2007年01月22日

人工ダイヤ原料を加熱し発電 「体温充電」携帯も可能に

2007年01月22日08時19分

 人工ダイヤなどの原料になるありふれた物質に熱を加えると効率のよい発電ができることを、名古屋大などのグループが見つけた。工場や自動車の廃熱で発電すればエネルギー損失を大幅に減らせ、地球温暖化対策にもなるという。21日付英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に発表した。
イラスト

「人工ダイヤ発電」のしくみ

 細長い物質の一方の端を温めると、もう片端との間に温度差ができる。ビスマスや鉛など重金属では、この温度差から電力が生じる。「熱電変換」という仕組みだ。人工衛星や一部の腕時計の電源に使われるが、重金属は資源量が少なく、1000度以下の熱で溶けるため、用途が限られる。

 名古屋大の太田裕道・助教授らは、重金属に代えて、人工ダイヤの原料となるチタン酸ストロンチウムという酸化物を使った。これ自体は電気を通さないが、この酸化物と金属のニオブで、厚さが原子1個分と薄く、電気を通す層を作って間に挟むと、重金属の倍の効率で熱電変換が起きるのを見つけた。効率がいいのは、電気が極薄の層から外に漏れないためらしい。極薄の層の数を増やすと、さらに効率が上がるのもわかった。

 2000度でも溶けず、自動車のエンジンや工場から出る700度以上の廃熱を利用して発電できる。発電効率がよいため、体温で充電する携帯電話などへの応用もできそうだ。熱電変換と逆に、電気を通すと冷える性質もあり、携帯型の冷蔵庫などへの応用も期待できる。重金属のような毒性はなく、ストロンチウムの資源量はビスマスの約1000倍とされる。

 極薄の層を挟む微細な加工はコンピューターの半導体素子を作る技術を活用でき、大型化のめどもつきそう。製造法の特許を出願中だ。

  
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2007年01月08日

暗黒物質を初観測、ナゾの質量分布特定…日米欧チーム

http://ca.c.yimg.jp/news/20070108092723/img.news.yahoo.co.jp/images/20070108/jijp/20070108-04939093-jijp-soci-view-001.jpg

 宇宙の成り立ちを説明するのに欠かせない「暗黒物質」(ダークマター)という目には見えない物質の姿を、日米欧の国際チームがハワイのすばる望遠鏡などを使って、世界で初めて立体的にとらえることに成功した。

 暗黒物質は天文学の長年の謎で、今回の観測は宇宙誕生にかかわる仮説を裏付ける決定的な証拠となる。成果は、8日の英科学誌「ネイチャー」(電子版)で発表する。

 銀河は宇宙空間に一様に分布せず、無数の泡を形作るように散らばっている。

 この「泡構造」がなぜできたのかを説明するには、観測から推定した銀河の総質量では足らず、その質量を補完するために仮想的な物質として提唱されたのが、暗黒物質。膨大な質量(重力)で銀河を集めると考えられたが、光や電磁波を発しないため、直接観測はできなかった。

 

  
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2006年12月05日

小惑星探査機「はやぶさ」、地球帰還準備が本格化

 昨年11月に地球から約3億キロ離れた小惑星イトカワへの離着陸に成功した宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が、今月から地球帰還に向けた準備を本格的に始める。化学エンジンやバッテリーに故障を抱え、準備作業には通信途絶や爆発の危険が伴う。一辺1.5メートルほどの小さな機体が厳しい状況を乗り越え、地球へ向かう針路を目指そうとしている。
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はやぶさの現在位置

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小惑星探査機はやぶさのイメージ図=宇宙機構提供

 宇宙機構によると、はやぶさは現在イトカワから離れ、太陽を回る軌道を飛行中だ。地球からは月までの距離の300倍近い約1億1000万キロ離れており、通信にはまだ片道6分以上かかる。

 イトカワへの離着陸に成功後、姿勢制御に使っていた化学エンジンの燃料漏れが発生。通信が一時途絶え、宇宙機構は帰還予定を当初の07年6月から、10年6月に延期せざるを得なかった。

