半夏生




庭の「半夏生草」が今年はうまく白色に変化した。
春先に芽を出し、葉を茂らせ、普通は七月初旬に葉の一部を白く「半化粧」する。
今年はどの花も例年より早い。

3年くらい前に長男の家で育てたものを鉢ごと貰ってきて世話していたが、昨年、地植えにした。
鉢の時はせいぜい数本が白くなったが今年は写真の通り。まだこれから増えることだろう。
6年位前、息子に誘われて京都の建仁寺の庭の「半夏生草」が有名ということで出かけた。
池の周りの「半夏生草」が見事だったことを思い出す。
歳時記によれば
半夏生:陽暦7月2日ころで二十四気七十二候のうちの一つ。
半夏はサトイモ科の「半夏」という花が咲くころというのでいうらしいが
半夏の花(カラスビシャク)は写真の花とは全く違う。
歳時記では「半夏生」は「夏/時候」、「半夏生草」は「夏/植物」に分類されているが
例句を見ると、「半夏生草」を「半夏生」と表現されているものもある。
ややこやしい季語である。



学名:Saururus chinensis
 花期:初夏

 “半夏生”とは太陽の黄経が 100 度になる日で,夏至から 11 日目(7 月の 2 日頃)です。植物としての“半夏生”もこの頃に花をつけるからこの名前になりました。
 別の説では,花に近い葉っぱの一部が白くなり花よりも目立つので,“半化粧”だともいわれます。
 なお,“半夏”という漢方薬がありまして,それはカラスビシャク(烏柄杓)からとれるものです。カラスビシャクが生じる頃だから季節としての“半夏生”という命名があるというものです。
 うむ。混乱しますね。

(植物園へようこそより)