2005年09月

2005年09月19日

マーケティングの視点 - 紙オムツを買うのはお母さん

■息子は現在保育園に通っています。そこでお母さん同士の情報交換があるようなのですが、嫁からおもしろい話を聞いたのでアップしたいと思います。題して、「紙オムツメーカーのマーケティング戦略」

■最近は、乳幼児がいるほとんどの家庭で紙オムツを使っていると思いますが、わが家も例外ではなく100%紙オムツです。布オムツの方が赤ちゃんのためにはいいのですが、とても手間暇かかって大変なのでしかたありません。

■この紙オムツ、スーパーや赤ちゃん用品店などで大量に買ってきます。1回限りの使い捨てなので、1円でも安く手に入れたいがためです。おそらく、紙オムツを使う多くの家庭が同じだと思われます。

■嫁が言うには、お母さんの情報交換で、その紙オムツにプリントされているキャラクターのことが話題になったそうです。「トイストーリーの柄が良かった」「○○の柄のを買い逃した」「女の子用の○○姫の柄はかわいい」「かわいくない」などなど・・・

■世のお母さん方はそんなことに興味があるのかと、目からうろこでした。わが家では、私も嫁も紙オムツの柄など気にとめたこともありませんでした。むしろ、キャラクターのライセンス料がもったいないから、プリントを止めてほしいとすら感じていました。

■しかし一般のお母さん方にとって、紙オムツの柄は購入するときのチェックポイントに入っているようです。そうなると、メーカーはそこで差別化をせざるをえません。重要なマーケティング戦略になるんだろうと思われます。

■たった1回、おしっこしたり、うんちしたら捨てるモノでもデザインは大事なんだな〜と、しみじみと感心しました。これは紙オムツに限らず、乳幼児から子供向けの商品はすべてあてはまると思います。なぜなら、選択するのはお母さんだからです。

kfkman at 00:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!子育て 

2005年09月18日

最近の運用状況と今回の衆院選について

■ひさしぶりに、最近の資産運用状況をアップしたいと思います。まずは個別株式ですが、イマイチな結果です。ANA現物を2枚ホールド中ですが、かろうじてプラスです。ANAは長期&優待で堅実に稼いでくれる、安定した投資先です。

■今年は6月に株主総会へ出席しました。業績好調のためか、とても和やかで、社長はじめ役員も余裕ぶっこいてました。あのときはまさかここまで原油価格が上がるとは予想してなかったでしょう。今後の不安要因であります。

■次に投資信託。国内株式型の日経225ノーロードオープンは、ここ最近の日経平均の上昇に伴い堅調に推移しています。なんといっても手数料がタダですから、効率がいい。今はエグジット(いつ売却するか)の見極めをするところでしょうか。

■海外株式型のHSBCチャイナオープンとインドオープンは、すばらしいです!特にインドオープンは今年に入ってからの上昇率40%以上です。もし、昨年末に100万円投資してたら、140万(税・手数料込み)になってるわけです。かつての日本の高度成長ってこんな感じだったんでしょうか?

■あとは国債や公社債投信です。あえていうこともありませんが、ハナクソ程度の利がついてますね。これが良いのか悪いのか、いまだよく分かりませんが、とりあえず放っておきます。

■さて、先日の衆院選では小泉首相率いる自民党が歴史的な大勝利を収めました。評論家やゴシップ誌はいろいろ言ってますが、私はやはり、国民が変化を求めたことによる結果であると思います。

■ある評論家が「今回は相当な民主党支持者が自民党に入れたのではないか」と言ってましたが、何をかくそう私もその一人です。厳密には民主党支持ではなくて、いわゆる無党派層の人間ですが、今回は他の多くの有権者と同じく自民に入れてしまいました。

■今の若い人たち(有権者の中で相対的に)は、閉塞感でいっぱいです。年金、税制、育児、なにをとっても現在のツケを将来押しつけられることが分かっているからです。リセットボタンを押せるなら押したい、そんな人が多いことでしょう。そしてそういう人々が今回は自民になだれをうって入れたのだと思います。