 今春に通信が回復してからも11月ごろまでは太陽から遠く、太陽電池の発電量が減ったため「運用を通信など最小限にし、ひたすら耐えた」と宇宙機構の國中均教授。

 最近ようやく地球に近づき、通信も常につながるようになったので、帰還準備を本格化することになった。来年3月ごろには長距離航行用のイオンエンジンを本格的に噴射し、地球へ向かう軌道に入る予定だ。「最悪の状況を脱し、運用チームにも活気がある」と國中教授は言う。

 だが、これからも難関が待ち受ける。

 漏れた燃料を気化させて機外に追い出すため、今月中に機体をヒーターで温める方針だが、予想以上に噴き出せば姿勢が乱れ、通信が再び途絶える恐れがある。

 イトカワで採取した岩石が入ったカプセルのふたを閉じる1月の作業では、昨年末に破損し発火の恐れがあるバッテリーを使うしかない。

 はやぶさは、これまで様々な苦境を涙ぐましい創意工夫で乗り越えてきた。姿勢制御にイオンエンジンを使ったり、その推進剤を節約するため、太陽電池パネルが受ける太陽光の圧力を利用したり、といった具合だ。

 プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「楽観はしていないが、最大限の努力をし、何としても地球に帰還させたい」と言っている。

  
Posted by kff03467 at 18:45TrackBack(0)宇宙

2006年11月17日

六ヶ所村工場でMOX製品の生産開始

 日本原燃は16日、最終試運転中の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)で、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)の粉末が精製されたと発表した。

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 国内唯一の商業用施設である同工場で、プルトニウムが生産されたのは初めて。工場は来年8月にも本格稼働する予定。

 原燃によると、同工場では16日、MOXの粉末を約12キロ・グラムずつ、アルミニウム合金製の缶に詰めて製品化する作業を開始した。生産工程は、国際原子力機関(IAEA)の査察官約30人が24時間態勢で監視。製品は密封後、同工場敷地内の貯蔵施設で保管される。

2006年11月17日1時7分  読売新聞)
  
Posted by kff03467 at 18:17TrackBack(0)材料・工法

超新星爆発、加速する電子を観測…NASA

フォトニュース 写真の拡大
エックス線天文衛星がとらえた超新星の残骸の画像=NASA提供

 【ワシントン=増満浩志】年老いた星が大爆発を起こした後の残骸(ざんがい)の周囲で猛烈に加速しながら電子が飛び散る現象を、米航空宇宙局(NASA)のエックス線天文衛星「チャンドラ」がとらえた。

 観測したのは、地球から約1万光年離れている超新星の残骸「カシオペアA」。電子が加速される時に発生する特有のエックス線(青い部分)と、残骸などからのエックス線(赤や緑の部分)とを区別し、画像化した。

 地球へ降り注ぐ宇宙線には、極めて高エネルギーの粒子が含まれている。その起源の一つとして、星の大爆発の際に発生した衝撃波によるエネルギーが考えられていたが、今回の観測でそれが裏付けられた。

2006年11月16日13時14分  読売新聞)
  
Posted by kff03467 at 18:16TrackBack(0)宇宙

2006年09月02日

細菌が回すモーター、超小型ロボット動力などに活用

 細菌を“駆動力”に使う微小なモーターの開発に、産業技術総合研究所、大阪市立大などのチームが成功した。

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 微生物と無機材料を組み合わせた人工モーターの開発は初めてで、研究が進めば、埋め込み型医療機器や超小型ロボットなどのモーターとして活用できるという。米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 動物細胞などに張り付いたまま滑るように動く細菌マイコプラズマ・モービレ(体長約1マイクロ・メートル)(マイクロは100万分の1)を活用。この細菌の表面にビタミンの一種を人工的に付け、ガラス製の回転体(直径20マイクロ・メートル)の一部にくっつけた。回転体にはたんぱく質が塗ってあり、これがビタミンと結合。実験では細菌を円形の溝に沿って動くように誘導した。

 細菌のエネルギー源として糖類を与えたところ、1分間に2〜4回回転した。

 産総研で研究した平塚祐一・東京大特任助手は「細菌は培養すれば数を増やすことができ、生物なので自己修復能力もある。回転力は微小電子機械システムのモーターより落ちるが、回転体にくっつく細菌の数を増やせば理論的にはパワーが上がる」と話している。

