まさかのまさかでしたね。(笑)


衣紋坂(NO.282)その2-5
画像4(神名川横濱華郭之光景(横浜風景画帳)/1860年)

ちなみに別の角度から衣紋坂を描いている絵図もありました。
右側に大きく描かれているのが、当時の遊廓で、左側に奥の住宅街へと続いている道が衣紋坂のようですね。
こうしてみるとちゃんと坂になってますよね。


ということで、今回はこんな感じですが、あとは今後の課題として画像1の場所が実際どこなのか、それとも衣紋坂のデフォルメ画なのかを調べることですかね。


地図
横浜市中区真砂町1あたり

先日、たびねすに「衣紋坂」の記事を寄稿したのですが、今後も記事公開を続けていくと、ブログで取り上げた坂道以外の場所についてもけっこうな数になりそうなので、今回から以前のみちくさ学会の時にしたように通常のブログ記事の中でお知らせする形とすることにしました。

中身はあまり変わらないかもしれないですが(笑)、坂道記事に関しては補足事項があれば、その2、その3みたいにしていつもどおりに追加していければなとも思っています。(今回はその可能性大なので。)


衣紋坂(NO.282)1


そんなわけで、今回はブログでも取り上げる機会がなかなかとれなかった、横浜市の坂道をやっと取材して、たびねすの記事を通じて取り上げることができましたので、よかったらどうぞ。
→『関内にも坂道があった?横浜スタジアムを眺めながら巡る衣紋坂 | 神奈川県


衣紋坂の由来については、記事にある通りなのですが、事前の調査で過去の絵図をいくつかみつけることができたので、おいおいこのブログにて紹介していこうかなと思っています。(ほんとうはたびねすの記事で一緒に紹介できればわかりやすくていいのですが、それができない規定なので。)

それにしても、あの関内に坂道があったことは、実は今年になって知り、どのタイミングで取り上げようなかなと思っていたのですが、ちょうど先月記録的な長雨で都内は雨ばかり続いたこともあり、それでは夏だし海も近い横浜に行こうという感じでした。
ところが、いざ調べだすと、坂道界隈だけで、かなりの数の歴史的建造物やら関内自体の史実にたくさんぶつかり、まさに関内の地霊を調べるという具合になってしまいました。
でもまあ、そのおかげで、関内あたりにはかなり土地勘できました。(笑)
しかも、あのあたりは見ておくべき近代建築がたくさんあることに加えて、ライトアップイベントやらアートイベントで訪れることもなにかと多い場所だったので、土地勘どころか愛着さえ沸いてくる感じでしたかね。
とにかくあの港町にも坂道とアートがあるということで、なんというか気持的なものではありますが精神的な軸ができ、自分としてはちょっとうれしい発見だったかもです。


ということで、今回は長くなりそうなので、いったんこれくらいにして、また次回以降に周辺の建築物やら衣紋坂自体のことについても取り上げようかなと思っていますので、しばしお待ちください。



地図
横浜市中区真砂町1あたり

気がつけば1ヶ月とすこしくらい経ってしまいましたが、横浜のみなとみらいで「スマートイルミネーション横浜」なるアートイベント、もっと大まかに言えばライトアップイベントも混ざったような催しが先月開催されていたのですよ。


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ1
写真1

イベント自体は、象の鼻パーク界隈のいたるところにてライトアップなどがされたアート作品が展示されていたわけですが、写真1は、その中でも象の鼻パークにある象の鼻テラスというレストハウスの屋上が歩けるようになっていて、今回のアート作品がちらりと見えている場所で、しかもなかなかの坂道になっていたので、思わず撮ってみたものです。
この道はもちろん施設の屋上にあるものなので人工の坂道なのですが、海の方向に向かって手前から奥へと上る形となっていて、通路の奥のほうに今回のイベントと関係した作品(チャン・ウソク×ハン・ジンスによる「Kokkily+Hana+Zouno+Ko」という作品)が展示されとりましたよ。


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ2
写真2

次は、写真1の左のほうにちらりと見えていたと思いますけど、こちらは象の鼻テラスの施設内へ下りていく階段を気にしつつも、その視界の中にこれまた今回の展示物らしい「FLOW」(ジン・シヨンによる)という作品もぴかぴかと派手に光っていたのであわせてぱちりと。(写真2)
とにかく、現地では写真1のほうもそうなのですが、人通りがかなりあってなかなか人のいないタイミングで撮影するのがたいへんだったのですよ。