■郵政民営化はとても高く厚い壁でした。個人的には、なぜ郵便・郵貯・簡保が国営事業でなければならないのか、本気で理解できません。莫大な金を集めてろくでもない事業にガンガン投資するのは、公務員の仕事や天下りを増やすためですよね。郵貯の中身って、実は不良債権しか残ってなかったりして。

■税金が優遇されてるのも、実質的には国民の税金を投入してるのと同じことです。それで民間企業と競争って、はなからハンディありまくりなんですが。というより、民間企業と同じマーケットを争う状態になった時点で、国営事業である必要性がなくなっているんです。

■すみません、ちょっと熱くなってしまいましたが、要するに郵政民営化をうまくやれば、公務員が減るというだけではなく、莫大な金が経済合理性に基づいて動き始めると思いますし、そこに意義があるんではないかと思います。

■郵政民営化は、これから人口が減っていく日本社会でも維持できる小さな政府を実現するための最初のアクションに過ぎず、今後さらに公務員や公共事業のスリム化をしていかねばなりません。今回の選挙は、その民意を如実に表したものであり、改革を進める小泉総理の大きな力になると信じています。まちがっても、中途半端な折れ方をしないでほしいと思います。

■願わくば、理想的な行政改革が成功し、景気が浮上して財政問題も解決に向かい、そしてマーケットにリスクマネーがなだれをうって流れ込んでくれますように。

2005年09月15日

スティーブ・ジョブズ氏のスピーチ - ハングリーであれ、馬鹿であれ

■すでに読まれた方もいらっしゃると思いますが、Apple社の創設者でありCEOのスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の2005年6月12日の卒業式で行った、祝賀スピーチをご紹介します。

■このスピーチで語られている起業家精神や常に前向きな姿勢、そして死生観は、人生をより充実したものにするためのヒントになるにちがいありません。私もたくさんの気づきがあり、語りたいところでありますが、まずはジョブズ氏のスピーチをお楽しみください。

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ジョブズの卒業祝賀スピーチ
(2005年6月12日、スタンフォード大学)
原文URL: http://slashdot.org/comments.pl?sid=152625&cid=12810404

 PART 1 BIRTH

 ありがとう。世界有数の最高学府を卒業される皆さんと、本日こうして晴れの門出に同席でき大変光栄です。実を言うと私は大学を出たことがないので、これが今までで最も大学卒業に近い経験ということになります。

 本日は皆さんに私自身の人生から得たストーリーを3つ紹介します。それだけです。どうってことないですよね、たった3つです。最初の話は、点と点を繋ぐというお話です。

 私はリード大学を半年で退学しました。が、本当にやめてしまうまで18ヶ月かそこらはまだ大学に居残って授業を聴講していました。じゃあ、なぜ辞めたんだ?ということになるんですけども、それは私が生まれる前の話に遡ります。
 私の生みの母親は若い未婚の院生で、私のことは生まれたらすぐ養子に出すと決めていました。育ての親は大卒でなくては、そう彼女は固く思い定めていたので、ある弁護士の夫婦が出産と同時に私を養子として引き取ることで手筈はすべて整っていたんですね。ところがいざ私がポンと出てしまうと最後のギリギリの土壇場になってやっぱり女の子が欲しいということになってしまった。で、養子縁組待ちのリストに名前が載っていた今の両親のところに夜も遅い時間に電話が行ったんです。「予定外の男の赤ちゃんが生まれてしまったんですけど、欲しいですか?」。彼らは「もちろん」と答えました。
 しかし、これは生みの母親も後で知ったことなんですが、二人のうち母親の方は大学なんか一度だって出ていないし父親に至っては高校もロクに出ていないわけです。そうと知った生みの母親は養子縁組の最終書類にサインを拒みました。そうして何ヶ月かが経って今の親が将来私を大学に行かせると約束したので、さすがの母親も態度を和らげた、といういきさつがありました。

               ◆◇◆
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