2006年9月2日13時14分  読売新聞)
  
Posted by kff03467 at 13:52TrackBack(0)物理

2006年08月03日

高さ1.5メートルの「ガンダム」キット、35万円

 バンダイは8月3日、ガンダムの大型組み立てキット「HYPER HYBRID MODEL 1/12 RX-78-2 GUNDAM」を12月16日に発売すると発表した。組み立てると高さ1.5メートルになる破格のキットで、価格も35万円(税込み)。20〜40代の男性がターゲットだ。

photo (c)創通エージェンシー・サンライズ

 初代ガンダムを12分の1スケール・約260パーツで再現した。全14カ所の可動部の内部に金属パーツを入れることで多彩なポージングが可能になっているほか、専用リモコンで頭部のバルカン砲などを発光させたり、機動音などの効果音も内蔵している。

 大型キットは、5年前に発売した「ザク」(MS-06S)に続く第2弾。ザクは20万7900円という価格ながら、20〜40代の男性を中心に約1500体を販売した。

  
Posted by kff03467 at 17:50TrackBack(0)ロボット

2006年08月01日

改札通るだけで発電

JR東日本実験


JR東日本本社玄関での改札口発電=東京都渋谷区で

 乗客が改札口を通るだけで発電する−。JR東日本(東京都渋谷区)は本社玄関で「改札口発電」の実証試験を進めている。環境に優しい「エコステーション」研究の一環。来訪者が床に埋め込んだ素子を踏むたびに発電される仕組みで、将来は駅の電力の一部を床発電でまかなえる可能性があるという。

 同社研究開発センターによると、圧力や振動によって発電する圧電素子モジュールを駅改札口の床に埋め込み、高効率蓄電システムと組み合わせれば、利用者が素子を踏むエネルギーで電気が発生。利用者が多い駅なら比較的大きな電力を蓄積可能で、駅で補助的に使うクリーンな電力を供給できる。

 実験では、本社への来訪者が四階受付の改札ゲートを通過するたびに、左側のランプが点灯して発電量を知らせる。強く踏むと発電量も大きくなるという。

 実験システムは慶応大との共同開発。同センターは「配線工事が要らない独立電源としての利用や、改札口での流動量測定への応用も考えられる」と話している。実験は八月十一日まで。

  
Posted by kff03467 at 08:07TrackBack(0)材料・工法

2006年07月08日

1万4800円のロボット自作素材セット発売

ロボット
ハードウェアハック
Index

x-AC曰く、"Impress Robot Watchの記事によると、大阪は日本橋に本社を構える共立電子産業株式会社が、1万4800円の2足歩行ロボットキット「プチロボ」(編注:Flash、音に注意)を発売するそうだ。このロボットキットには決まった完成型がなく、骨格となるサーボの支持具などは付属しないため、購入者が自由に骨格素材を選んでデザインし、自由にロボット工作をすることができるようになっているのが特長のようだ。そろそろ夏休みも目前だし価格も手ごろということで、自由研究用には面白そうに思えるがどうだろうか?"

  
Posted by kff03467 at 10:37TrackBack(0)ロボット

2006年06月01日

探査機:「はやぶさ」のイオンエンジン起動試験に成功

 小惑星「イトカワ」の岩石採取を試みた探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、イオンエンジンの起動試験に成功したと発表した。加速は良好で、順調にいけば年明けにイオンエンジンを起動させ地球に向けて出発。2010年6月の帰還を目指すという。

 四つのイオンエンジンのうち二つのエンジンで試験を実施。JAXAの川口淳一郎・宇宙科学研究本部教授は「エンジンが2台あれば帰りの飛行は可能だ」と話している。

毎日新聞 2006年5月31日 19時07分

  
Posted by kff03467 at 08:55TrackBack(0)宇宙

2006年05月04日

韓国初の人間型ロボット登場 日本に次ぎ2番目

 まるで本物の人間のような人間型ロボットが韓国で初めて登場した。

 身長160センチ、体重50キログラムなど、韓国の平均的な女性の姿をしており、「エバー1(EveR-1)」という名前が付けられたこの人間型ロボットは、上半身全体を具現した世界で2番目のロボットだ。