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ3
写真3

こちらは、写真2でもちらりと見えていた、ピンク色に光っているレストハウスの開口部の上の部分で人がたくさん見えていた屋上テラスの様子ですね。(写真3)
ここにも屋上緑化された場所にうさぎのオブジェっぽい作品(リ・プリンス×リ・ヒョンジュによる「The birds smile at ‘Tokky’」。公式サイトによると、ふしぎの国のアリスに登場する、お喋りするうさぎや鳥たちをモチーフにしているとのこと。)が展示されていました。
そして、ここもなかなかの傾斜具合でした。(≧∀≦)


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ4
写真4

ちなみに、近くでは写真4の真ん中あたりに見えている感じで、建物の壁に映像を映し出している作品(盒橋太+柴幸男による「moving projection theater たてもののおしばい」)なんかもやっていたのですが、ここでもこのブログらしくちょっと端から眺める感じでぱちりと。。(もちろん作品解説なんてこともしませんよ。気になる方は検索でもしてみてくださいな。)


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ5
写真5

そんなこんなで、スマートイルミネーション横浜に関することは、ここまでにして、写真5は象の鼻パークから赤レンガ倉庫に向かう途中にあった歩道が、これまたいい感じで傾斜していたのでまずは坂下から思わずぱちりと一枚。
もう見てのとおりですが、坂の軸線方向にランドマークタワーがばっちり見えていましたよ。


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ6
写真6

写真5と同じ歩道を今度は坂上側から見たものがこちらです。(写真6)
このあたりは、最近、暗い時間帯に来ていなかったので、このライトアップが恒常的なものなのかどうかまではわかりませんでしたが、なかなかのコラボ風景な感じだったかもです。
次はもっと空いている時にきて、きちんと調べてみたい場所でしたかね。


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ7
写真7

あと、せっかくなので、大桟橋まできてみると、なんと外から施設内へと入る通路部分の照明が青色タイプのものになっていたのですよ。(写真7)
なかなか都内でも外では見かけない色のライトで、外も同じ色の照明が使われていたので、おそらく大桟橋の施設自体がテカテカと光って目立つのを抑える意図もあったのかなあと想像してみたり。


スマートイルミネーション横浜で勾配さんぽ8
写真8

そして、最後は、写真1と同じ場所に戻ってきてぱちりと一枚。(写真8)
ただこちらは、イベントが終了した直後のものなのですよ。
なので人がほとんどいないですよね。
あと、余談ですが、写真1と見比べてもらうと、写真8はかなり色味が違うと思うのですが、これは写真1のほうがペンのプログラムモードで、写真8が夜景モードで撮ったための現象で、これまでは記録のためのカメラとして扱っていたこともあり、撮影時はそういうことをあんまり意識してなかったのですが、こうして撮影モードを使い分けてみるだけでも、特に夜の撮影では全然違う印象になってしまうんですね。
ちなみに、今回の撮影での現地での実際の色味に近いものを記録してくれたのは、夜景モードのほうでしたよ。

ということで、なにげにLEDネタでもあるので、今年のノーベル物理学の授賞式の頃に公開してれば時節柄よかったかもしれないですが、今回はとりあえずこんな感じです。

住所
横浜市中区海岸通1 

気がつけば一ヶ月半くらいまえのことになってしまいましたが、大山さんの写真展があって寄るついでに横浜みなとみらいあたりをぶらりとした時に偶然出会ったものです。


横浜山下公園の人力ライトアップ1

山下公園内のはしっこにあった忘れられたような大階段(でもいまや有名スポットかもしれないですけど)を、坂道散歩もかねてぶらりとしていたら、なんとライトアップしたランナー達がぞろぞろと。
はじめは目の錯覚か、と思いましたが・・・。
要はパフォーマンスアートっていうやつですかね。

階段風景とあいまってなかなかのものでしたよ。
このパフォーマンスのことはまったく知らずにいたのでかなりラッキーだったかもです。

しかも坂道風景のほうにもいつもどおり目をむけてみると遠くにはランドマークタワー見えてました。
実は坂道というかこの階段自体もなかなかおもしろそうな存在のようでした。

なのでこの園内の階段については、今回はこの写真のみしか撮ってないので、またそのうち明るい時にでも行ってみて、ここもちゃんといくつか写真撮って記録しておくのもよさそうかもですね。


横浜山下公園の人力ライトアップ2

そんなこんなでおまけにもう一枚。
公園内の他の場所では、これまたさっきと同じ人達(LEDまみれのランナー)がたくさん集まってなにやらウゴウゴ、ウゴウゴと。。
なんかライトの色変わってるし。。

ちなみにこのパフォーマンス、けっこう気になったのでとりあえずネットでかたかたと調べてみると、「Speed of Light」というのが今回のパフォーマンス名らしく、英国を拠点とするアーティスト集団のNVAがプロデュースしている一般参加型プロジェクトとのことですよ。



住所
横浜市中区山下町16

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