2009年04月

NO.577 白牡丹

母の背に追いつきそうに進級す

日記打つそばに三本白牡丹

花冷えは火のなき土間の暖炉から

NO.576 蕨折る

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蕨折る手つきは母のまねをする
野蒜抜く土柔らかく抵抗す
野蒜食む大黒柱の黒光り

NO.575 蒲公英

木の芽風森の梢を薄みどり
蒲公英へすらり背丈の伸びし孫
蒲公英と背丈の伸びし孫を撮る

■4月20日の佳句入選
★蒲公英へすらり背丈の伸びし孫/古田敬二
タンポポの野に寝そべっているお孫さんを想像しました。私にも4歳の姪がいるのですが、寝転がった姿を見て、もうこんなに大きくなったのかと驚いたことがあります。畳の上でなくタンポポがあるところが絵になりますね。(安藤智久)

wakame

NO.574 笑う山

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笑う山にじませ静まる矢作ダム
やわらかき丸さとなりぬ芽吹き山
どの山も三河は遅き山桜

茄子苗の根付きて紫濃くなりぬ
静けさは花へ白蝶群れるとき
菜園の広さを自由に白黄蝶

今日の秀句

■4月21日
★茄子苗の根付きて紫濃くなりぬ/古田敬二
家庭菜園の茄子苗の植え付けでしょうか。水遣りの甲斐もあり、苗がやや、濃くなった様な気がすると目を細めて居られる詠者の姿が微笑ましいと思います。収穫が楽しみですね。(宮本和美)

■4月22日
★どの山も三河は遅き山桜/古田敬二
地名の入った桜の句として自然な詠みに惹かれました。中七に作者の思いが入っているようです。(河野啓一)

 

NO.573 蒲公英の絮

蒲公英の絮吹き終わる畑仕事
野に立てば句帳を過ぎる蝶の影
土撫でてほうれん草の種をまく

 

土撫でてほうれん草の種をまく/古田敬二
種を土に落ち着かせて発芽を促す為でしょうか。楽しみながらも心を込めての畑仕事の所作が想像でき、好きな句です。 光子

野に立てば句帳を過ぎる蝶の影/古田敬二
まわりはのどかな春の野の風景、その中にたたずんでその明るさを楽しんでいらっしゃる
詠者の姿が見えてきます。 有花

 

木の芽風森の梢を薄みどり/古田敬二
森を吹きぬける風が木々の梢を薄みどりに染めてゆくかのような気がする、風と木々とが一体となった自在の詠みがすばらしいと思います。
啓一

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