 「エバー1」は産業資源部の丁世均(チョン・セギュン)長官らが参加する中、こどもの日を記念し、4日午後、ソウル教育文化会館で行われた発表会で電撃的に公開された。

 韓国生産技術研究院のペク・ムンホン博士チームが1年余の作業の末完成させた「エバー1」は、35の超小型電気モーターを使用、上半身を自由に動かすことができ、感情表現まで可能なロボットだ。

 上半身全体を具現した人造人間ロボットは日本の「アクトロイド」に続く世界2番目のもので、下半身はマネキンで作られている。顔や腕など皮膚はシリコンを使用し、人間の肌と同じ感触であるのが特徴。

 また、相手の顔を認識し、視線を合わせることが可能で、喜怒哀楽の表情や行動を再現しただけでなく、声と唇を同時に動かし、400単語の範囲内の文章を認識、人間と簡単な対話もできる。

朝鮮日報

  
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2006年04月13日

模擬宇宙でアルミ溶接に成功 高松高専教授

 宇宙ステーションや有人惑星探査機の修復などで将来は必要になるとみられる無重力、真空でのアルミニウム溶接の実験に高松工業高専(高松市)の吹田義一教授が成功した。航空機の落下で無重力状態をつくり、機内の真空の箱の中で溶接した。高専発の技術に宇宙航空研究開発機構(JAXA)も関心を示している。

 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟を担当するJAXAによると、ISSは溶接を使った建設計画はないが、完成後に隕石(いんせき)などの衝突で損傷し、溶接で修復しなければならないケースはありうるという。

 地上では、放電による高熱で金属を溶かすアーク溶接という溶接法が代表的だ。しかし、宇宙空間では放電が難しく、溶接も困難だった。

 吹田教授は放電に使う電極に穴を開け、溶接部に向けてアルゴンガスを噴射する方法を考案、98年にステンレスの溶接実験に成功した。ISSに多用されるアルミニウムは、表面に酸化膜ができて溶接できなかったが、放電を断続的にし、その衝撃で酸化膜を粉砕することを考えた。

 実験では、日本海上空でエンジンを止めて自由落下する航空機内で約20秒間、無重力、真空の「模擬宇宙環境」をつくり、直径3センチの二つのアルミ管溶接に成功。金属の飛散はなく、地上の溶接と同じ強度が確かめられたという。

 旧ソ連は80年代、電子ビームを使った宇宙での溶接実験に取り組み、米も97年に宇宙での実験を計画したが、有害なX線が発生し、溶けた金属の飛散で宇宙服を破損する危険性もあるとして中断している。

 

写真

溶接に成功したアルミ管(左)と従来の方法で溶接したアルミ管=高松市の高松高専で

 

  
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2006年04月09日

しなやかに歩く「モンローウオ−ク・ロボ」

京都大学発のベンチャー企業「ロボ・ガレージ」(京都市左京区、高橋智隆代表)が7日、女性のボディーラインやしなやかな動きを再現した2足歩行ロボット「FT」を開発したと発表した。モーターや電子部品を小型化し、細身のスペースに搭載。プロのファッションモデルの動きを分析してプログラムしたといい、優雅な“モンローウオーク”を披露した。
<P> FTは「Female Type」の頭文字で、高さ35センチメートル、重さ800グラム。プラスチックとカーボンファイバー製のほっそりした体形に加え、「関節」にあたる可動部分は23カ所あり、背筋を伸ばして腰を振って歩いたり、ターンもできる。
<P> 2足歩行ロボットは安定性の問題から、重心を下方に置く必要があったが、高橋代表は「従来の『ずんぐりむっくり型』を脱するため、1年以上かけて技術的な問題をクリアした」という。


「ロボ・ガレージ」が開発した女性型ロボット「FT」と高橋智隆代表=7日午後、京都市左京区  
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2006年03月05日

