今回は、わき腹を引き締める筋トレを3つご紹介したいと思います。
●キュッとしまったウエストの要となる筋肉は2つ!
通常の腹筋運動で鍛えられるのは、おなかの前面にある「腹直筋」という筋肉です。残念ながら、腹直筋ばかりを鍛えていてもくびれにはつながりません。
ウエストのくびれをつくるには、この腹直筋にプラスして、「外腹斜筋」を鍛えるトレーニングが必要なんです。
外腹斜筋は、ろっ骨から骨盤まで、おなかの側面を広くカバーしている筋肉。おなかをしっかりと引き上げ、支えてくれる役割があるので、ここを鍛えると、ウエストに自然なくびれが。外腹斜筋の筋トレで、天然の補正下着みたいな効果が期待できるんです。
キレイなウエストラインをつくるには、「腹直筋」と「外腹斜筋」をバランスよく使えるような運動が必要なんですね。
私がトレーニングジムで指導していた、「わき腹に効く基本の筋トレ」。その中から、自宅で気軽にできるものをピックアップしてみましたのでお試しくださいね。
●椅子に座ったまま「ひねる」筋トレ
(1)椅子に腰掛け、両手で頭の後ろを支える。
(2)背中を丸めながら上体を左側にひねる。
(3)左ひざを少し浮かせて、右ひじと左ひざをくっつける。
(4)ゆっくりと元に戻る。
次は上体を右側にひねって、同様に。(1)~(4)を左右交互に10回ずつ、計20回おこないます。
●ペットボトルを持って「ひねる」筋トレ
(1)両手に500ミリリットルのペットボトルを1本ずつ持って立ち、手は太もも付近にぶらさげる。
(2)そのまま反動をつけずに、腰をひねり、上体ごと斜め後ろを振り返る。
(3)元の姿勢に戻す。
(1)~(3)を左右交互に10回ずつ、計20回繰り返します。
●太ももを鍛えながら「ひねる」筋トレ
(1)両手に500ミリリットルのペットボトルを、1本ずつ持ち、足は肩幅に開いて立つ。ひざは少し曲げておく。
(2)脇をしめ、腕は力こぶをつくるときの形にして胸の前で構える。
(3)上体を腰からひねり、横を向く。
(4)両腕を伸ばし、足元にペットボトルを近づける。
(5)(4)と同時に、ゆっくりひざを曲げ、腰を落とす。
(6)ゆっくりと元に戻る。
(1)~(6)を左右交互に10回ずつ、計20回繰り返します。
(5)のとき、ひざがつま先より前に出てしまわないように注意してくださいね。ひざに負担がかかり痛めやすくなります。
このトレーニングでは、わき腹だけでなく、太もも全体の筋肉も鍛えられるので、一石三鳥。ウエスト、太もも、おしりまでシェイプアップしてくれますよ。
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いかがでしたでしょうか?
運動習慣がない方は、毎日ちょっとずつ行うだけでも、変化が出てくると思いますよ。3つのトレーニングを組み合わせて、続けてみてくださいね。