NO.566 いぬふぐり

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紅梅の散り来る畑に鍬振るう
焦点の合えば確かにいぬふぐり
風止めば確かに春よ陽の温し

NO.565 百舌

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近くで小さなスペースの畑を借りている。冬の野菜を作り楽しんでいる。友人にも献上したりして喜ばれている。少しスペースをひらげるべく石ころのところを開墾。掘り返したあとに必ず百舌が番で現れる。掘り返した土の中から現れるミミズなどが目当てらしい。人なッこくてすぐ近くまで寄ってくる。先日も掘り返した中のミミズを取って投げるとついばみに来る。すぐ足元まで寄ってきて自分で虫を捕まえる。写真はメスである。オスは用心深く近くへはよってこない。色合いはオスのほうが美しい。そろそろ繁殖の時期でもあり、卵を産まねばならない雌は、命がけで体力をつけるべく人を恐れず餌をついばみにくるのかもしれない。

NO.564 かえでの芽

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芽吹きけり山も心も丸くなる
モノトーンの山を彩るかえでの芽
鷹悠然春の夕陽に腹白し

山奥の友人宅へ出かける。途中の山は芽吹きの様子を見せていた。川の流れの岸にかえでが芽吹いていた。雑木林はまだ眠っているが、かえでは赤い芽は、モノトーンに野山の彩を添えていた。

夕方、友人の家の庭で空を見上げていたら、鷹が悠然と舞っていた。ちょうど夕陽が上空を射しており、鷹の白い腹に当たっていた。

 

 

NO.563 伊予柑

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朝市の野菜も太る春立てば
伊予柑の俳句の国から来て光る
クロッカス陽の一色を受けており

朝市の野菜も太る春立てば/古田けいじ
色々の野菜が売られている朝市にも春ともなればどれもが美味しそうに色艶良く太って並べられている事でしょうね。(佐夜子)

伊予柑の俳句の国から来て光る/古田けいじ
 俳句の国とは、四国松山辺りでしょうか。愛媛からくる伊予柑は、明るい色をしてきらきら光っていますね。伊予柑と、俳句を合わせたところ、素敵な句と思いました。(宏子)

 伊予の国、愛媛県がよく分かります。俳句の国、伊予柑がふたつ重なって、明るく楽しい俳句に組み合わさっています。(秀之)

ちょうど伊予柑の句を投句しようとして、御句に出逢いました。私は詠めませんでしたが、きっと同じ心境です。俳句の国、愛媛に育まれた実の耀きが、深くあたたかく沁み入ります。(ますみ)

伊予柑の産地愛媛を俳句と合されたことに感じ入ります。 (光子)

伊予柑と俳句。妙な取り合わせですが、愛媛つながりで半面納得。下五が素敵です (治朗)

伊予柑と俳句の国との取り合わせが面白く、素敵な句と思います。(和美)


伊予柑と俳句の取り合わせが新鮮味があり好きな句です(睦)

(特選6句)

クロッカス陽の一色を受けており/古田けいじ
日当りの良い所だけを好み朝日に咲き、夕には蕾ませる。意外と陽に敏感なクロッカスを"陽の一色を受け"と捉えた処に作者の感性があると思いました。
(泰次)

NO.562 蕗の薹

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★日当たりの斜面に探すふきのとう/古田けいじ
日当たりのよい山の斜面に、ふきのとうを探す。作者の目には、すでにふきのとうの浅緑が浮かんでいる。そのままを詠んだがよい景色である。(高橋正子)
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