ロボットラバが開発される

ロボ騎兵隊とロボ山賊にも乗ってほしい部門より.
ロボット
Index

oddmake曰く、"gizmag記事より、MITからスピンオフしたベンチャー企業Boston Dynamics,Incは、120ポンド(約54.4kg)の荷物を運び、様々な地形を踏破する能力をもった非常に進歩したロボットBigDog動画を公開した。DARPAがスポンサーとなって開発されたこのロボットは、元は前線の兵士に銃弾や糧食や補給品を運ぶために開発されたというが、いずれはエンターテイメント用途や車椅子の代替に応用できないかと期待させるものがある。"

リンク先の解説によると、全長1m・高さ70cmで大型犬か小さなラバぐらい、重量は75kg、動力はガソリンエンジンを使い、油圧式アクチュエーターで足を動かすとのこと。速度は、時速に換算すると約5.3km/h。荷物を搭載したまま35度の勾配を登ることもできるそうだ。
また動画では、小型ガソリンエンジンの甲高い音を発しながら歩行するBigDogの様子を見ることが出来る。横から足で蹴られても転倒しなかったり、水たまりや雪や砂利などの悪路を歩行できることが伺える。
  
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2006年03月03日

<日立製作所>夢の循環型エレベーター、世界初の実験成功

 日立製作所は2日、夢の技術とされてきた「循環型エレベーター」の実証実験に世界で初めて成功したと発表した。2列の昇降スペースを天井部と底部でつなぎ、最大8台の乗りかごが循環運転する。乗りかごは頻繁に到着するため、1列1台の乗りかごがそれぞれ上下していた従来型に比べ2.5倍の輸送力を確保できるという。同じ輸送力なら従来の3分の2のスペースですむ。
 高層ビルが増え、エレベーターの輸送力増強や待ち時間短縮のニーズが高まっている。これまで各メーカーは、高速化や乗りかごを2階建てにする「ダブルデッキ方式」で対応してきたが、高速化には限界があり、ダブルデッキ方式も、片方のかごの乗降時に他方も停止しなければならないというムダがあった。
 循環型は以前から究極の解決策と見られてきたが、乗りかごを独立して動かす技術開発が壁になっていた。電磁石で浮かせて自走する「リニアモーター」方式が考案されたこともあるが、電力消費量が膨大で経済性に難があり、停電時の安全確保が未解決だった。
 日立の新技術は、20階建て、乗りかご8台を想定して開発、それ以上の構想の場合は、複数重ねる。従来型と同様にロープを使うのが特徴で、上下を固定するのでなく、4組のロープを輪にして回す。各組に対角線の位置に2台の乗りかごを設置し、各組を独立して運転させ、計8台を循環させる。同一組の2台は同時に動くので、一方のかごが停止したら対のかごも停止するが、循環するのでダブルデッキ方式より効率的に運転できる。
 高さ4メートルの模型での動作実験に成功した。かご同士が衝突しない制御システムの実証や、循環式を想定していない建築基準法の改正が必要になるため、販売時期は未定。日立は「実用化に向けた環境整備を急ぎたい」と話している。【  
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2006年03月01日

新空港案内はメーテルロボ 北九州PR 言葉は「1500通り」

 九州工業大(北九州市戸畑区)と同市の産学官でつくる北九州産業学術推進機構(同市若松区)は、人気漫画「銀河鉄道999」のキャラクター「メーテル」をデザインした新北九州空港の案内ロボットを開発、二十八日、同市役所で完成発表会を開いた。

 メーテルの生みの親である同市出身の漫画家松本零士さんが監修し、テレビアニメでメーテル役を演じた声優が音声吹き込みを担当。千五百通りの会話が可能で、十六日に開港する新空港の利用客を楽しくもてなす。

 ロボットは高さ一七〇センチで、漫画同様に腰まで金髪が伸び、黒のコートに毛皮の帽子を着用。「持ち場」は新空港一階ロビーの観光総合案内で、空港内の施設や北九州市の観光スポットについての想定される質問を認識し、音声で応答する。

 電波時計も内蔵。「博多に行きたい」と話し掛けると「一番早いのは小倉から新幹線を利用する方法です」「小倉駅行きの次のバスは2番乗り場から○時○分発です」と応じる。想定外の質問には「ごめんなさい、聞き取れません」と困惑の声で謝り、ロボット横のパソコン画面に、答えられる質問項目が示される。

