2017年09月01日

おまかせのGWE・・・前編

大阪にお住まいのM様よりご注文をいただきましたOX GW-Eが入荷してきました。
こちらのGW-Eは４月にインテックス大阪で開催されたバリアフリー2017会場にてご成約キャンペーンに申し込まれたのでWCR5アルミワイドキャスターは限定カラーのレッドが装着されています

ヤマハ電動ユニットJWX-1プラスが装着されたGW-Eですが、バッテリーはシート下に吊り下げるため、通常右ホイールのユニットに付いているバッテリーケースを分離させるための改造を施しています。。。
というのも、M様は日常的に簡易電動車いすを使用されており、食材の買い出しでは２リッターのペットボトルを大きめのエコバックに詰めて背シートに掛けられるのですが、バッテリーが通常位置に付いているとエコバックが左ホイールに引っかかってしまうとのことでバッテリーケースを分離することにしました

ちなみにバッテリーを分離させる改造はメーカー（ヤマハ）でなければ補償対象外となってしまうため、OXから通常の状態で入荷してきてから、ヤマハに送って改造してもらっています。。。

採寸時にある程度のご要望は伺っており「あとは管理人さんのセンスでカッコよくしといてください」と、有り難くもプレッシャーの掛かるご依頼をいただきました

それでは期待に沿えるよう、まずはGW-Eに新採用されたアルミプレートのキャスターフォーク『CZE-S』に３Dグロスカーボンフィルムをラッピング。

OXのキャスタープレートは平板のアルミ板なので分解できる知識と工具さえあればラッピング初心者の方でも比較的かんたんに貼ることは可能ですが、本体を傷つけることなくカッターの刃を当てて輪郭を切り落としたり、穴をくり抜く作業が意外と手間がかかって難しいんですよ・・・まぁそこが腕の見せ所なんですけどね

ブレーキシリンダーにも３Dグロスカーボンフィルムをラッピングして、ブレーキのあそびによるカタカタ音を防止するための振れ止めゴムをインストール。。
※OXのダイヤルブレーキおよびホリゾンタルブレーキは一部分に高強度のロックタイトが塗布してあり、本来分解できない構造になっています。したがって個人で分解した際の破損についてはメーカーの保証はなく自己責任となります。