あなたは“節約”の意味を本当に理解しているでしょうか? 節約とは、“無駄を省いた賢い生活術”であって、やみくもに出費を削る単なるケチとは大違いです。

この両者を混同したまま“ケチ”のほうに流れてしまうと。心まで貧しくなり人間関係を台無しにするなど大きな代償を払うことになるでしょう。

そこで当記事では、節約アドバイザー・丸山晴美さんの著書『節約の作法 年100万円必ず貯める55の知恵』をもとに、ケチな人にありがちな危険な口グセ7種をお届けしたいと思います。あなた自身、または身近な人に当てはまるものはありませんか?

 

■1:「~してもらって当たり前」

「あなたのものは私のもの、私のものは私のもの」というジャイアン思考で、他人から労力や財物を提供してもらっても当たり前ヅラ。

「してもらって当たり前」とはっきり口に出さなくても、いつも「ありがとう、助かるわ~」という口先のお礼だけで、お返し一切なしではケチケチ根性がミエミエです。

 

■2:「あ、財布忘れた」

誰しも1度くらい“うっかり”はあるでしょう。ただ、もし粗相をしてしまったら、次に会ったときにきっちり立替分を返すのが人として当然。

「財布忘れた」が度重なったり、立て替えてもらったのに知らん顔したりするのは、天然ボケではなく確信犯といって差し支えないでしょう。

 

■3:「いいなぁ~」

人のモノを見ると、やたら物欲しそうにする。さらに、「あなたは余裕があっていいよね。私なんて……」と同情を誘うような発言。

これは一見、相手を立てているようにも思えますが、「あなたのほうが恵まれているんだから、私にいろいろしてくれて当然」という、“クレクレちゃん”精神も見え隠れします。

 

■4:「ちょっとちょうだい」

外食時に同席した人の皿をのぞきこみ、「ちょっとちょうだい」。上の「いいなぁ~」との合わせ技もあります。

しかも、“味見”と称して、ごっそりいいところを持っていくので意地汚いことこの上ありません。

 

■5:「ついでにお願い」

車で幼稚園に向かおうとしているママ友をつかまえて「ついでに乗せてって」。誰かが旅行に出かけると聞くと「ついでに○○買ってきて」。とにかく他人の動きに便乗して、自分の欲得を満たそうとするケチケチ発言です。

 

■6:「困ったときはお互いさま」

このフレーズは本来、助けた側が「気にしないで」という意図で相手にかけるもの。それなのに、他者から何かしてもらっておいて「お互いさま」と言っちゃう人って……。

他人の善意にかこつけて自分が旨みを吸うばかりで、全然「お互いさま」の関係になっていません。

 

■7:「バレなきゃいいでしょ」

ドリンクバーのティーバッグ、数量制限のある試供品、ホテルの備品等、とにかくタダでもらえそうなものはごっそりと持ち帰る。もはやケチを通り越して、“泥棒”の域に達しています。我が子の前でも平気でやるので、教育上も非常に問題アリです。

 

以上、ケチな人にありがちな危険な口グセ7種をお届けしましたがいかがでしたか? もし、ひとつでも心当たりがあれば、あなたの人生を貧しくする悪癖を今すぐ絶ち切りましょう。また、身近に当てはまる人がいれば、ケチケチ病に汚染されないよう、距離を置くのが身のためですよ!

んー・・・
たまに言いそうな?
言っている?
こともあるかも?
やばーーい!

ドキッとしたあなた!
要注意!かも?ですよ~