 小型カメラが質問者の動きをとらえ、体を左右に向けたり、首や腕を動かしたりもする。

 昨年五月から製作にかかり、開発費は約千万円。将来は英語や韓国語などにも対応できるよう研究を進めるという。

 松本さんは「メーテルの誕生地は北九州。私にとっては娘のようなもので、北九州で活躍してくれるのはとてもうれしい」とコメントしている。

  
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2006年02月28日

各務原市でロボット市民第一号が誕生

 「ボクカカミガハラ・カカロ」
    ロボット市職員が登場

 「ボクハ カカミガハラ・カカロです」。各務原市役所の総合受付で、来庁者の質問に答える案内ロボットがお目見えした。住民登録を済ませた同市第一号のロボット市民で、ロボット市職員として受け付け業務の補助を担当する。
 同市内の企業の技術力を示すため、2004(平成16)年7月に、8団体20人のメンバーで「市受付案内ロボット研究会」を発足。「子どもに受けるかわいらしいロボット」をコンセプトにデザインや動作、会話内容など決め、昨年8月から製作を進め、完成させた。製作費は約8百万円。
 名前は「各務原カカロ」と命名。身長は67センチ、体重10キロで、性別は男性。23日に市役所所在地の同市那加桜町1ノ69に住民登録された。
 約350のキーワードを理解し、「住民票」という問い掛けには「市民課」、「市民税」には「税務課」というようにジェスチャーを交えて行き先を案内するようにプログラミングされている。手話で「こんにちは」とあいさつもする。
 辞令交付式で、森真市長から総合受付勤務の辞令を受けたカカロは「イッショウケンメイ ガンバリマス」と決意表明した。
 

  
Posted by kff03467 at 23:21TrackBack(0)ロボット

「もち肌」ロボット、理研が開発 繊細な仕事ぶり期待

 柔らかい「皮膚」をもつ自律型の生活支援ロボット「リー・マン」の開発を、理化学研究所バイオ・ミメティックコントロール研究センター(名古屋市)が進めている。介護現場に導入された場合、柔らかい両腕と胸で被介護者を抱き上げるなど、現在のロボットにはできない繊細な仕事ぶりが期待できるという。

 ロボットは体長158センチ、重さ約100キロ。車輪付きの台座に人間型の上半身が乗っている。顔や胸などほぼ全体が厚さ約5ミリのシリコーン素材で覆われて、指で押すと軽くへこむモチモチとした手触り。シリコーンの下には計320個の圧力センサーが内蔵され、人と触れ合う際の力加減が調整できる。研究チームの羅志偉(らしい)チームリーダーは「早ければ5年後に実用化したい」と話している。


写真

触感が人肌のようにしっとりしているロボット「リー・マン」=27日午後、名古屋市守山区のバイオ・ミメティックコントロール研究センターで

写真

触感が人の肌のようにしっとりしているロボット「リー・マン」=27日午後、名古屋市守山区のバイオ・ミメティックコントロール研究センターで

  
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2006年02月21日

MITの学生が「空飛ぶ自動車」開発に挑戦へ

 マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生が2006年夏に、これまで何十年にもわたって人々を惹きつけてきたあるアイデアの実現に挑戦する。そのアイデアとは、空飛ぶ自動車だ。

 「Lemelson-MIT Student Prize」という賞を受賞したCarl Dietrichと、MITの航空宇宙工学科の学生らがつくったTerrafugiaという新興企業が、「Transition Personal Air Vehicle」と彼らが呼んでいる、折りたたみ可能な翼のついたSUVを、2006年7月末にウィスコンシン州オシュコシュで開催予定の「EAA AirVenture Conference」で発表する計画を進めている。

 この空飛ぶSUVは、100〜500マイル(約160〜800キロメートル)の飛行が可能となるように設計されている。このSUVは、乗員2人と荷物、それにプレミアム無鉛ガソリンを入れたタンク1つを運ぶことができ、また(重心を微調整するための)電気計算機、エアバッグ、空力抵抗を考慮したバンパー、そしてGPS(全地球測位システム)ナビゲーション装置が搭載されることになる。

