2008年02月15日

マーガリンと着色料

昨日のワールドビジネスサテライト(WBS)で、着色料について特集していました。

着色料とは、食品に色を付けて、見た目を良くするための食品添加物です。市販されている漬物や菓子、ジュース、惣菜など、多くの加工食品で使用されています。

着色料は、大きく分けて石油を原料とする人工着色料と、天然材料から作る天然着色料の2種類があり、いろいろな組み合わせをすることで、どんな色でも作り出すことができます。

最近の「食の安全」ブームから、消費者からは天然着色料の方が好まれるそうですが、人工着色料の方が使用量がはるかに少なくて済むようです。たとえば、福神漬けの製造では、天然着色料を使用する場合は、人工着色料の20倍の量を添加しており、原価も20倍、だけど色は人工着色料の方が鮮やかに出る、売価は同じで企業には厳しいとのことでした。

意外なところでは、コンビニ弁当のエビフライにも茶色の着色料が使われていたり、マーガリンも黄色く着色していたりするそうです。

さて、前置きが長くなりましたが・・・

ここで、”着色料を使用しない、白いマーガリン”を購入している消費者インタビューが入りました。販売業者は「大地を守る会」。小さな子どもに、そのマーガリンを塗ったパンを食べさせながら、

「子どもには、価格が高くても、安全な食品を与えたい」と。

そう、そのマーガリンは市販品よりも割高なのでした。しかし、ちょっと待った!

着色料を使用していないから安全?

マーガリンは、植物油に水素添加して硬化させた製品です。その製造工程で、トランス脂肪酸が発生します。このような人工のトランス脂肪酸を大量に摂取すると、LDLコレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めると言われています。そのため、トランス脂肪酸を多く含む製品を規制する国が増えています。

日本では、摂取量が少ないなどの理由から、規制されていません。そのため、健康を気にする人は、個人レベルでマーガリンやショートニングを避けるしか、今のところ手はないのです。

マーガリンを使った実験を聞いたことある人がいるかもしれません。マーガリンの塊を外に置いておくと、虫も寄ってこないしカビも生えない。2年経ってもそのままの状態であった。結論、”マーガリンとは、食べられる形をしたプラスチック”である。

消費者は、業者が作り出すイメージや価格戦略に惑わされることなく、本質を見ることが必要だと思いました。つまり、「怪しい添加物が入っていないから安全」なのではなく、「その製品自体がもともと安全ではない」というケースもあるということです。

とはいえ、あくまで摂取量とのバランスなので、上記の内容を知った上での購入であれば、なんら問題ないのですけど。

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kfkman at 10:14│Comments(0)TrackBack(0)clip!健康 

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