探査機カプセル空中捕獲へ 活劇映画並みの回収計画
【ワシントン5日共同】太陽から宇宙空間にふき出す太陽風の粒子を収めた米航空宇宙局(NASA)の探査機ジェネシスのカプセルが8日、地球に帰ってくる。
宇宙からの試料回収はアポロ宇宙船による「月の石」以来となる。NASAは大切な試料が地上への衝突で傷むのを防ぐため、上空に待機させたヘリコプターでカプセルをキャッチするアクション映画並みの回収法を採用する。
ジェネシスは2001年8月に打ち上げられ、今年4月まで宇宙空間で太陽風の粒子を直径約1・5メートルのカプセルに集めてきた。何年もかけて集まった量はたったの20マイクログラム。塩で言えば数粒分で、いかに貴重な試料かが分かる。
(共同通信) - 9月5日14時51分更新
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