 Terrafugiaは、最終的にTransitionが軽飛行機のライセンスで運転できる乗り物として認可されることを期待している。

 プロトタイプはまだ存在していないが、同社はLemelson-MIT Student Prizeの賞金3万ドルを使って、オシュコシュで開催されるイベントで披露するものを作る予定だ。同社によれば、完全な形のプロトタイプは遅くとも2008年までに登場し、また2009年か2010年までには実際に試運転にこぎ着ける可能性があるという。

 ここ数年、空は起業家や研究者にとって新たなフロンティアとなっている。「X Prize」(高度100キロまでの飛行を2週間以内に2度達成した最初の民間ベンチャーに、1000万ドルの賞金が与えられるというコンテスト)に挑戦したRichard Bransonや他の起業家らは、宇宙観光事業を検討し始めた。一方、PayPalの創業者Elon Muskは、人工衛星を軌道に乗せるためのロケットを打ち上げるSpaceXという民間会社を興した。また類似のベンチャーとしては、より潤沢な資金を集めたSea Launchという会社もある。さらにスタンフォード大学では自力で人工衛星をつくる方法を教える授業もある。

 また、短距離のフライトやそのための飛行機を提供する新興会社も多数設立されている。Citrixの創立者Ed IacobucciはDayJetを興し、現在、地方のハブ間をオンデマンドで飛行するためにEclipse(6人乗りの小型ジェット機)を購入することを計画している。また、People Airlinesの創業者も、小型軽量のEclipseを利用する同様の企業を始めている(Eclipseの資金提供者のなかにはMicrosoft会長のBill Gatesもいる)

 さらに、日曜大工派の冒険家、Elwood "Woody" Norrisは「AirScooter」という自家用ヘリコプターを開発しており、スタンフォード大学の大学院生らもリクリエーション目的の飛行機を開発する謎の新興企業を立ち上げたと、この計画に詳しい情報筋が述べていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  
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2006年02月03日

三菱重工が、サンダーバードのスーパーメカや基地一式を受注したら……

 三菱重工業は、来春卒業予定の大学生・大学院生を対象とした独自の就職イベント「MHI Jobcon 2006」を、15(水)、16(木)の両日午前10時から午後6時まで品川三菱ビル(東京都港区港南2−16−4)で開催する。当社の幅広い事業内容と企業文化をよりよく知ってもらうのが目的。テレビでお馴染みの外国ドラマシリーズ「サンダーバード」を題材に、ビッグプロジェクトの受注から完成までを迫力ある映像で“体験”してもらうイベントのほか、当社の企業紹介、事業内容の説明、面接講座などが行われる。当社のJobconは今年で5回目。


==キャプション==
宇宙へ向かうサンダーバード3号とH-Aロケット
 イベントの目玉となる「三菱重工・サンダーバード・プロジェクト」は、同ドラマの日本での版権を持つ東北新社(東京都港区、社長:林田洋氏)の協力を得て行う。先進の科学技術で世界を駆け巡る国際救助隊・サンダーバードからスーパーメカや基地一式を当社が受注したという設定で、完成に至るまでの業務フローをシミュレーションしつつ、陸、海、空から宇宙までをカバーする当社事業領域の広さと業務の魅力を理解してもらうオリジナル・ストーリーになっている。

 ブース会場では、船舶・海洋、原動機、航空宇宙、工作機械など当社の各事業本部、事業部、事業所、研究所、主要関連会社など合わせて35のブースが開設される。
 当社の技術系採用では、学生が配属を希望する部門を事前に登録したうえで採用試験を受け、合格すれば原則としてその部門への初任配属が決まる「配属予約採用制」を導入している。学生たちは各ブースで開発・設計などの最前線で活躍する若手エンジニアから直接それぞれの仕事の詳細や醍醐味を聞くことができ、配属先を選択する際の参考にすることができる。

 「MHI Jobcon 2006」への参加には、当社ホームページからの申し込みが必要。当社ホームページのアドレスは、http://www.mhi.co.jp/

 なお、東京地区での開催に引き続き、同様のイベントを、仙台、札幌、名古屋、大阪、福岡でも開催する。スケジュールは以下の通り。ただし、技術系と文科系両方の大学生・大学院生が対象となるのは、東京と大阪の2会場のみで、他の地区での催しは技術系のみが対象となる。

  
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